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中庭にやってきて、綾花は足を止めた。
(虫干し……)
日陰に、無数の古書が立てかけられている。
中には貴重な古書もあるようで、専用の立て台がくみ上げられている。
大分陽も翳ってきた。涼やかな風も吹きわたってくる。
埃くさい、古書の匂いが、秋の香りに混ざり合った。
本は生き物であり、呼吸している存在だ。
手伝いましょうか、と申し出る綾花に、笑顔を向ける職員。
ずっと集中して勉強し続けた。
背伸びをすると首筋が鳴った。
おすすめの猫写真集を堪能し、そのまま中庭に来たのだ。
本に触れ、体を適度に動かせる虫干しの作業は、気分転換にうってつけだった。
勉強に一息ついた
八神 修
も虫干しを手伝う。
華奢な彼だが、物馴れた風で図書の詰まった箱を運んでいく。
コツがあるのだ。体力的な無理は控え、修は手早く本を積んでいく。
触っただけで砕けてしまいそうな、年季の入った古書を丁寧に扱いながら、綾花は視線を感じる。
(さっきの猫……)
彼だけではない。本のぬくもりに惹かれたのか、猫たちが本の周りでころころ寝転がり始める。
綾花は、近づきすぎた猫を抱きかかえる。本を構う猫なんて、図書館らしいが、汚されてしまっては大変だ。
邪魔にならないところに移動させ、そっと首筋を撫でる。
(煮干食べるかな?)鞄から取り出すと、猫は争ってしゃぶり始めた。
新顔さんもいるみたい。綾花はそっと猫メモを取り出し、手早く書き留める。
ぱっと、猫の顔が上がる。
目が光ったかと思うと、黒い疾風となって、飛び退る。
振り向いた彼の口元には、だらんとなった鼠。
一瞬の出来事に、綾花は茫然としてしまう。
「古書の大敵は、紙魚や虫ではなくて、じつは鼠なんだ」修が言う。「図書館の周りの猫は、さしずめ本を護るガードマンってとこかな」
猫を愛し、本を愛する綾花。
仕事に誇りを持つ衛士よろしく、猫たちはすっと胸を張り、誇り高く一声鳴いて見せた。
そして、差し出される煮干しを、ころころ転がりながら食べ始めた。
(あと一息)修と別れ、綾花は最後の集中に入る。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月01日
参加申し込みの期限
2015年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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