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美化委員会のお仕事日和
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「嬉しい~♪ なんとなく焼き芋が食べたくなったら差し入れで貰えて……」
「このほんのりとした甘さがいいな」
「そうっすね。あと、ほどよいしっとり感も……」
志波 武道
が、
橘 勇
や
須崎 蒼志
と笑顔で焼き芋を食べていると、傍らで丸美と加代、
椿 美咲紀
、
竹内 音羽
が語らいながら焼き芋を食べていた。楽しげな彼女たちの様子を見、穏やかな気持ちになっていると、時子と沙穂もその輪に加わる。こんなひと時がいいな、と思っていると、杏奈が声をかけてきた。
「あ、あの……、さ、逆巻くん、を、見かけなかった?」
「うーん、確かあっちにいったような……」
「ありがとう!」
杏奈は一礼し、走っていく。手に持っていたものを見た武道は、なるほど、と肯いた。
ふわり、と上る煙と楽しい笑い声。皆でのんびりと雑談しつつ焼き芋を食べる姿を、天野は少し離れた所から見ていた。
(持って来た甲斐はあったかな?)
よかった、と内心でほっ、としていると……、いつのまにか、杏奈がやってきていた。天野の記憶が確かなら、先程まで修に取材用の写真についての相談を受けていたはずである。不思議に思っていると、彼女は少し緊張をしつつも1つ肯いて、天野へと声をかけた。
「さ、逆巻、くん! こっ、これ……!」
「僕に……、ですか?」
差し出されたのは、アルミニウムに包まれた焼き芋だった。受け取った天野はそれと杏奈を交互に見る。
「いつの間にかいなくなっていた……から。せめて、食べて欲しく、て……」
そして、お芋の差し入れをありがとう、とどもり気味に言って頭を下げた。
(その為に、ここにきたのか……)
天野は、暖かな焼き芋を手にしたまま、小さく笑う杏奈を見る。最初に見たときより、少し変わった気がするのは、なぜだろうか。それとも、本来の彼女、なのだろうか。
天野はどこか胸の奥が暖かくなるのを覚えながら、つられて小さく笑うのだった。
その後、ちゃんと後始末と片付けを終えた所で綺麗になった校庭や中庭の花壇を写真に収め、修は帰宅しようとした。そこでこんな光景を目撃する。
焼き芋を食べてもまだお腹に余裕があるのか、蒼志は「まだ足りない」と呟く。陽太はそれにくすっと笑った。そこに丁度武道が通りかかったので陽太は呼び止める。
「武道君、一緒に帰らない? 大丈夫なら帰りに何か食べよう?」
「うん、いいよー。予定もないからネ☆」
いつものテンションで答える武道。それによかった、と呟きつつ陽太がいろいろとおいしそうなものを思い浮かべる。
「揚げたてほかほかのコロッケに、こくのあるソースが決めての焼きそばパン、食べ応えのある五目稲荷とか。あ、なんだかお腹がすいてきたかも……」
「やっぱり油揚げが好きなんすねー……。あ、俺、肉がいいっす、肉♪」
陽太の言葉にしみじみしつつリクエストを述べる蒼志。武道は「そうだなー」と迷いながら、何か思いついたらしい。
「新しく出来た総菜屋さんのから揚げ、なかなか美味しかったよ? そこにする?」
「いいねー」
「食べてみたいすね」
3人はなんかまとまったのか、から揚げを食べに行く事に。その背中を楽しそうに見ていると、呼び止める声がした。刀や美咲紀、丸美、勇で、一緒にから揚げを食べに行こう、と誘われ、修は笑顔で応じた。
なおその総菜屋で陽太たちと遭遇、結局みんなでわいわいとから揚げを食べたのはいい思い出になったのであった。
おまけ:数日後の中庭にて
森 蓮
と
亜魚隈 猯利
、
志波 武道
が草むしりをしていると、委員長である
久地 杏奈
もまた、楽しそうに花の世話をしていた。
「森さん、亜魚隈さん、志波さん。中庭の花壇、とても綺麗になりました、ね」
杏奈が嬉しそうに土に触れ、微笑む。それに3人も肯いていると、じょうろを持って
椿 美咲紀
がやってきた。
「やっぱり、元気なのが一番よね~♪」
ニコニコ笑顔で水をあげていると、杏奈は箕に草を集めてください、と言うともう1つじょうろを持ってくるためその場を離れた。
「いってらっしゃーい♪ ……ん?」
見送った武道が、先ほどまで杏奈が触れた部分を不思議そうに首をかしげる。何故だろう、そこに植えられた花が他の物に比べて僅かに元気になっているようだった。
「ぴんっ、と綺麗に伸びていますね」
元気に咲くコスモスに蓮が瞳を細めると、『もれいび』である猯利と武道はおなじく『もれいび』である美咲紀を呼び、何気なく土を見る。
「……なんか、直感なんだどネ。久地先輩って無自覚の『もれいび』っぽいかもー?」
「じゃあ、植物を元気にする力かしら?」
武道が首をかしげると、美咲紀はぱっ、と目を輝かせる。それを聞いた蓮もまた穏やかな笑顔で「そういうこともあるものですね」と肯いている。
猯利はなんとなく土の匂いが僅かに濃くなった気がし、瞳を細める。そうしつつも、ぽつりと、呟いた。
「土が、元気になっているのか……?」
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
菊華です。
今回は美化委員会のお仕事に参加してくださり、ありがとうございました。
まったりのんびりと書かせていただきました。
アクションにより焼き芋が……!
いいですよね、焼き芋。僕も大好きですよ~。
因みにバターもいいですけど、僕は単純に塩をふって食べるのも好きです。
皆さんががんばったので、中庭の花壇も校庭も綺麗になりました。
枯葉はもう暫く落ちるみたいなので、まだまだ活躍の場はあるようです。
参加してくださった皆様に以下の称号をプレゼントします。
称号:木の葉に包まれ美化活動
また、今回はNPCである久地 杏奈さんについても。
彼女は無自覚のもれいびで、次のようなろっこんを所持します。
ろっこん『庭師の指』(受動型/強化タイプ)
手が土に触れると、一定の範囲の土を植物にとってよい環境にする
地味ですが彼女らしいかと……。
今後も、何かのシナリオで出せたらと思っております。
それではこの辺りで。また縁がありましたらよろしくお願いします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月20日
参加申し込みの期限
2015年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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