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●詠坂陣営:
秋色喫茶
その1
新江 天懸
は寝子島イチのナンパ師を自称する14歳の少年である。寝子高に微妙な関係の姉が通っているのは知っていて、今朝までは会ったらどうしようかと複雑な思いを抱いてもいたが、それでもやっぱりナンパ師としてはナンパできそうなイベント事はチェックしないと気が済まない。そして、折角来たからにはナンパしなければ、ナンパ師の名折れというものだ。
14歳とはいっても180cmという長身に恵まれた彼は、私服を着ていれば一見中学生には見えない。
天懸が優しそうな人だと思って声を掛けた
壬生 由貴奈
も彼が中学生だと気づいていなかった。もっとも、マイペースな由貴奈は、ナンパされたこと自体気づいていなかったのだが。
「へぇ、壬生さんって言うんだ?」
「そうだよぉ、君はてんちゃんだね」
「てんちゃ……?」
「5秒であだ名を考えるの、うち、特技なんだ」
金髪のモヒカンに近い髪型をしたチンピラ風の天懸には、てんちゃんなんて可愛らしいあだ名は似合わないことこの上なかったが、抗議しようか迷った末に頭を掻き、それを受け入れることにした。なにしろ素敵なお姉さんが考えてくれた名前である。
気を取りなおして彼女が気に入りそうな店を探す。目に飛び込んで来たのが秋色喫茶だ。
長いストレートヘアに大きなチェックのリボンが印象的な
浅山 小淋
が、少し高い台に乗って、にこにこと看板を掲げている。
『
手作りクッキー
&
猫鳴館のカボチャプリン
&
淹れたてフルーツティーの店
・秋色喫茶』
『お土産には
小さなりんごのギフトセット
をどうぞ』
雨崎 荒太郎
も小淋を手伝い、威勢よく声を張り上げる。
「かぼちゃプリンとエヴァさんのフルーツティー。そして小淋ちゃんのアップルパイだよ~。紫蓮ちゃんの手作りクッキーもあるよ。スイーツせいぞろい! 美味しいから買っていってね~♪」
小淋もまた天懸の好みだ。そして荒太郎は視界に入らなかった。
「お、ちょうどいい食べ物と飲み物売っている店だ。寄ってみよーぜ……ってあれ?」
天懸が振り返る。しかし由貴奈はもうそこにはおらず、ダッシュで秋色喫茶に突撃していた。
「やった、クッキーの出店あるじゃんか! ぴんぽーん、クッキーちょーだーい。とりあえず一袋ね」
「ぴんぽんないけど、はいどうぞ。あ、テーブルもあるのでそこで食べても大丈夫ですよ」
詠坂 紫蓮
手作りのクッキーの袋には、プレーン、チョコチップ入り、ナッツ入りの3種類が各2枚ずつ入っている。由貴奈はテーブルに着くのももどかしく、その場で袋を開け、クッキーを摘まむ。
「……おぉ、これはおいしい。こういう味もアリだねぇ」
そう言うと、ポケットから自作のクッキーをとり出して食べ比べ。
「プレーン味でも、やっぱり人によって味が違うもんなんだねぇ。チョコチップもナッツも……うん、イケる」
天懸があっけにとられている間に、由貴奈はものすごい勢いでクッキーを平らげる。
「……よし、決めた。大人買いしよう。とりあえず10袋くらい」
「10袋!?」
天懸は驚いたが、知らなかったのだ。彼女がクッキー先輩の異名を取るほどクッキー好きだということを。
「うん、それだけあれば3日くらいもちそうだよねぇ」
6枚×10袋で60枚のクッキーを3日……? 単純計算で1日20枚? いや、先ほどの食べっぷりなら20枚くらい余裕のよっちゃんに違いない。
由貴奈は天懸にとっては驚きのお姉さんだったが、紫蓮にとってはいいお客さんであった。
「ありがとうございます。おいしくなるように気持ちを一杯込めたので沢山食べてね!」
「うん、沢山食べるよぉ」
ばいばいてんちゃん、と由貴奈は手を振って去って行ってしまった。どうやら今日の由貴奈との縁はここまでらしい。
天懸はすぐに気を取りなおし、淹れたてフルーツティーを注文した。女はお茶の淹れ方とか色々こだわりのある子がいるものだ、とピンと来たからだ。
彼が思った通り、
エヴァ・ブランシェ
は淹れ方に少々こだわりがあった。というか、はじめは普通に耐熱紙カップに注いでいたのだが、だんだん興が乗ってきて、ドラマや漫画でよく見るポットを高く掲げてカップに注ぐ方法をやってみたくなってしまったのである。
「さぁさ、皆さんお立会い!」
ポットの口からひゅるり、ひゅるり。紅茶は細く弧を描き、白いカップに注がれてゆく。
紫蓮はエヴァがそんな一芸を持っていることに驚いた。
「……ヒェっ、あの淹れ方テレビで見たことある! 跳ねて熱そうだけど大丈夫なのかな……?」
「大丈夫! こうすることで紅茶の香りをより楽しめるのよ」
小淋が感心したように拍手する。
『まるで曲芸ですね』
天懸は淹れて貰ったフルーツティーに口を付けた。ひと口味わったらすかさず、このお茶おいしいですねー、とか、どこの茶葉ー、とか話を膨らませてナンパ2戦目の戦端を開くつもりでいた。
しかし、突然鋭い視線を感じて口を噤まざるを得なくなった。
筋肉質の大男がこちらを睨んでいる。生やしっぱなしの顎髭をしきりに擦る様は只者とは思えない。
(……目ぇつけられたらやべぇな。ないとは思うけど、あいつの耳に入ったら。な)
天懸はフルーツティーを呑み干すと、ナンパを諦めその場を退散した。
髭の男――
伊織 源一
は天懸がそんなことを考えたとは知らなかった。睨んだつもりもなかった。
彼はただ、猫鳴館のカボチャプリンを凝視していたのだ。
「これは買うしかあるまい……10個、頼む」
プリンは甘党な源一の心をがっちり鷲掴みしたのである。
◇
その頃、由貴奈は
屋敷野 梢
にクッキーを差し入れていた。
「やっほーこずえちゃん、遊びに……じゃなかった、応援しに来たよぉ。はい、というわけで差し入れどーぞ。さっきバザーで買ってきたクッキーおすそわけ。ついでにうちのクッキーもおまけだよぉ」
「これはこれはありがとうございます。先輩は本当にクッキーが好きですねー」
「まーね。じゃ、また遊ぼうねぇ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月19日
参加申し込みの期限
2015年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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