this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
秋の夜、満天の星の下で
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
16
つぎへ >>
●うたかたの夢
子どもの歓声で溢れかえる遊園地が夢の場所なら、その跡地はなんと言い表すべきだろう。
二度とまわることのないコーヒーカップ。
入り口の看板の錆びかかった鏡の迷宮。
もっとも純粋な時代の夢が朽ち果ててなお形を留める様は、見る者の心をゆさぶる。
そんな廃墟――寝子島イリュージョンランドをあえて夜中に訪れる者たちがいた。
「寝子島にこんな場所があったなんて……知りませんでした」
いまや荒廃しきったエントランスをくぐり、
秋ノ宮 こまち
が感想を口にする。
こまちをこの地へ招いた男――
斑鳩 遙
が、手を差し伸べる。
「どこへ行きたい? お望みの場所へ案内するよ」
そう遙が問いかけると、こまちはこう答えた。
「じゃあ、あのコーヒーカップ……あそこに座ってのんびり星を眺めたいです」
こまちにとって、遊園地は決してなじみ深い場所ではない。
幼い頃に父に連れられて訪れた以外は縁の薄かった場所。
しかしそれだけに、アトラクションの数々を見るだけでも童心に返れた気がした。
やがてカップに腰かけた二人は、動かないアトラクションの席から空を眺める。
「こうやって星を見上げるのも久々だな。あそこに見えるのは……ペガススの四辺形、か」
遙の指さす先をこまちが目で追うと、夜空に長方形の星座らしきものが見えた。
「あれが……。星、お詳しいんですか?」
「少なくとも星座の名前ぐらいは覚えているよ。アンドロメダ座は分かるかい? 四辺形のあの星からこうやって結べば、ほら――」
注いでもらったコーヒーを口にし、星と星を結び、二人は語らう。
こまちにはこの時間がただただ幸福で仕方がなかった。
膝かけ用に借りた毛布が、夜の冷気からこまちを覆い隠してくれる。
いつしか遙と過ごす時間は、こまちの心のより所となっていた。
心温まる会話の中で、こまちは遙がこう呼ぶのを聞いた気がした。
「……こまち君」
はっとして顔を上げる。
遙の表情ははっきりとはうかがえない……が、そこには普段見られない、感情がこもっているように思えた。
「遙さん……」
自ずと口から、彼の名前がこぼれる。
これは本当に、現実に起こりうることなのだろうか。夢ではなかろうか。
顔が近づき、唇にあたたかい感触が伝わるのをこまちは感じた。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
秋の夜、満天の星の下で
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月13日
参加申し込みの期限
2015年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!