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秋の夜、満天の星の下で
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●ヴァイオリニスト、ふたり
遠くでたたずむ
神嶋 征一郎
の姿を見つけ、
結城 日和
は大きく手をふった。
「ごめんねー、待ったー?」
待ち合わせ場所に少し早くついていた征一郎は、ぶっきらぼうな口調で一言「べつに」と答えた。
練習の帰り道、星の瞬きだした宵の空を見て、日和は天体観測をしようと思いついた。
思い立ったが吉日。日和は、すぐさま征一郎に声をかけた。
「しかし、どうして誘うのが自分なんだ」
「だめ?」
きょとんとした瞳。こう返されると一瞬返答に詰まってしまう。
「どうして神嶋君なのか、かあ……私も実はよくわかんないんだよね」
歩く征一郎の背中には、天体望遠鏡の入ったバッグ。
自宅に戻るなり急いで持ち出してきてくれたのだろう。
「もしかして、迷惑だった?」
心配そうに顔をのぞきみる日和に、いや、と首をふる。
「星を見るのは嫌いじゃねぇから、付き合ってやらなくもねぇ……そう思っただけだ。観測の場所はここらへんでいいか?」
道すがら会話をしていたら、あっという間についてしまったらしい。
以前満月の夜に演奏会に参加した、寝子島神社の境内。
ここが今回選んだ観測ポイントだった。
砂利石をよけて地面に三脚を立て、天体望遠鏡を組み立てる。
「……ほら。これで見えるだろ」
望遠鏡のピントを合わせ、覗き口のポジションを明け渡すと、日和が嬉々として飛びついた。
「おおー。ちゃんと見える、見える」
はしゃぐ日和の前で、征一郎が星を指差し淡々と星座の名前を並べていく。
「あれがペガススの四辺形、そしてあっちのがアンドロメダ座だ。その隣が……」
征一郎の声をさえぎり、日和が声をあげる。
「あ、あの星は知ってるよ! 肉眼でぼやっとして見えるの、アンドロメダ銀河でしょ!」
背筋をのばしてつんと胸をはり、得意顔を作る。
「それぐらいは知ってて当然だ。常識も常識、一般教養の範囲だろーが」
冷静かつ容赦ないツッコミに瞬時に崩れ去る日和のドヤ顔。
「じょ、じょーしきだよね。うう……無学ですみません……」
花のしおれるようにして地面にうずくまる日和。
それを見る征一郎の表情こそ変わらなかったが、内心はそうでもないらしい。
(案外面白ぇ奴だな、こいつ)
音楽に関わらないところであまり関心を抱かぬ征一郎にしては珍しく、この少女へいくらかの関心が生まれつつあった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月13日
参加申し込みの期限
2015年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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