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予防注射の秋
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△かかりつけの医院で
「もう予防接種の時期なんですね」
旧市街の医院へ向かう途中、制服姿の
御巫 時子
は、いつものようにろっこんで鳥とお話していた。
「まだインフルエンザはかかった事はありませんが、見かけた時とても辛そうでした。予防は大事ですよね。でもあまり注射は得意ではないので……」
『トキコにも苦手なものがあるんだね。こわいの?』
「そうですね……昔は怖かったです、痛いので。でもインフルエンザにかかると1週間ぐらい休まないといけなくなりますし、それでは尚輝先生に会えなく……なんでもありません」
小さく咳払いをして時子は頬を染めた。
「とにかく……かかりつけの医院に寄るところです。鳥さんにもインフルエンザがあるんですよね、お気をつけて……」
(先生も受けた方が良いと思うのですがどうなんでしょうか?)
今度聞いてみようか、などと思う。
鳥に別れを告げて、時子は小さな医院に入った。
時子は寝子島出身ではないが、小さい頃から夏休みに来ていてお世話になっている。
待合室には、先生の趣味である可愛い小物が並んでいる。
受付で体温計と問診票を渡され、熱を測って記入して、再び受付へ。
「お願いします……」
予約をしておいたので、あまり待たされることもなく名前を呼ばれた。
「御巫時子さん」
時子は、はい、と返事をすると診察室に入った。
「こんにちは、久しぶりね」
診察室で待っていたのは大人っぽい女医さん。
「はい、お久しぶりです……」
眼鏡で知的な風貌、白衣からはみ出す大きな胸。どこか寝子高養護教諭の鷲尾先生を思わせる。
時子が子供のころ、鷲尾先生ぐらいの年だったろうか。
「元気そうね。今日はインフルエンザの予防接種だったわね。特に体に気になることはない?」
「はい……大丈夫です。注射は苦手な方なのですが症状を軽くするためには受けないといけませんし」
ため息をつく時子。
「それじゃ、早く済ませてしまいましょうか」
まくり上げた時子の白い腕を、老看護士が手早く消毒する。
先生にその手を取られた時点で、目を逸らしてなるべく見ない様にする時子。
針が刺さる感覚と痛み、そして抜ける感覚。
「はい、おしまい」
そう言われて、時子はとてもホッとした。
星ヶ丘への帰り、時子は
二宮 風太
を見かけた。
「こんにちは、今帰りですか?」
「うん、びょういんでちゅうしゃしてきたよ」
「そうですか、私もです。予防注射はしておいた方がいいですよね。でもやっぱり慣れないです」
「おねえちゃんもうけたの?」
「ええ。風太くんも受けたんですね……。よく頑張りましたね……」
時子は微笑んで頭を撫でてあげた。
「どこか寄って帰りますか?」
「え、えーと、よりみちしちゃいけないっていわれてるから」
頭を撫でられくすぐったそうな顔をした後、風太はちょっと迷ってから言った。
「偉いですね」
時子は微笑み、途中まで一緒に帰ったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月16日
参加申し込みの期限
2015年04月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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