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♪Oh yay 寝子饅頭
もっと食べたいならおみやげ屋さんへ
寝子島人もおやつにどうぞ
1家に1つ 寝子饅頭
Oh yay 寝子饅頭
マグロの一件もプロモーションと勘違いしたのか、観客たちも特に気にすることなく、陽気な歌の雰囲気に呑まれてゆく。その頃になると配布用の饅頭もなくなり、弓弦や真央も踊りに加わっていた。
「地域振興に最近越してきた新参者が参加する、というのも妙な話ですが、ユニークなヒトやモノに溢れていて……。私、この町が好きになれそうな気がしてるんですよ」
「そうなのだ? これがココのフツウなのだ!」
「…あら、これがフツウなのですか? うふふ、それは楽しそう」
ぞくぞくとサンマ陣も踊りに加わる中、あやめは少し落ち込みムードだった。
「は、鼻で笑われたんだぜ……」
「いや、凄かったですよ。最初にあやめさんが立ち向かってくれたからみんなも加勢できたんです。って、俺なんもできてないけど」
必死に慰める刀の隣で、いまだふらふらと覚束ない足取りの鴻が頭を下げる。
「ふう、やっと足に力がはいるぜ。ほんとその節は申し訳なかった……」
「鴻さんももういいですから。とにかくフラッシュ・モブを成功させないと。仕掛け人の俺らが辛気臭いんじゃ、せっかく集まった人も変に思うだろうし」
「そ、そうですね……だぜ」
気を取り直し踊ろうとしたあやめだが、最初の一歩でつまづき、転んでしまう。
それでもなんとかスキップという技を駆使し、それなりに音楽に乗れていた。
一方、鴻は酔拳のような動きで、人々の間を縫うように動いている。
誰より先に気づいた刀は、その後ろ姿を追いかけた。
「鴻さん、そろそろみんなあっちに集まる頃合いで……」
「いや、ほら饅頭の包み紙、あれ回収してんだ」
「あ、ほんとだ」
確かに鴻は大きなビニール袋を持ってゴミを回収しているところだった。
「じゃあ俺も手伝います」
「おお、助かるぜえ」
余程瑠樹のろっこんに当てられすぎたのか、鴻の動きは治る気配がない。
刀が残ったのは、そんな鴻が心配だからでもあった。
フィナーレは予定時間より一時間早かった。
みんなで駅前に集まり、正敏の歌に合わせて輪になり踊るのだ。
今や盛り上がりは最高潮に達し、沢山の人が携帯のカメラやスマホの動画アプリでフラッシュ・モブの様子を撮影している。中には一緒に踊ってくれる人もいた。
「盛り上がりはバッチリだな。サンマさんにも少し早く来るようメールしておいたし。あとは……」
撮影のベストポジションに陣取った修は一旦カメラを置き、とっておきの秘蔵っ子、14匹の猫たちをベビーカーから降ろした。
「さあ、お前たちも一緒に盛り上げてくれ」
修の云うことを理解したのか、ブルーがにゃん、と控えめに鳴いた。
先陣を切ってサンマの群れに飛び込んで行ったのはタイガだ。
それに続いて他の猫たちも一目散に踊りに加わる。
「ああ可愛い……じゃない、きちんと撮影しないと」
カメラをセットする隣では、何やらぱたぱたと忙しなく音がしている。加えて、香ばしいサンマの匂いも漂ってきた。
「くそ、なんで俺がサンマなんか焼かないといけねえんだ」
七輪の前にいるのはさっきこてんぱんにされたマグロだった。内輪で火を調節しながら魚を焼くのを、修が任せたのだ。
「こうすることで他の猫も集まってくるだろ」
修の狙い通り、徐々に周りには猫が集まってきていた。マグロもまんざらではなさそうに子猫を可愛がっている。
「でもこう、サンマを焼くって何とも云えない高揚感もあるな。ぐへへ、苦しめサンマ~」
「それ以上云うとまた褌の刑だぞ。……お、来た」
「来たって、猫か?」
「いいや、きっとみんな会いたがってた人……魚だ」
「それってまさか」
立ち上がろうとしたマグロだったが、その時にはもう身動きができなかった。
沢山の猫がマグロと修を取り囲んでいたのだ。
「う、この! 離せ!」
「ふふ、この包囲網からは流石のお前も逃れられな……いっ」
やんちゃな猫にのしかかられ、修もがくりと頭を垂れる。
しかしなんのこれしきと頭を上げ、カメラのRECボタンを押した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
貝
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月25日
参加申し込みの期限
2015年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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