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テスト勉強なんかよりチャーハンが食べたいです。
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【チャーハン・ラブストーリー】
「へー、読者モデルか」
灯 斗南
は向かい合って話をする
野阿 胡桃
の話に相槌を打った。
ここはシーサイドタウン駅前の中華飯店。
そこそこ賑わっている本土のチェーン店だ。
「そうなんだー、さっきまで読モの撮影だったんだよねー。パパとママ、あたしが雑誌出るの楽しみにしてくれてて、いつも2人で雑誌見てくれてるんだー」
「家族と仲がいいんだな……」
そしてチャーハンを食べた。
美味い。
「ねぇねぇ、そーいや、なんで夜中に見回りみたいなことしてんの?」
「……知ってたのか」
思わず彼のレンゲを持つ手が止まった。
「……知ってる誰かが面倒な事に会うのが面倒だから」
そっけなく灯は答えた。
野阿は少しだけ灯の言葉の意味を考えた。
「つまり皆の平和の為かぁ。斗南はいい子だね。カッコイイ。ヒーローみたい!」
「へ……?」
灯はレンゲを思わず落としてしまった。
(僕の行いは、ただの自分勝手な理屈だ。それを褒められるなんて……)
胸の奥が急にドキドキしてきた灯。
(あれ? なんだろう、コレ? えっ、ちょっと、えっ?)
動揺が収まらず、
顔が真っ赤に染まっていく。
「ご、ごめん!」
居た堪れなくなった灯は店の外へ逃走した。
「へ? ちょ、ちょっと!? どこ行くの、斗南!?」
慌てて代金をおいて、野阿は彼を追い掛けるのであった。
「……うわぁ、やってしまった」
灯はテンパって女の子をお店に置き去りにしてしまった事を後悔した。
彼が落ち込んでいると、絶賛あんこ中毒の
赤羽 勇樹
と
鍋島 奈々美
にばったり遭遇。
「斗南先輩、どうしたんですか?」
へこんでいる灯を心配する赤羽は粒あんたっぷりのおはぎを食べていた。
「ん? 誰か来よるで!」
鍋島は500gつぶあんパックをダイレクトにすすりながら野阿を指差した。
「斗南! どうしちゃったの!? って、知り合い? 2人ともカップル?」
野阿の言葉に、赤羽と鍋島が同時に口を開いた。
「「誰が恋人だ! こいつはただの幼馴染!」」
互いに指差して否定する動作までシンクロしていた。
「うわー、チョー仲良いじゃーん!」
野阿は思わず微笑んだ。
「そ、そういうそちらこそどちら様だ!? 斗南先輩を追い掛けてきた……つまり恋人!」
赤羽の指摘!
「いや、違うよ? 恋人じゃないよ?」
野阿も顔を赤くして必死に否定しだした。
「そうだ、胡桃は俺の恋人じゃ、ない……」
灯も事実を否定した。
「なんだろう? うーん、あ、友達!
ただの友達!
」
野阿の悪気のない正論が
灯のガラスのハートを直撃!
「あ、うん、トモダチさ……」
「なんであの赤い人、泣きそうなん?」
鍋島は首を傾げてしまった。
そこへ数名の高校生くらいの男どもが4人に近付く。
「おっ、読モの胡桃ちゃんじゃーん! ねね、これから遊びに行こうよ!」
「まさかそいつ彼氏? 違うよなぁ?」
「俺たちさぁ、胡桃ちゃんのファンでさー、悪い虫がいたら殴ってやろうと思ってたんだよな」
男たちは拳を握り締めながら4人へにじり寄ってくる。
「面倒臭いな……」
焼き払うか、と隠し持っていた仮面に手をかける南斗。
その時、赤羽が男の1人の顎を拳で強打!
脳を揺さぶられた男は1発ノックアウト!
「早く逃げてください、2人とも!」
赤羽が野阿と灯の前に立ち塞がった。
「こいつらはウチらに任せてや!」
鍋島も男の股間を蹴り上げるなどして攻撃を加える!
「ありがとう、2人とも! 斗南、逃げよ!」
「え、あ、ああ!」
野阿に手を引かれながら、灯はその場を走り去った。
必死に闘う赤羽たちを振り返りながら、旧市街方面へ逃げていった。
「こ、怖かったー! あいつらストーカーだよねー、斗南?」
「そうかもな、胡桃。本当、面倒臭かったな……。あいつら大丈夫かな……?」
2人の心配などいらなかった。
灯のスマホに『撃退完了!』と銘打った画像付きメールが届いていたからだ。
ところどころ男たちの衣服が焦げているのは、赤羽がろっこんを使ったからだろう。
(できの悪い後輩だ……)
呆れる灯である。
「でも、今日は楽しかったー!」
「僕は疲れたよ……。どうしてこうなった?」
頭を抱える灯に対し、繋いだ手をブンブン振り回す野阿。
「……いつまで手を繋いでいる気かい?」
灯の言葉に、野阿はおねだりするように寄り添っていた。
「ねぇー? 自宅の前にストーカーいたらどうしよう? 怖くてこの手を離せないよー」
「……はいはい、見送りしろってことか」
「わーい! 斗南って優しいー!」
更に元気良くブンブンと繋いだ手を振り回す野阿。
文字通り振り回される灯。
「本当、どうしてこうなった……?」
口では悪態をつくが、不思議と心は充実感に満ち溢れていた。
(……あれ? これがもしかして、『リア充』ってやつなのか!?)
灯は顔が真っ赤に染まっているのを、夕日でごまかせなかいかハラハラしていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月09日
参加申し込みの期限
2015年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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