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寝子島駅に降り立った
真境名 アリサ
は白いパーカーに両手を突っ込んだ。どこかむくれた顔で改札を抜ける。モデル並みの長身は人目を引く。ジーンズの脚線美に同性の女性まで見惚れた。本人は気にすることなく、旧市街へと向かった。
黒い髪を靡かせてアリサは道なりに突き進む。青い目が正面からくる刀の姿を捉えた。にんまりと笑って駆け出した。
「そこの少年、美味しそうな物を食べているね」
「あ、どうも」
顔見知り程度の知り合いなのか。刀は軽く頭を下げた。アリサは本人に興味がない様子で手元のみたらし団子を見ている。
「あの、よければ――」
「ありがとう!」
アリサは狐のような目で笑うと手を差し出した。苦笑した刀が一本のみたらし団子を渡すと、すぐに食い付いた。
「もちもちの甘辛で美味しいねー」
幸せそうな顔のアリサに刀も、そうですね、と笑って言った。
二人は何となく並んで歩き出した。
「少年、今日は珍しく女の子をはべらせていないのね」
「その言い方はちょっと、誤解を招くような気がするんですけど」
「もしかして同性の方に目覚めたとか?」
「ないです! それは絶対に!」
首が折れる勢いで顔を向けた刀は全てを理解した。アリサはいたずら小僧のような顔で笑っていた。
「そっちも一人みたいですけど、何かあったんですか」
軽い反撃のつもりの言葉にアリサは、それよ、と声を荒げた。
「ちょっと聞いてよ。まずは馬券よ、馬券」
「競馬ですか?」
「そう、手堅く買った馬券が外れたのよ。ゲートが開いた瞬間に騎手が落馬、もう腹が立って」
歯軋りするアリサを見兼ねた刀は、辛いですね、と声を掛けた。
「辛いわよ。賭けたお金が数秒でパーなんだから。帰りの電車には乗り遅れるし、憂さ晴らしに行ったアウトレットでは気に入った服を横から掻っ攫われて。もう、今日は散々よ」
「そんな日はさっぱりしたいですよね」
「それ、それよ!」
アリサは興奮して顔を近づけてきた。刀は顔を引いて、近いです、と小さな声で言った。
「さっぱりするには銭湯よね。確か、この近くだと杜の湯かな」
アリサは刀と別れた。別の方向に歩き出す。一度、振り返って清々しい笑顔を見せた。
「特大のヒントをありがとう! それと今日の少年は一人ではないよ。あたしのようないい女と一緒にいたんだから」
ウインクをしてアリサは去ってゆく。
「……凄い人だ」
ボサボサの頭を掻きながら刀は豆腐屋に立ち寄った。豆乳プリンを買って寝子島神社に足を向けた。
「俺も剣術の練習でさっぱりするか」
赤く燃える空に熱く語って駆け出した。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月08日
参加申し込みの期限
2015年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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