緑の中にも黄色やオレンジの色付きの葉がが見られるようになってきた10月の九夜山。
その中腹に寝子島神社はある。
「すっかり、落ち葉が増えたわね……」
寝子島神社の宮司の孫娘、神楽 舞が手に箒を持って、神社の境内の片隅で履き掃除をしている。
ひとしきり落ち葉を集めると、舞は集めた落ち葉でたき火を始めた。
「ふふふ、やっぱり楽しみもないとね……」
笑いながら言う彼女の懐からは大きな芋がごろごろと出てきた。
そう、これから始まるのは焼きイモなのだ。
「あ、あなたも食べる? なんてね」
舞は敷地の隅にある小さな社に鎮座した木彫りの像に声をかける。
その像にはアホ毛があり、どこか憎めない顔をしている……
「さて、落ち葉の中にイモを入れて……」
と、その時!
「あっつー! なん晒すんじゃいワレ!? ワシら焼き殺す気かーっ!!」
周囲に大音響で罵声が響き渡り、火に投下したイモが飛び出してきた。
イモは見る間に人間大の大きさまで巨大化し、舞を追いかけ、境内を荒らし始めたではないか。
「きゃぁー! 誰か助けてー!」
舞は追いかけられながら、そういえば今朝も何か変なお化けに追いかけられる夢を見て目が覚めた事を思い出し、あれは正夢だったのだと結論付けていた。
何故かお芋がモンスターとなって暴れています。
被害を広めないために境内の中で食い止めてください。
暴れているおイモモンスターは3体です。
1:ビッグローリングおイモ
大きなボディで転がって体当たり
弾き飛ばしや轢き逃げアタックを得意とする。
移動は早い
2:フライングおイモ
宙を浮遊して時々火を吹いて来る。
火を吹く時は急降下して来るが
その他は高い位置を飛んでいる。
3:触手うねうねおイモ
蔦を長く伸ばして攻撃して来る
絡みつかれると身動きが取れなくなる
移動はおそい
戦わずに高みの見物を決め込むことはできません。
その場にいた人間全員が襲われます。
反撃を失敗したり、なされるがままでいると
死にはしませんが、無様な姿を晒す可能性があります。
必死に抵抗して下さい。
1人のキャラクターが戦えるお芋モンスターは1体までです。
アクションでは自分が戦うお芋を1体だけ選んでください。
見かけによらずおイモモンスターは強敵です。1人で立ち向かうのはリスクが高いでしょう。
何人かで協力したり手分けする事で効果的に戦えるでしょう。ご注意ください。
神楽 舞は触手イモに捕まって逆さまに宙吊りにされています。