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寝子島高校
進路相談、君等の道【中学編】
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○1-2
雨宮 詩空
「進路相談かあ……まだ1年生だからまだまだ先のことかもしれないけど、今から決めていっても損はないよね」
詩空は、教室の前に立つと、つま先で戸をノックしました。
「どうぞ」
先生の返事を聞いた詩空は少し開いていた戸の隙間に足を入れて、顎も使って器用に押し開き、中にはいりました。
「あ、先生が閉めよう」
山谷 誠一郎先生が立ち上がって戸を閉めてくれました。
「ありがとうございます」
足で戸を開けたりしたら、どんな優しい先生でも普通、行儀が悪いとたしなめるはずです。
山谷先生がそれをしなかったのは何故でしょう。
たれ目でかわいい、詩空の外見のせい?
それとも明るくて人懐っこい、性格のおかげ?
いいえ。あるいはそれも少しはあったかもしれませんが……
笑顔で席に着いた詩空の制服の袖がひらひら揺れました。腕が入っているべきそれは空っぽだったのです。
詩空には生まれつき両腕がありませんでした。
「寝子島高校芸術科か、専門学校へ行こうと思ってます」
そう話す詩空は、口や顎、身体、足など腕以外の部分を器用に使うため、日常生活ではそれほど不便を感じません。
「詩空は絵が得意だからな」
先生は頷きます。
成績は上の下くらい。ハンデを抱えつつも授業態度や掃除の時間の様子は真面目で何事にも積極的にチャレンジしている詩空です。
特に口や足を使って描く絵は、手で描いたとしか思えないような出来栄えでした。
「小さい頃に私と似た境遇の人が描いた絵を見て、すごく感動して。それがきっかけで絵を描き始めたんです。私も将来は絵を描く仕事に就きたいと思ってます。そのためにもっともっと絵を上手く描けるようになりたいし、他の人たちからたくさんの刺激を受けるのがいいんじゃないかと思います」
詩空は一生懸命先生に説明しました。
「先生はどう思いますか?」
先生は少し考えて、言いました。
「いいと思うぞ。中学から入れる専門学校もあるが、寝子島高校なら近いしご両親も安心するだろう。それに絵に限らず幅広く学ぶことができるからな」
「はい」
詩空は嬉しそうに頷きました。
「最近は何を描いてるんだ」
山谷先生は絵のことはあまりわかりませんが、詩空が絵を描いているのを見るとよく話しかけてくれます。
「えーと、
猫とか……綺麗なお姉さんとか、チェロ弾きの女の子とか
です」
詩空はカバンからスケッチブックを取り出して、開いてみせました。
「ほう。相変わらず上手いもんだ。詩空は目標に向けて色々考えているし、その上努力しているから偉いな」
「んふふ。努力っていうか、好きだから描いてるだけです」
先生にほめられ、詩空の白い頬が少し赤く染まりました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月29日
参加申し込みの期限
2015年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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