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美化委員会のお仕事日和
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破:枯葉の舞う校庭で
花壇の手入れが一段落し、休憩に。この間にも美化委員会のメンバーを中心に用具の片付けと入れ替えが手早く行われる。蓮が「水分補給も忘れてはいけませんよ」とアドバイス。秋とはいえ、日中は暑くなる日も多い。水はちゃんと取っておく事に限る。
絵を描き続けていた月詠は、僅かに影が降りたのをきっかけに振り返る。と、眼鏡を正す
逆巻 天野
の姿があった。読書中だったのか、片手に本を抱えている。
「いい絵、だね」
「ありがとう。だが、これはまだ途中なんだ」
天野がそっと言えば、月詠は静かに笑いながら答える。
「そういえばだが、君も手伝いにきたのかい?」
「ううん。若林先生に用事があってね。今日委員会の日だったんだ……」
彼女の問いに天野は首を横にふり、答えた。あたりを2人で見渡すが、どこかで休んでいるのか、姿が見えない。天野は月詠と別れて沙穂を探す事にした。
(まぁ、未所属だからこういう事って忘れてるんだよね)
なんて思っていると、鈍い音がした。余所見をしているうちに、女子生徒とぶつかってしまったようだ。拍子に本を落としてしまい、思わず天野の表情が苦々しいものになる。というのも読んでいた本が
先日購入した
『友達と仲良くする方法』(猫印文庫)だったからである。しかも【天然の友達編】のページ、である。
「ごごごめんなさいっ! け、けが、とか……ない、です、か?」
激しくうろたえながら声をかけたのは
久地 杏奈
だった。人見知りが激しそうで、なんとなく危なっかしい気がした。「大丈夫」と答えて様子を見ていたが、杏奈は開かれたページの文字をみて、なにやら思うことがあるのか、そっと手にとって、土を払いつつ気になっているようだった。僅かにしかめっ面になる天野は、内心で溜息をつきつつ、おろおろしつつ本を手渡す杏奈を見た。
「借りたいなら、貸そう……か?」
「えっ? あっ、あのっ、その……悪い、です」
あたふたという杏奈だが、本が気になるのは変わらない。借りたい、と素直にいえないのは、やはりその性格ゆえだろうか? しかし、彼はあたりの枯葉などを見……、1つ肯く。
「先輩、ところで若林先生をしりませんか?」
「先生、なら、あっちで……休んで、います」
天野はわかった、と言うと杏奈に案内を頼んだ。
丁度その頃。沙穂は
八神 修
と話をしていた。2人の会話が僅かに聞こえたのか、天野の表情は少し擽ったそうなものになる。
(同じような事を考える人はいるもんだね)
2人に気付いた沙穂は、明るい笑顔で出迎える。そして、天野は用件を話すと……修が僅かに目を見開いた。
「なるほど。それなら、お代わりも出来そうだな。余ったら先生方への差し入れにもなる」
「秋の風物詩だし、みんなで食べるのもいいんじゃないかな?」
「2人とも、差し入れありがとう。火の事があるから私が見ていなくちゃね。さて、秘密にしておきつつこっそり準備しよっか?」
沙穂はくすっ、と笑って修と天野にちょっと手伝うように言った。ほかの事でとおもった天野だが、彼女にその内容を言われ、従うことにしたのだった。
(綺麗になりましたね……)
花壇の様子にほっこりしつつ、
鈴野 加代
は微笑む。皆で手入れした花壇の出来に表情が明るくなる。傍らの
羽生 碧南
もどことなく嬉しそうだ。
「すっごくきれいになったね! うん、どの花も嬉しそう」
「ええ。あと、プランターのコスモスも、ちょっと元気になったようですね」
加代が言ったとおり、プランターに移されたコスモスは心なしかぴん、と伸びている気がする。2人がその事で楽しげに話していると、天野を沙穂のところへ案内していた杏奈が戻ってくる。2人は彼女を誘いおしゃべりする事に。
「そういえば、先輩はお花が好きなんですね。花壇の手入れのとき、凄く幸せそうでしたし」
そう碧南に言われ、杏奈は頬をふわり、と赤くする。あわあわと少し慌て気味にではあるが、彼女は楽しそうに口を開いた。
「花って、見ていると……元気、に、なるから、大好き、です。その気持ちが、伝わって、花がもっと元気に、なるみたい、だし……」
杏奈が土に触れつつそういえば、加代もどこか優しい気持ちで相槌を打つ。
暫くの間、3人は花の話で盛り上がる。そこに他の仲間も加わって、杏奈は少しだけ緊張がほぐれたような笑顔を見せてくれた。
「先輩は、どんな花が好きですか? 私はフリージアかな。香りもいいし、可愛いし……」
碧南が少しはにかんでそういえば、杏奈は小さく微笑む。
「素敵な、花、ですよね。私……は、白い、梅の、花が好き、ですね。あの、ディテールが、気に入っていま、す」
そういい、ほっこりした表情を見せつつ加代にも話題を降る。問われた加代は「どの花も素敵だから」と少し迷い、小さく苦笑した。
休憩も終わり、次は清掃作業である。各々竹箒等を持って散開し、たくさん降っていた木の葉を集め始めた。碧南たちバスケット部員は体育館が使えるようになったので、練習に戻る。ありがとう、とお礼を言って見送る杏奈たち美化委員会に、碧南はぺこっ、と頭を下げた。
修は体力に自信の無い沙穂を心配そうに見る。彼自身も体力に自信が無かった為鍛えており、もどかしさやがんばりたい気持ちなども共感できる。
「心配してくれて、ありがとう。休み休み花壇の手入れをしていたから、大丈夫。無茶はしないからね。八神くんこそ大丈夫?」
「はい。おかげさまで」
修は安心してもらえるよう、勤めて明るい笑顔で答えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月20日
参加申し込みの期限
2015年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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