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暴走する人馬、鳴り響くは銃声 ~機鋼世界マシナリア~
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■二章「暗闇の鏡者」
「ハァッ! ……これで何体目かしらね」
自らの拳に貫かれ、霧散していく影を見ながら
尾鎌 蛇那伊
は呼吸を整える。
周囲の気配を探り次なるターゲットを探した。
遠くからは銃撃の音、衝撃音、咆哮が聞こえてくる。
「どうやら、奥の方は上手くやっているみたいなら――――ハッ!」
背後から先程の尾鎌の突きと全く同じ動作で襲ってきた影を振り向きざまに蹴り砕く。
頭部にあたる部分を潰された影は崩れる様に闇に溶けていった。
(動きはコピーするけどそこからの派生には対処できないし使用できないみたいね)
尾鎌の蹴りをまたもやコピーした二つの影が動きを遅延させ、時間差で蹴りを放つ。
彼はそれを予測し、身を屈めて躱すと拳による右打ち上げで一つの影を葬り、振り被った左で瞬時に懐に攻め込まれ無防備な影を砕いた。
影は直前の動きを完璧に模倣する。常人であれば自分と同じ攻撃を同じ強さで放つ敵には苦戦するだろう。
しかし尾鎌は違う。
攻撃の一手一手を読み、数十手先までその動きを頭の中で予測する。
「武の道は一日にしてならず。弛まぬ鍛練と精進の果てに辿り着く境地なのよ。真似したいならどうぞ、お好きに。でもね――――」
身を屈めて右打ち上げを仕掛ける影を右に避け、尾鎌は踵落としで踏み砕いた。
影は地面に叩きつけられ散って消える。
「完璧な模倣って簡単に予測できるのよ、予測できるならばそれに返しを打ち込むのも、返しの返しを仕掛けるのも容易。真似だけでその先のないあなた達じゃ……あたしには勝てないわよ」
尾鎌の背後から彼の突きを寸分の狂いもなく再現した影の突きが放たれる。
しかし、その拳が届く前に影の頭部は尾鎌の裏拳によってぐしゃりと潰された。身体が維持できなくなったのか影は霧散する。
直後、左右から突如出現した影が片方は突き、片方は回し蹴りを放つ。
刈り取る様に放たれた蹴りを脛で受け止め勢いを殺す。そのまま右腕で突きをいなすと左拳で影の中心を貫き、葬った。
軽く地面を蹴って数十センチ浮くと、身体を回転させ回し蹴りを放つ。回転力の乗った勢いのある蹴りが影を豪快に吹き飛ばし壁に叩きつけてその身を弾けさせた。
「それにしても……あっちはあっちで心配よね」
尾鎌の視線の先には洞窟の入り口があった。
そう、ここは洞窟の入り口に近く外の様子がある程度は見える。
外ではいまだ激しい雷光が飛び交っており、時折銃声も聞こえる。それはイザナと呼ばれる敵と味方が交戦中であることを示していた。
「あっちは他の人達に任せて……あたしは、この子達に集中しなくちゃね」
彼の周囲に再びいくつかの影が盛り上がるようにしてその姿を現す。
それらを睨み付ける様に見ながらも口を緩ませて笑う。
「さあ、いらっしゃい……全員纏めて、面倒見てあ・げ・る」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ウケッキ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月25日
参加申し込みの期限
2016年03月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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