this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
地上に堕ちし神々の深淵 ~幻影なる平和を求めて~
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
【とある厨二の後日談(エピローグ)】
天之川 麗仁
は後日学校で狼のコスをした自分が街を闊歩していたという噂を聞いた。
「え? やだなぁ。僕がそんなことするわけないじゃないか」
あははっと笑って、麗仁は軽くそんな噂話を受け流す。
が、しかし。
(でも、あれ……昨日は何してたっけか……)
それを思い出せない自分に気づかずにはいられず、麗仁は人知れず背中に嫌な汗を流すのだった。
恵御納 理沙
はその記憶を曖昧な夢と認識していた。
だから、
「え? ローゼマリー・シェーフェリン・フリューエシュタイン? それ、ドイツにいた頃の私の本名よ!」
あるとき知人の口からその名前が飛び出したときには大層驚いた。
「こっちに来てからは名乗ってないはずなのに。不思議ねー」
首を傾げる理沙はしかし深くは考えないことにした。
それはそれできっと正しい選択に違いなかった。
加藤 神々ノ黄昏
にとって、それはまさに消せない黒歴史になった。
その日からしばらくの間、彼女は知人にそのときのことを訊かれるたびに、
「いえ、何のことでございますです……?」
と、死んだ魚のような目で答え続ける日々を送ることを余儀なくされた。
北原 みゆき
はその日の晩、顔を真っ赤にして枕に埋めて泣いていた。
「中二病は、中二病はもう辞めたはずだったのに……」
翌日、彼女は学校を休んだ。
とてもではないが、学校に行けるような気分ではないみゆきなのであった。
桜庭 円
はとくに心に傷を負ってはいないようだった。
「うん。なんだかんだで楽しかった! ボクシングスタイルで異能殺しの拳の実力を発揮できなかったのは残念だったけど」
個人的ににゃーくんの雄姿が見れて、わりと満足な感じの円なのだった。
佐藤 英二
はあまりの羞恥に「グハッ……」と吐血したい気分に見舞われていた。
「目立つのは苦手なのに……」
英二もまたしばらく立ち直るのに時間がかかりそうだった。
鈴野 海斗
は夢の続きを見ていた。
「ふははははっ! 悪逆非道の窃盗犯に天誅を下し、盗難品も無事所有者の手に戻った。我が日本帝国軍の大勝利であるっ!」
帝国軍人鈴野少尉は大変ご機嫌で現場を後にし、目が覚めた鈴野も大変寝覚めが良かった。
よもやそれがただの夢ではないと知ったとき、いったい海斗がどのような反応をするかは、まさしく神のみぞ知るといったところであった。
田宮 順子
は全てを現実と認識していた。
「封印が解かれることがなくてよかったわ……」
彼女はだいたいいつもと同じ感じだったので、別段心にダメージをうけることもなかった。
惜しむらくは大蛇のバジリスクと逢えなくなってしまったことだが、いつかまた再会できると順子は信じていた。
だって、彼女は闇の魔術師『蛇姫』――そういう設定なのだから。
千明 優輝
も泣いていた。
「……もうやだぁ……あんな姿見られたら、僕もう生きていけない……」
優輝は布団を被って、真っ暗な部屋に閉じこもってしくしく泣いた。とにかく泣いた。
涙が全ての羞恥を洗い流してくれるまで、まだだいぶ時間がかかりそうな優輝なのだった。
檜扇 舞華
は記憶が曖昧だった。
ただ何か楽しかったような印象は残っていた。
彼女も知人に色々と訊かれたが終始マイペースに答えていた。
「変なウサギの人? ああ私ですねハロウィン用のコスプレですよ。変な発言? 厨二も電波もなんでもござれですよ声優ですのでご用命あらば!」
彼女の変幻自在ぶりは普段から健在なのだった。
双葉 由貴
はあの我に返った瞬間の恥ずかしさを今でも鮮明に思い出すことができた。
「……え? あ、なっなっなっ、うわ~~~~~~!」
冒険者という設定になりきっていた状態からはたと我に返ったときは本当に危なかった。
ゾーイがそばにいてくれなかったらジャングルジムから身投げしていたかもしれない。
「ち、違うからなっ! あれは俺じゃなくて、いや俺だけど、でも違うっていうかっ、うわ~~~!」
由貴はしばらくそれを思い出すたびに顔を真っ赤にしてわけのわからない言葉を叫びたくなる衝動に耐えねばならなくなるのだった。
本田 誠也
もしっかりとそのときのことを憶えていた。
「俺はいったいどうしちまってたんすかね……」
自身のろっこん『深刻なエラー』によって暴走したパンダの乗り物をきちんと元の場所に戻しながら、誠也は遠い目をして溜息混じりにそう呟いた。
恥やら後悔やら明日の同級生達の反応やらにどんどんと不安になり、彼は今までにしたことのない種類の深刻な表情で、もう一度「はぁっ……」と深い溜息をついたのだった。
八神 修
もおぼろげながらそのときの記憶を保持していた。
「そうか。眼鏡じゃないのに『出た』のか……」
修は深く溜息を吐いた。
時折、眼鏡装備時に俺様モードが出ることはあったが、今回のようなケースは初めてだった。
しかし。
「カーキー……。俺は段々と昔を思い出してきたよ。恐ろしい。けどな、それを、楽しみに思っている俺も居るんだ……」
もしかすると、中二病はまだ治ってないのかもしれない。
そう思うと、思わず苦笑をせずにはいられないそんな今日の
八神 修
とカーキーなのであった。
〔了〕
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、お参加頂いた皆様おつかれさまでした。
おかげさまで、あやこちゃんの大事なネックレスは無事に彼女のもとに戻ってきました。
たとえどれだけカオスな状況にあっても、「あやこちゃんを助けたい」というみなさんの気持ちは彼女にも、そして白い鳩にも届いていたと思います。ラストのあやこちゃんの「ありがとう」はそこにいた全てのみんなへの感謝の言葉です。これはみなさんで勝ち取った勝利なのです。
さて、それはそれとして(ぇ
――みなさんはっちゃけすぎです(爆
いや、20人シナリオは今回が二回目なのですが、正直最初はどうやって一つのシナリオにまとめようかと頭を抱えました。まだまだ厨二力が足りないなーと己の無力さを噛みしめているところです。もっと精進します。
ともあれ、そんなこんなで、今回の事件は閉幕です。
あらためまして、このたびは本シナリオにご参加頂き、本当にありがとうございました。
それではまたどこかのあとがきでお会いできることを祈って。
水月 鏡花 拝
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
地上に堕ちし神々の深淵 ~幻影なる平和を求めて~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月01日
参加申し込みの期限
2015年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!