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魔法少女 マジカル☆テラ子
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【あの伝説の観覧車の下で】
その頃、ヤガミこと
八神 修
は王子を連れて山の湖近くの廃墟と化した遊園地までやってきていた。
「ここまでくればひとまずは安全でしょう」
「……そうか。助かったぞ、ヤガミ」
「いえ、当然のことをしたまでです。それよりも王子、教えてください。ニャース・ベーダーは何故ここまで執拗に王子を狙うのです?」
「……」
修の質問に、ラバダットはすっと目を逸らした。
言いにくいことなのだろうか?
「……ニャース・ベーダーは僕のストーカーなんだ」
「……え?」
修は思わず「(*゚ー゚) 」みたいな顔のまま、しばらく固まってしまった。
それから修はラバダットからニャース・ベーダーとの出会いから今日に至るまでの背筋も凍るようなアレコレの話を聞かされた。
詳細は大人の事情で割愛するが、どうやらニャース・ベーダーは重度のヤンデレらしい。
「僕は女の子が大好きだ。たくさんいるテラ子はあまねくみんな僕の嫁だと思っている。だが、ニャース・ベーダーはそれが気に入らないらしい。でも、僕は――」
「わかりました。つまりベーダーはごく個人的な感情で王子を狙っているということですね」
と、修はそこで王子の言葉を遮った。もうなんだかどうでもよくなってきたのだ。
「それなら俺が王子に変身し、奴の注意を引きつけてみます。そして、その隙にほかの魔法少女達に集中砲火を浴びせてもらう」
「ま、待つのだ。それではお前の身に危険が――」
と、そのとき、一体のオクトパスが突如として彼らの前に姿を見せた。
『!?』
オクトパスは王子の姿を視界に捉えるやいなや、白濁した液体をびゅるびゅるっと迸らせる。
「王子っ、危ない!」
次の瞬間にはヤガミは王子を庇うようにして彼を押し倒していた。
刹那、ヤガミの背中に生温かくてドロっとした衝撃が走る!
「アーーーッ」
「ヤガミィイイイイイイ!?」
修とラバダットの悲痛な叫びが遊園地に木霊する。
しかし、
「……あ、いえ、王子。すみません、大丈夫です。服が溶けたでした」
修は肉体的には何らダメージを受けていなかった。
ただ彼は半裸でぬるぬる状態になっていた。
「ぶはっ……」
と、そんなヤガミの姿を見て、ラバダットが鼻血を出して倒れた。
「王子ぃいいいいいいいいいいいいッ!?」
と、今度はヤガミが喉から悲痛な声を迸らせる番だった。
さて、その少し前のこと。
同じ遊園地のはずれで。
「うーん? ありゃ? ここはどこだ? ってか、あたしは誰だ?」
酒浸 朱蘭
が静かにその目を覚ましていた。
彼女は現実世界での記憶がなかった。それどころかこちら側の世界での記憶もなかった。
『
酒浸 朱蘭
"も"魔法少女である』
「ん~?」
朱蘭はまだぼうっとする頭で、どこからともなく聞こえてきた言葉の意味を考えてみる。
「うー、わからんっ! とりあえず飲むかっ!」
朱蘭は三秒ぐらい考えてから、諦めて『飲む』ことにした。
彼女は記憶を失っていたが、自身のろっこんのことだけは執念で憶えていた。
自分がそういう特殊な『力』を持っていて、それを一種の魔法と考えるなら、さっきの声が言っていたことにもだいたい説明がつくのだった。
「うん。あたしは魔法少女。水を自在に操れる魔法少女☆アクアちゃん、それでいいじゃん!」
酒浸 朱蘭
がそう納得をした瞬間、彼女の意思に応えるように彼女の服が泡のように弾けて、チャイナドレス風の魔法少女衣装に変化した!
「おぉっ! こりゃ、いい感じだなー。でも、なんで記憶なくなっちゃったんだろうなー。なんか記憶を失う前はよく『○○の仕業か!』とか言ってた気がするんだけど……」
朱蘭は無限の水を生み出す『魔法のひょうたん』の水でつくった大きな『ひょうたん型水クッション』に腰かけながら、ぼんやりとそんなことを考えた。
と、そのとき。
「……お?」
朱蘭と空を飛ぶタコの一体と目が合った。
目と目が合ったその瞬間、
「……ひゃあっ!?」
口から妙に生々しい白い液体を吐き出してきたタコに朱蘭は慌ててクッションから飛び降りた。
「あ、あっぶないなーっ! なにすんだよーっ!?」
朱蘭は抗議の声をあげるが、もちろんタコは聞く耳など持たない。
むしろ何かスイッチが入ってしまったのか、タコはさらに本気出して白濁色の液体を連続発射してくる。
「わっ……! ちょっ……! おまっ……!?」
朱蘭は必死でそれを避ける。避けまくる。
「もー、怒ったぞ! そっちがその気なら、あたしにだって考えがあるんだからなっ! いっけぇ! 水龍!」
朱蘭は自らの魔力を思うままに迸らせた。
『!?』
刹那、水の流れが巨大な龍をかたちづくり、タコを噛み砕き――
爆発
させた。
「おおー! あたしの魔法かっけぇーー!」
と、そのとき、「アーーーッ」とどこかで誰かの絹を裂くような悲鳴が聞こえた。
「ん? よーし、このまま人助けもしちゃうぜっ!」
朱蘭はノリノリで行動を開始した。
そして。
『あ』
水龍に乗った朱蘭のはるか下の方で、鼻血を垂らした少年を半裸のドロヌル状態で押し倒す青年と目があった。
「……あー、えっと、お取り込み中?」
朱蘭はそれに気まずそうにちょっと赤い顔で目を逸らし、
「違うッ!」
と、眼下の青年――ヤガミこと
八神 修
が悲壮な声で叫んだ。
「いや、あたしはそういうのは個人の自由だと思ってるから」
「優しい顔で目を逸らすなっ! ちょっと待ってくれっ!」
全力で逃げようとする朱蘭を、修が必死に呼び戻す。
「このままでは世界が終わる。手を貸して欲くれっ!」
「え……?」
修の真剣な声と表情に、朱蘭も事態のただならさを悟った。
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担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
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恋愛
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月02日
参加申し込みの期限
2015年05月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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