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テレビカメラがやってくる!
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「あれを見てくださいまし、ナナミヤ! テレビカメラですわ!」
「あら、ホントねぇ」
今日はメーちゃんこと
設楽 千聖
ちゃんと2人でショッピング。
目的のものもゲットして、お茶でもして帰ろうとしていた時だった。
道の先でカメラマンとリポーターらしき女性が話しているのをメーちゃんが興奮しながら指差している。
「もしかして取材でもやっているのかしら! 私の方を向きなさい……」
と言いながら、メーちゃんは取材陣らしき2人に念を送るようなポーズを取る。
何となく隣で様子を見ていると、偶然かはたまた念が届いたのか、女性の方がこちらを見た。
「見ましたわ! こっちに来ますの!」
「あの、『笑ってサプライズ!』という番組の者なんですけども、少しお時間いただいてもよろしいですか?」
「えっ、私たち!?」
と戸惑っている私とは対照的に、待ってましたとばかりにメーちゃんは顔を手の平で覆い最高の決めポーズを披露していた。
「ふふ……本当はこういうのは苦手なのですけど、名乗って差し上げましょう。私は終焉の世界で音楽という名の救済をもたらす救世主(メシア)、メタリカ様ですわ」
「……あ、メ、メタリカさんですね! 取材させていただいても?」
「よろしくてよ」
一瞬困惑していた女性も、取材を受けるということを聞くと少し安心したような表情を見せた。
まぁ、最初は驚くわよね。
「ご友人の方も一緒によろしいですか?」
「えぇ、私達で良ければ協力しますよ。それに、メーちゃんと一緒に取材なんて楽しそうだもの」
「ありがとうございます! ちなみにそのー……」
彼女は私の顔を見ながら、どこか迷うような素振りを見せた。そういえば何も言わないと誤解されるかしら。
「あ、私口調がこんなだけど男よ。
七雅 麗音
。オカマじゃなくてオネェだから、そこんとこよろしく」
ぱちっ、とウインク付きで説明すると、多少たじろぎながらも咳払いをして話を続ける。
「早速なんですけど、今日はお買いものですか? 結構な量の荷物ですね」
「この袋はぜーんぶ星ヶ丘のブティックやアクセサリーショップで買いましたの」
「星ヶ丘にある服屋はどこも高いけど、良いものがあるから」
と、そこまで言ったところで2人の恰好に目がいってしまう。
「ところで、お名前は? あと後ろのカメラマンの人も」
「え、あ、すいません。私は二見と申します。こっちは竺原です」
二見さんも竺原さんも磨けば輝きそうな原石なのに、恰好がなってないわ!
「メーちゃん。この2人をコーディネイトしてあげましょ!」
「えぇ!?」
二見さんが素っ頓狂な声を上げる。それに構わずメーちゃんが続けた。
「貴方がたも身だしなみは気を付けているようですけど……私からしたらちょっと地味ですわねー。いいですわ、このメタリカ様がコーディネートして差し上げます!」
結局、ナナミヤが竺原さん、私が二見さんを担当することになり、お互いの着替えが終わってついにお披露目ですわ。
「じゃーん! 変身した竺原さんの登場でーす!」
着替えをした近くのトイレから竺原さんが出てくる。
青系の爽やかな雰囲気でかっこよくまとめたられたファッションを身に纏い、どこか本人もまんざらではない様子だ。
「流石やるわね、ナナミヤ。では、出でよ! 『星ヶ丘という劇場に舞い降りた堕天使』!」
同じくトイレからモジモジしつつ現れる二見さん。
黒いファーとレースが存分にあしらわれたワンピース。サイズもぴったりでしたわ!
竺原さんなんて、この素晴らしいセンスに笑いが止まらないようですわ。
「2人共とっても似合ってるわ! そうだ。服とアクセはもらってちょうだい。記念だと思って、ね?」
「あ、ありがとうございます……」
ぼーっと空を見上げていた。今日も鳥たちは自由に空を飛んでいる。
「……のー、……せん」
ふと誰かの声が耳に入ってきた。
隣を見ると、ゴスロリ系の黒いワンピースを着た女性がマイク片手に私に話しかけていた。
「あのーすいません。今お時間よろしいですか?」
「時間?」
「あ、はい。『笑ってサプライズ!』という番組の取材をしておりまして」
「取材?」
彼女の後ろにはカメラを抱えた男性が立っていた。
そのカメラはもしかして私を映しているのだろうか?
「お名前をお聞きしても?」
「
大天使 天吏
」
「えっと……おすすめの場所などを聞いていまして……」
「おすすめの場所、は……一緒に行きますか?」
「はい! ぜひ!」
ではあそこに行こう。鳥たちといっぱい触れ合えるお気に入りの場所。
九夜山頂上展望台。
こうして山道を登っている間にも、鳥たちの声が聴こえる。
「あ、あの! もう少しゆっくり登っていただけると……っ!」
ふと足を止め振り返ると、明らかに動きにくそうな格好で何とか付いてきている2人。
カメラマンの方はそうでもなさそうだけど、女の人の方はふわふわのスカートに苦戦しているみたい。
「あと少しなので」
そのうち来るだろう、と歩みを続けた。
「もう少しって……言われてもなぁ……」
そんな呟きが聞こえた気がしたけど、私はおすすめの場所へ案内するだけよ。
辿りついた展望台。
そこの自分にとっての一番好きなポイントで、展望台から山の方に向かっての景色をじっと眺め、野鳥たちを観察する。
そんな至福の時間を味わっていると、後ろから荒い息遣いが聞こえた。
「よ、ようやく追いついた……ここが、おすすめの場所なんですか?」
「もうすぐ越冬のため鳥の移動が始まるし、毎日見ていて飽きない場所……」
今日は羽の色が素敵なカワラヒワさんに特に会いたい。でももちろん他の鳥も見たい。
そう思うと、自然と足がふらふらっと歩き始めていた。
聞きなれたような、聞きなれていないような、そんな鳥の声が聴こえた方に向かって。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
マルモロ
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月31日
参加申し込みの期限
2015年04月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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