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●蝶と花火
「これで最後……ですかねー」
梢は手にしていたロケット花火の一まとまりを、ろっこんで蝶に変化させて空に放った。
ここは、平蔵の家の裏手。海が近いようで、ウミネコの鳴き声がかすかに聞こえてくる。
五、六匹の蝶が、ひらりと宙に舞う。
「あ……屋敷野さん! こ、ここにいた」
「あ、あの……っえと……こん、にちわ……うわっ」
悠と小路が、息せき切って駈けつけた。
小路は足元の石に蹴躓いて、あやうく転びそうになる。
「屋敷野さん、な、何してたんですか? 探したんですよ」
「んーと。ちょっと、色々……あ、何かわかりましたー?」
梢は屈託のない笑みを浮かべ、二人を迎えた。
「あ、は、はい。……私のろっこんで、は、箱崎さんと花火を“見”てみたんですけど……」
悠は、ゴクリと唾を飲み込んで息を整える。
「箱崎さんが、ろ、ろっこんを使う瞬間を、み、見ました! ……あれは箱崎さんがろっこんの力で、は、花火を赤ちゃんに見せてます! 間違いありません!」
決然とした悠の言葉に押されるように、
「あの、私は、私も、ろっこんで『花火に残っている記憶』を読み取ってみたのです! 有益な情報がわかればみなさんに伝えようと思ったんですけど、……な、何かみなさん、忙しそうなので悠さんとこっちに……」
小路が、たどたどしく説明を始めた。
「結論から言うと、おじいさんは、ボケてないです……! それほど鮮明に見えたわけじゃないですけど……みなさんが見ていないところでは、花火の事を赤ちゃんみたいに扱ってません……!」
小路もきっぱりと言い切ったが、梢と目が合いそうになると、スッと目を逸らせてしまう。
「そうですかー! お二人とも、ありがとうございまーす!」
(んー、やっぱり私の考え通り、平蔵お爺ちゃんは花火の事を赤ん坊じゃない、って気づいてるみたいですねー)
梢は礼を言いながら、自分の推測が当たっていた事を確認した。
(じゃあ、私も蝶になって平蔵お爺ちゃんの家に侵入して……中の様子を見てみたほうがいいですかねー)
考えながら、ふと、ここに来る途中、平蔵宅の裏口の方で怪しい人影を見た事を思い出す。
(あれって、多分、私達みたいに、事件を解決しに来た人……なら、鉢合わせも面倒だし、やめておこうかなー)
梢は思い直し、明るく口を開いた。
「よーし! じゃあ、色々分かったことだし、私達もお爺ちゃんの元に向かいましょう!」
悠、梢、小路は、押し問答を続けている平蔵達の所へ足を向けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
八花月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
冒険
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月05日
参加申し込みの期限
2015年02月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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