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美化委員会のお仕事日和
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(うっはぁ……。思ったよりも大変そうだな、これは)
ずれ落ちそうな眼鏡を正し、
呉井 陽太
はこめかみをかく。ちょっと手伝おうかな~、と軽い気持ちで参加したのはいいが、想像以上に枯葉が多く、思わず溜息をつく。
「これも、使いやすいぞ」
そう熊手を手渡したのは
亜魚隈 猯利
。彼は先程志波 武道や他の美化委員と一緒に掃除用具を取りに行っていたらしい。他にも色々な道具が揃えられていた。
猯利は陽太の礼にぺこっ、と頭を下げるとざっくざっくと枯葉を集める。近くには手箕(不要な小片を吹き飛ばすことを主目的として作られる平坦なバスケット形状の選別用農具。使用例:脱穀)を用意し、きっちり手袋をつけた姿はさまになっている。
「ま、がんばろうかな……あれ?」
陽太も気合いを入れようとすると……ちょっと離れた所を見知った顔の男子生徒が通っていく。何を思ったのか、陽太はその生徒に声をかけるのであった。
「おーい、蒼志くーん! ちょっといいかなー?」
(……ん?)
「腹減った……。帰って軽く食ってちょっと遊びにでも行くかなぁ~」なんて呟きながら校庭を歩いていた
須崎 蒼志
は聞こえてきた声にきょとん、となる。声の主がよくつるむ陽太であると気付き、足を止めた。
「呉井先輩、そんな大声出してどうしたんすか。もしかして、狐でも出たんすか?」
「違う、違う。そうじゃなくて、時間大丈夫なら、ちょっとお手伝いお願いしてもいいかなーって」
そう言って陽太があたりを見せれば、沢山の木の葉である。確かに蒼志も多いな、と思っていると
「結構枯葉が多いから、一緒に掃除してくれると助かるわ~♪ どうかなぁ?」
と、陽太が頼む。空腹な蒼志はう~ん、と考えて……、
(もしかしたら、おごってくれるかもしれない)
と、考えて「っす」と了承する。そこへやってきたのは明るい笑顔が特徴の
志波 武道
。彼は陽太と蒼志の姿を見、にこやかに声をかけた。
「お、陽太くんハケーン☆ 手伝ってくれて超感謝♪ ん? こっちの1年生は?」
「須崎蒼志っす」
武道の問いに、蒼志はぺこっ、と頭を下げる。陽太も「よろしくね」と笑えば武道も直ぐに打ち解ける。
「こちらこそ~。どもども、志波武道でっす♪ 蒼志くんも手伝いありがとねー♪」
蒼志にお礼を言うと、武道は袋を渡して枯葉は数箇所に分けて集めている事を説明した。
「こんなに……」
蒼志が目を見開いていると、陽太は「凄いよね」と苦笑する。武道と猯利はそれに同意しつつ、ざっくりざっくりと木の葉を集めていく。
「そっちの方はどう?」
「毎日掃いてるとはいえ、かなりあるねぇ~。俺と猯利君でどうにかやってるけど、追いつかないカモ!」
陽太は先程武道と猯利が掃いていた場所をなにげなく見る。と、並木という事もあり掃いた傍から葉が落ちている。「そっちは?」と問われた陽太は「こっちも多い」と返すも、蒼志とがんばれば直ぐに終わるかも、とも思える量である。
「こっち済んだら応援にまわろっか?」
「助かるっ!」
陽太の言葉に、武道はすまなそうに「頼むよ~」と言った。
ゴミ袋が無い事に気付いた蒼志は、ゴミ袋の場所を武道に問い、取りに向かった。
足りなくなったゴミ袋や道具を取りに行っていた
森 蓮
と
椿 美咲紀
は、途中で
若林 沙穂
先生に会った。杏奈は先生が少し疲れ気味だったのを見、休憩を長めに取ってください、とお願いしていたのだ。その沙穂は何故かアルミホイルを持って出ていた。
「あれ? 先生、何に使うんですか?」
「ちょっと秘密。後で教えるわね」
美咲紀の問いに、沙穂はにっこり笑って答える。何をするのかはわからない物の、とりあえず先に道具を持っていく事にした。
道具を置いている場所に着くと、丁度蒼志が来た所だった。
「すんません、ゴミ袋下さい。できればでかいやつ」
「はい、こちらこそ遅くなりました。これならいいと思いますよ」
蓮は笑顔で手渡し、蒼志は頭を下げて受け取った。彼を見送った蓮と美咲紀も、竹箒を持って清掃に加わった。
「そうだ、集めた枯葉はどうするって感じ?」
ちょうどその頃、別の場所を掃除していた
竹内 音羽
は、手伝いに来ていた風紀委員の
矢萩 咲
に質問していた。
「確か、久地さんの説明だと量が多いから、数箇所に分けて山を作ると言っていたな」
咲は思い出しながら答え、修も肯く。たくさんある枯葉は乾いた音をたてながら集まり、袋に詰められていく。その間にも新聞部員である修は作業風景を写真に収めていた。取材に関しては前もって許可を取ってある。抜かりは無い。
「サボる人も見当たらない。実にいい事だ」
と、咲がどこか嬉しそうに言いながら箒を動かせば、音羽は楽しげに箒を動かす。ギャルっぽい彼女ではあるが手馴れた様子で掃除する姿は慎ましやかな雰囲気があって、実にかわいい光景である。
(このアングル、秋らしくていいな)
修は咲と音羽が仲良く掃除する姿を写真に収めつつ、優しく微笑んだ。
「山の方のは、このままでは腐葉土になってしまう。乾いている今のうちに全部集めてしまおう」
「そういえばぁ、音羽が住んでいた集落ではぁ、枯葉で腐葉土作ってた的だけどぉ?」
修の言葉で思い出した音羽がぽつり、と呟いた。彼女曰く買いに行くのも大変だったそうな。
「確かに、この量だから結構沢山出来そうだな」
「街では買って来るのも楽だけどぉ、校内の枯葉で出来た土でぇ、校内の植物育てるのも地産地消って言うかぁ、なんだかオツって感じぃ?」
「腐葉土か……。確かに、あると便利だな」
咲はうんうん、と肯いて目を輝かせる。風紀委員としても学校が花や緑で活気付くのは素敵な事だ、と思ったのだ。3人は様子を見に来た杏奈にそのことを伝えると、彼女は嬉しそうに肯いた。
「腐葉土、は……美化委員会、でも、つくって……います。花壇の、て手入れの、時もつかっていました。今回は、量が量だから……、後で、皆でそこに、持って行き、ます、よ」
音羽達はこの枯葉がいい土になるといいな、と思いながら作業を続けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月20日
参加申し込みの期限
2015年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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