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【中間テスト】テスト狂想曲 ~先生問題作ってよ?!~
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*伊東先生の場合(その1):旅行の話をしよう!
(授業以外で話した事ってあまりないけど、心配だし……)
恵御納 夏朝
が職員室に入ると、地理担当の
伊東 大志
は電話をしているようだった。パソコンに映し出された、旅先で撮ったと思わしき写真を見つつ話している姿に、夏朝は声をかけるのを躊躇った。親しそうに話している所から、電話の相手は家族だろうか?
(……邪魔したら怒りそうかな?)
と様子を見ていると、いつのまにか自分より20センチほど背の高い女子生徒が傍に居た。不思議な雰囲気を持つ
大天使 天吏
だ。
「……あの、先輩も伊東先生を?」
「猫のいう事を聞くのは正直……嫌よ。でも、テストを受けられなくなるのは確かに困るわ」
大志を見たまま天吏はそう言い、内心で「伊東先生は嫌いじゃない」と呟く。第一に、彼女は先生を尊敬している節がある。天吏もまた、大志が見ている雑誌や写真に注目し、なにやら考えているようだった。
電話を切ったところで、どちらからともなく近づこうとしたとき、ふと、何かに気付いて天吏が振り返る。と、職員室の戸がバーンッ、と派手に開かれた。そして、開けたであろう、黒髪を靡かせたスケバンっぽい女子生徒がにぃ、と笑っている。
「おーっす! 観光大使いるかいっ?」
「はい、こっちですよ」
桜崎 巴
の呼びかけに、大志は顔を上げて答える。と、巴は「ちょいとごめんよ」と夏朝と天吏の横を通って大志の前に来た。
「桜崎さん、何でしょう?」
「いや、噂でセン公どもがテストを作ってないって聞いてね。なぁに、安心しな。あたしがあんたが作った物と遜色ないテストを作っといてやるよ!」
その発言に夏朝が「えっ?!」と困惑し、天吏が慎重に様子を伺う。大志はその言葉にどこか目がぼんやりしたようになり、肩の力を抜いたように見えた。
「そうですかぁ。それじゃあ、お願いしてみましょうかねぇ?」
その発言に今度は天吏も少々面食らう。提案した巴も拍子抜けするも、彼女は自信ありげな笑顔を浮かべた。
「先生がそういったんなら、はりきるしかないねぇ! 任せておきなっ!!」
巴は胸をとん、と叩き、職寝室を颯爽と後にした。大志は旅行雑誌を捲りながら写真を見はじめる。夏朝と天吏は思わず見合わせた。
((なんだか、状況が悪化したかもしれない?))
何故だろう、そんな気がする2人なのであった。
(……あの2人も、伊東先生を心配して来たのか?)
巴とすれ違いに職員室へやってきたのは、渋い雰囲気と糸目が特徴の
月山 輝一
だった。因みに彼は1年生で、夏朝のクラスメイトである。彼は『ひと』であるが、誰かがこの現状を呟いたのを聞いたのだろう、心配になってここへ来たようだ。
(俺自身としては、テストが無くなってハッピーかな。でも、何か嫌な予感がするなぁ)
……彼なりに、勘が鋭い。兎も角、先生の様子を見つつどうしようかと考えていると、夏朝が彼に気付いた。
「あ、月山君も来たんだね」
「うん。ちょっと気になって……」
夏朝と輝一が話している横で、天吏はいくつかの写真を見ていた。海辺を舞うトビや子育てをしているトキ、夜闇の中で鳴くフクロウ……。これらは過去に大志が行った授業で見せてくれた物だった。
(先生が教えてくれた場所でよく見られる鳥ね。海辺のトビについては観光客の持つ食料を狙う事で問題になっていたから……)
天吏がまじまじと見ていると、静かに輝一が口を開いた。
「ともかく、先生と話してみよう」
彼の言葉に、2人は肯くと大志の元へと歩み寄った。地理担当の彼はどこかぼんやりと旅行先だろう写真を眺めている。
「あの、先生。ちょっとよろしいですか?」
夏朝の声に、大志が顔を上げる。と、彼はにっこりと笑った。
「ええ。何でしょう?」
「いきなりですいませんが、……中間テストの問題とか出来てますか?」
輝一が問いかけると、大志の表情が少しぼんやりとなってしまう。笑顔は笑顔なのだが、目が少し曇っているように輝一には見えてしまった。何も問題無くて「はい、解散」となれば楽で良かったが、そうも行かないのが現実である。
「いえ、それが……。でも、桜崎さんが作るとか言っていましたから……」
もう任せてしまうつもりなのだろうか? これではいけない、と内心夏朝と天吏は危機感を募らせる。
(テストできなかったら先生怒られて、ご家族も悲しむよね)
(テストを作れないとなると、先生自身の評価も……)
2人は真面目に対策を考える。そして、すぐさま動き出した。
「先輩、月山君、僕、ちょっと図書室に行ってくる! 先生、僕、ちょっと資料を持ってきますから!」
夏朝はそう言って職員室を後にする。少し面食らった大志に、今度は天吏が声をかける。
「これは……北海道の写真、ですよね?」
「うん、よく覚えていましたね。妻が撮影したもので、お気に入りなんです」
なんでも数年前に夫婦で行った時に撮影したものだそうで、大志は凄く嬉しそうだ。満月とフクロウが映し出された写真は、実に風情があった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月26日
参加申し込みの期限
2015年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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