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●ハリネズミのジレンマ
息を切らして最後の段差をのぼりきると、その場所からは寝子島の旧市街が一望できた。
後ろをみれば九夜山の頂きがかすかに見える。
周囲に誰の姿もないのを確かめ、
逆巻 天野
はようやく腰を落ち着けた。
賑やかな場所は天野の孤独感をいっそう強いものにしてしまう。だから、こんなとりとめのない考えの浮かぶ夜には一人きりで過ごしたい。
崖下に集まって何かしている彼らも寝子高生だろうか。思い切ったことに、キャンピングカーで山奥まで乗り入れている。あんな風にはしゃげるのを理解できない反面、羨ましくも思った。
「流星群か……小さい時に見た以来、かな」
前に見た流れ星の記憶。お寺に引き取られ、周囲になじめないまま見上げた夜空は、おさなごころにも遠く、冷たく感じられた。
「あの時も僕は、1人だったね」
そしておそらく、いまも一人ぼっちだ。
――本当は人が恋しい。友だちがたくさんいる人が羨ましい。
のどの奥につっかえたまま声にならない天野の気持ち。人恋しいのは本心だったが、それを口にするのをもうひとつの気持ちが邪魔している。
――友だちはほしい。けど、人を信頼するのが怖いんだ。
僕は天邪鬼だから。また人を傷つけるようなことを言うかもしれない。そうやって臆病になって、本当に大切なことはいつも伝えそびれたままだ。
ヤマアラシのとげ、というたとえを思い出す。
離れすぎず近すぎず、丁度いい距離ってどれくらいなんだろう。
ゆっくり草地に寝転べば、夜露にぬれた若草の尖った先端が天野の頬に刺さる。
風が体温を奪い、耳たぶ、つづけて手足の感覚が溶け消えていった。
――いっそこのまま、視界も閉ざされてしまえばいい。
絶え間なく考えが浮かぶのに、少し疲れてきた。
まぶたを閉じれば、裏側に見えるこれは星の光だろうか。それとも、まやかしだろうか。
――日ごろ欲してやまない光が、あんなにも遠いなんて。
思い悩むことに疲れた天野は、いつしか現と夢の境をただよっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
冒険
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月06日
参加申し込みの期限
2013年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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