影身始末　～寝子島辻斬り物語　弐－２～｜リアクション

影身始末　～寝子島辻斬り物語　弐－２～

【帰還への合図】

「……さて、籾井は消滅してしまったわけですが」
　といって、展示されていた刀を全員で見に行く。
　記士郎が早速と口を開く。
「……そのまま壊してしまいましょう。これが発生原因ならば躊躇してはいけない気がします」
「……でも、どうやって壊す？」
　陽太が静かに聞く。
「てこの原理で壊すか……それとも」
　そう言っていたとき、日本刀は急速に光を失い、すうっと輝きを無くしていく。
「……これは、何が起こっている？」
「影人が消えていくわ」
　刀と千歳が戸惑ったような声を上げる。
　その瞬間、世界が修復され、存在感が希薄になっていくのが分かった。
「ほかのところでも倒したようですね……これで、終わりです」
　その記士郎の台詞とともに、全員は現実へと戻っていったのであった。
　勝利、その二文字を噛み締めつつ。

　おわり

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あとがき

担当マスター：じんの
ファンレターはマスターページから！

　ようやく書き上がって、ほっと一息。
　なんとか、できたなぁというのが今回の感想です

　参加された方はありがとうございました
　思ったよりアクションの活かし方に戸惑いつつ
　色々と書いて、消してを繰り返してなんとかといったところです

　アウトレットモール、町役場の大人たちがかっけーとか思っていたり
　神社組はよく連携したなぁと思ったり

　とりあえずは勝利
　平穏へとみなさんもどりましたので
　その後の日常を謳歌しましょう

　ではでは！

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