伝説のおイモバトル｜リアクション

伝説のおイモバトル

●とっぺんぱらりのぷう

「大丈夫か？　しっかりしろ！」

　修の声に刀が意識を取り戻した時、すでに事態は収集の様子を見せていた。
　ローリングおイモや触手おイモを片づけた仲間たちが駆けつけて、フライングおイモをやっつけてくれたのだ。
　刀や舞の怪我も大したことはなく、数日で良くなることだろう。
　フライングおイモの噴き出した炎で舞の家の軒先が少し燃えたが、ナスティが凍らせたお陰で被害は最小限に食い止められた。

「皆、無事の様だな。では早速おイモをいただくとしようか」

　再び釘バットをスケッチブックに封印しながら月詠が言い、それを聞いた皆も顔を見合わせて大きく頷いた。
　そして一同は互いの健闘を称え、労をねぎらい合いながらの焼き芋会を始める。
　暴走を終え、元のおイモに戻ったそれは、とてもモンスターだったは思えないほどホクホクしてとても甘い。

「ああそうだ、あのアホ毛可愛い木像にもお供えをしないとね」

　修がふふと笑いながらそう言った。

　空は秋晴れ。天高く馬肥ゆる秋。
　誰も動かなくなった触手に巻かれたまま気絶している研を視界に入れようとしないのは気のせいだろう。多分。

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あとがき

担当マスター：柊いたる
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お疲れ様でした。
結果はこのようになりましたが、いかがだったでしょうか？

私以外のマスターや、ガイドに特に注意書きの無いシナリオの場合はともかく、今回のようなガイドの場合は、連携や分担はアドリブ任せにしないで掲示板などを有効に活用していただければと思います。
しかし、今回コメディという事で甘い目の判定をさせていただきました。

こういう『ゲーム的』なシナリオは今後もやって行きたいと思っていますので、参加してやろうとう方がおられましたらよろしくお願いします。

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