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進路相談、君等の道【中学編】
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○2-4
篠原 翠響
「失礼しまーす」
ノックのあと、どうぞ、という声に答えて翠響は入室しました。ぴんと背筋を伸ばした美しい姿勢で歩き、先生に礼をします。
「よろしくお願いします」
椅子にかける前に、明るく挨拶。ポニーテールが揺れました。
要領が良く大抵のことは一発でスマートにこなしてしまう翠響の動きに、担任の藤倉 遼先生も思わず見とれてしまいました。
こういうきびきびした動きは、特技の新体操で培われたものなのでしょう。
成績は学年上位、新体操では全国大会に出場して個人で上位入賞を果たしている翠響です。
「先生、あたしマタ女へ行きたいと思ってます」
木天蓼女学院高校、通称マタ女は近隣では文武両道で偏差値が高い、名門で知られる女子高です。
「そのマタ女の方から推薦の話が来てるよ」
「えっ?」
「この前の全国大会でいいところまでいったからな。他にもいくつかの高校から連絡来てる……マタ第一高とか、新体操の名門翠野原女子高からも」
「やったー!!」
先生の言葉に、思わず翠響ははしゃぎました。
(あ、今は進路相談だっけ……)
すぐに大人しくなった翠響ですが、笑みは隠せません。
「推薦が取れるかどうかは来年の大会次第だが、偏差値的にも君ならマタ女の推薦どころか、一般入試でも大丈夫だろう」
「ありがとうございます」
藤倉先生は、ちょっと考えた後続けました。
「本来ならこれで終わってもいいんだが。先生はちょっと懸念していることがある」
翠響は首を傾げました。
(先生は何を心配してるんだろう? 万事うまくいってるじゃないの)
「君は確かに何でも簡単にこなしてしまうが……、努力を軽視していると思う。挫折経験がないと、いずれ才能だけではどうにもならない壁にぶつかったら、反動で心が折れてしまうかもしれないと思って」
「……先生、それって、要するに私は調子に乗ってるって言いたいんですか?」
翠響はかちんときたようです。しかし怒った顔もかわいいのでした。
(簡単に見えたって、あたしはあたしなりに一生懸命やってるわ。わざわざ失敗してみせろって言うの?)
「そうは言ってない……だが、油断しないことだ」
藤倉先生はちょっと「しまった」という顔をしていました。
生徒と友達のように接することで人気のある先生ですが、深く考えずに話すことがあるのが欠点です。
「……ありがとうございます。気をつけます」
翠響は先生に食って掛かりたい気持ちを抑え、お礼をいいました。
他人の評価はどうでもいい。我が道を行くのが翠響のやり方です。
「ああ、わかってくれるならいいんだ。それじゃ、この調子でがんばってくれよ」
先生に礼をし、翠響は部屋を去りました。
(起きてもいないことで喧嘩してもしかたないわよね)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月29日
参加申し込みの期限
2015年04月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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