this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
秋の夜、満天の星の下で
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
16
つぎへ >>
●天狗が舞う
神社の寝床のふすまが静かに開く。
水鳥 碧流
は人目をしのぶように神社の境内へとくぐり出た。
夜の神社には、人ならざる何者かがいる――九夜山の山奥にある神社で育った彼には、そんなある種の確信が芽生えていた。感じる気配は幽霊かあやかしか、祀られている神様のものだろうか。夜に境内をうろつくなと言い含められたのは、あるいはあの世に連れて行かれないためかもしれない。
寝室から、誰かが動く気配を感じた。
彼には姉がいる。心配性の姉のことだ。一人で家を抜け出したことがばれては、止めようと食い下がるか、私もついていくなんて言い出しかねない。
(……ごめんよ、姉さん)
神社の鳥居をくぐり、抜け出していった。
碧流は少し遠くのエリアを目指して山の中を駆ける。
日の落ちた山は、昼間のそれとはまったく別の顔を持つ。町の光は届かず、自然界に照らすものがあるとすれば月と星の明かりぐらいだ。
小川の水面が月の光を照らし返さなければ、どこで水に落ちるかもわからない。山中に慣れた碧流であっても、夜の山歩きは楽なものではなかった。
「さて、と。ここら辺まで来れば手ごろな木もあるんじゃねえかな」
誰よりも星空に近いところで星の海を眺めたい。そう思っていた。
先に向けて細く尖っている木はダメだ。途中で折れてしまうだろう。幹も枝葉もほどほどに太く、足をかけて登れる木。
「あれだな。あの木のてっぺんならよーく眺められそうだ」
そういって幹の割れ目に足をかけ、時間をかけて登っていく。
木の頂に近い枝の上で、碧流は夜風を感じていた。
夜の闇は嫌いではない。けれど今は、星の瞬きをその目で見ていたかった。
「こんな時間なら人もそんなにいねえだろな」
指をパチンと鳴らすと、彼の背中に白い、鳥のような翼が生えた。そのまま力強く何度も羽ばたき、宙へと舞い上がる。
九夜山の上空に視界を遮るものはほとんどなく、星の海をほぼ全方位に感じることができた。惜しむらくは小さな星たちの幾らかが街の灯かりにかき消されていることか。
強く羽ばたきながら宙を舞う。
人に見られぬよう、あまり街へは近づかないつもりでいたのだが……。
「あれは……この近隣で土地勘のある人の動きじゃねぇな。もしかして迷子になってんのかね」
外灯のない路地に、二人の人物が迷い込んでいる様子が見てとれた。
これは己の視力がいいのが幸いしたのか、それとも見てみぬふりのできぬ性分が災いしたととらえるべきか。
「仕方ねえな……」
ろっこんの力を解除し、今しがた二人のいた方角へと向かった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
秋の夜、満天の星の下で
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月13日
参加申し込みの期限
2015年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!