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美化委員会のお仕事日和
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急:庭仕事の後はほっこりと
清掃が終わったところで枯葉を集めて焼き芋会。美化委員会担当である
若林 沙穂
監督の下、大きな枯葉の山に火が点けられる。
中にはアルミホイルに包まれたサツマイモが入っており、焼いている間に、火の番をする者と道具の片付けをする者に別れて最後の一仕事。火の番をする者は沙穂と一緒に枯葉の傍におり、片付けする人は委員長である
久地 杏奈
と共に水道で道具を洗ったり、洗ったものを干したりと忙しかった。
(道具は、大切に使わないといけませんね……)
洗った道具を丁寧に拭きながら時子が感謝の気持ちを込めて干す場所へと置く。傍らでは
岡野 丸美
が熊手を運んでいる。
「先輩、熊手は倉庫に入れるんですか?」
「数本は掃除の時にも使うから、そこに置いて欲しい」
亜魚隈 猯利
の指示に肯き、丸美はゆっくりと指定された場所に道具を置く。そして、
鈴野 加代
もまた、余ったゴミ袋や軍手を集めたり、道具を倉庫に仕舞ったりと活躍する。皆で協力してテキパキと作業をすれば、より早く終えることが出来た。
食欲旺盛な
御剣 刀
もまたサツマイモとジャガイモを持ってきており、これも一緒に焼いていた。それを見た
森 蓮
は、「ほっくりおいしく出来るといいですね」と楽しそうに言った。
「風物詩だね。実に暖かそうだ」
と、
旅鴉 月詠
は瞳を細めて絵にしていく。一方、
八神 修
もまたこの光景を写真に撮り、新聞の記事に出来るかな、など考えていた。
「いい写真はとれたかい?」
「色々とね。新聞部としても充実したひと時だったよ」
月詠の言葉に修が楽しそうに答えれば、刀と蓮も興味深そうにやってくる。月詠は書いた絵を見せ、そのなかに焼き芋が出来るのをわくわくしながら待つ刀の姿があり、彼は少し恥ずかしそうにしていた。
焼きあがったお芋に、歓声が上がる。
逆巻 天野
と修が差し入れしてくれたサツマイモは参加者が食べるのに十分あった。丁度お腹がすく頃というのもあり、皆で食べる事に。勿論、練習のため途中で抜けた
羽生 碧南
を始めとする作業を手伝ってくれたバスケット部の生徒にも差し入れされた。
「登校の途中で知り合いから頂いたんだよ。寮に持って帰るには多かったから……」
それにしても量があったので沙穂に預けていたとの事。その話を聞き修は納得したように肯いた。
「アルミホイルに包む作業、手伝ってくれて有難う」
修は休憩の間だけではあるが、サツマイモをアルミホイルで包む作業に勤しんでいた。その後、少しだけ天野と沙穂で作業をして、準備をしていたのだが、喜んでもらえて嬉しく思っていた。
「八神、逆巻! 差し入れありがとな。なんかすっごく嬉しい」
「喜んでもらえて何よりだよ」
相変わらずの様子である刀に天野が苦笑して答えれば、修がそんな2人を写真に収める。そうしている間にも焼き芋が焼けたのだろう、火の番をしていた1人の武道が楽しげな声で知らせる。修は率先して動き、焼きあがったサツマイモを皆に配る事にし、刀もそれを手伝った。
(片付けとかは各自でよろしくね)
天野は自然と笑いつつ、その場を後にした。
ほっくほくに焼けたサツマイモが持つ特有の甘みを楽しんでいる。
矢萩 咲
もまた、杏奈と一緒に焼き芋をたんのうしていた。
「あっ、あのっ、風紀の方にも手伝ってもらえて、ううれしかった、です。咲さん、あ、りがとう、ござい、ます」
ぺこっ、と頭を下げる杏奈。咲は優しい笑みで言葉を紡ぐ。
「コレぐらい、どうって事はない。風紀委員として当然のことをしたまでだ。久地さんは、『割れ窓理論』をしっているか?」
これは『建物の窓が割れているのを放置すると、「誰も注意を払っていない」という象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される』という環境犯罪論上の考えだ。杏奈は知っていたらしく、小さく肯く。
「先日、父から、貰った本に、かか書いてあり、ました」
「なら、話が早い。たとえ小さな汚れでも、放っておけば取り返しのつかない汚れに変わる。そして、風紀の乱れに通じる。だからこそ、風紀委員は美化委員の活動に注目してるし、感謝もしているのだよ」
咲は静かにありがとう、こっちとしても助かっているよ、と言うと。なにか腑に落ちたのか、杏奈の表情が明るくなる。
「だから、君たちも、自分たちの行動に胸を張って、自信を持っていいと思う。とくに、委員長である君は」
「……はいっ!」
杏奈は、力強く1つ肯いた。
「先生、いい運動になりました?」
「おかげさまで、ね」
月詠の言葉に苦笑しながら、沙穂は答える。そんな彼女に手渡したのは、月詠が描いていた絵であった。その1つ目にあるのは、優しい笑顔で花壇の手入れをする杏奈の横顔だった。どうぞ収め下さい、と差し出せば、いくつもの絵を興味深そうに見る沙穂。
「これって、作業風景? 凄いな……」
思わず呟いたのは、通りがかった
呉井 陽太
。彼はその中に作業に当たる自分たちの姿を見、少しこそばい気持ちになる。
「委員会は、ちゃんと活動している事のアピールの為に活動日誌などを用意する、と聞きます。写真の方が一番良いでしょうが芸術科を擁するこの学校ならこんな形式もアリかと」
「確かにね、月詠は面白い事を考えるわ」
沙穂は嬉しそうに受け取ると、ありがとう、と言った。
入れ替わりにやってきたのは、時子である。彼女は持ってきていた水筒のお茶を沙穂に手渡した。
「先生、お疲れ様です……」
「時子もお疲れ様。ありがとう」
お茶を静かに飲み、一息つく沙穂。時子はふと今日の作業を思い出し、色々ありましたね、と呟けば沙穂も肯く。
「蕾は開く日が楽しみです……。休み時間にでも、見に行こうと思います」
「私も、そうしようかな」
思わず顔を見合わせ笑いあう。そして、いつか花が咲く日を思い、わくわくした気持ちになるのだった。
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担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月20日
参加申し込みの期限
2015年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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