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地上に堕ちし神々の深淵 ~幻影なる平和を求めて~
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【赤きクリスタルのサバト】
遅ればせながら公園にやってきたツェツィーリエはその惨状を見て、少し冷や汗を流していた。
「……フフ、どうやら約束の刻が近づいているようだな」
同意を求めるように隣のキュクロス=ガラクティコスこと
天之川 麗仁
をちらと見て言う。
「クク。なんだ怖気づいたのか、ツェツィーリエ?」
キュクロスはくつくつと笑って、好戦的な表情を隠そうともしない。しかし、その額にはやはり少し脂汗が滲んでいた。
それくらい現在の公園はことごとくカオスな状況だった。
と、そのとき。
「ふふふ。少しは昔の記憶を取り戻しましたか? 女神ノ・ノコ?」
「む」
ツェツィが声のした方を振り向くと、そこには不敵な笑みを浮かべた
クルジッカ・ヘルマゴル
が立っていた。
彼女は守護精霊にして自身の魂の一部である(という
設定
の)虚空の黒馬エスメレーにまたがって颯爽とツェツィとキュクロスの前に躍り出た。
「……貴様、何者か?」
ツェツィがそう問いかけるとクルジッカは少し悲しそうに表情を歪め、
「本当にワタシのことを憶えてないのですね……。せっかく牛丼代を貸してあげたのに」
と哀しげに呟いた。
「……ぎゅ、牛丼? む、何か頭痛が……」
何かを思い出しかけたらしいツェツィが頭痛に顔を歪める。
「女神ノ・ノコ! アナタはそこで黙って見ているといい。ワタシがこの手でレッドクリスタルを取り戻し、アナタが記憶を取り戻したとき、そのときこそ本当の戦いがはじまるのです」
クルジッカはそう宣言すると、パチンと指を鳴らしてエスメレーを鳩の群れに向かって走らせた。
『こいつぁパネェぜ!!!』
何がパないのかはよくわからなかったが、とにかくエスメレーはクルジッカを乗せて大空を駆けた。
「クク、面白い。我が守護精霊とどっちが先にクリスタルを奪えるか、勝負だ!」
キュクロスはそう言って、精霊に指示を飛ばそうとする。
が、しかし。
「……む?」
双頭の黒オオカミの姿は彼のそばには見当たらなかった。
「おい、頭同士で喧嘩しているぞ……?」
ツェツィがジト目で指さした方を見ると、双頭の黒オオカミは互いの頭同士で激しく喧嘩をしあいながら明後日の方角へ疾走し――、
「「あ……」」
やがて何故か無人で動いているパンダの乗り物と盛大にケンカを始めてしまった。それはつい先ほど叛堕 醒夜こと
本田 誠也
が無意識下に発動させた『深刻なエラー』によって発生した不思議現象だったが、二人はそんなことなど知る由もない。
キュクロスはそんな守護精霊をしばし呆然と見つめ、
「……ふ、今日は満月が出ていない。闇の加護が不十分だったのだ」
と、言って、すたすたと先に帰ってしまった。
「昼間なのだから月が出てないのは当たり前だろう……?」
めずらしくツェツィがまともなことを言った。が、そのときはすでに厨二病の徒と化したもれいび達による阿鼻叫喚の地獄が発生して誰もそれを聞いている者はいなかった。
と、そこにまた新たな人影が現れた。
「ようやく追いついたぞ、ツェツィーリエッ!」
勇ましい声を上げて十字剣を突きつけたのは白騎士ノーラ・ブランネージュだった。どうやら彼女はサン・魔・サンを倒すことに成功したらしい。
「今度こそ逃がさない!」
彼女はツェツィに敵意を剥き出しにするあまりまわりが見えていないようだった。
だが、やがてはたと公園の惨状に気づき
「……ツェツィーリエ? これはいったい……?」
「フフ。どうやらレッドクリスタルに魅入られた者どもが多すぎて、世界は混沌の闇に閉ざされようとしているようだ」
ツェツィはとても深刻な表情をつくって、しかしとても適当にその場のノリで新たな設定をでっちあげた。
「……なん……だと……?」
しかし、ノーラは愕然としてそれを信じてしまう。
「このままでは世界は混沌に完全に飲み込まれてしまうだろう。そこでどうだ、白騎士? ここはひとまず我と共闘し、赤き石をあの小さきもの――正当なる持ち主に返すというのは?」
「……いいだろう。か弱き者を助けるのは騎士の役目だからな」
かくして、ここにまた新たな光と闇のタッグが生まれた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月01日
参加申し込みの期限
2015年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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