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白昼斬月 ~寝子島辻斬り物語 弐~
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【河原の死闘】
すぱん、と音がして竿がはじかれる。
接近してきた影人に零は対応が遅れ、思わず身を引くも不自然に動いた相手の左手を中止してしまう。
そう、その左手は胸元に相当する部分に手を伸ばし、そこの奥からすらりとやや小さめの二本目の影刀を抜いたのだ。
大きさは脇差程度だろう。普通なら無理だが、影人だから出来る特性とも言えようか。
「くっ」
幾度か竿で相手の影刀と交えたものの、技量として押されているのは目に見えていた。
そして、零は思う。
――確かに持っているのは一振り。もう一振りは隠していたのだ!!
見事にやられたと思いながら、影人の大物を見すえる。
雑魚の相手のしなかったのはペアではない自分が引きつけねば、と思った結果であった。
しかし、変幻自在に繰り出される二刀に対応が遅れ、気づいたときにはその脇差しが胸に刺さっていた。
(まさか、攻撃にも使えるのでござるか?)
本来、脇差しの使い方としては外れているが、柔軟性に富んだ剣であればそれは可能であった。故に、その柔軟性を持っている剣に純粋に零は驚きつつも……消失したのであった。
「無念……でござる」
「夏神!」
「夏神さん!」
気づいた刀と咲が駆けつけるも、既に遅かった。
「咲君、敵が、増えたよ」
その子夜の言葉に頷き、咲は刀へと問う。
「御剣君、支えれるか?」
「任せてください!」
力強く答えた刀によし、と頷いた。
そして、自分たちが受け持っていた分の影人を片付けた千歳が駆けつける。
「こちらも、片付けたので大丈夫です」
「では、任せた」
そう言うと、千歳の肩にぽんと手を置いてから、すぐに咲は子夜の元へと走る。
信頼する相手との共闘に心躍らせながら、すぐ行くから待っていろと言葉もなく伝える。
「千歳……」
「大丈夫よ」
刀が千歳に声をかけるも、にっこりと笑顔と共に言葉が返される。
「先輩型にお手数をかける前に、倒すわよ」
「……そうだな」
千歳の言葉に頷きながら、刀は大物の影人を見る。
二刀を納め、今は一刀へとなっている影人は、ゆっくりと二人の前に出てくる。
こうして、2VS1の斬り合いが始まる。
(そういえば、二天一流は二刀流の使い手として有名な剣豪宮本武蔵の起こした流派で、そのイメージの影響で二刀流の流派というイメージを持つ人も多いけど…二天一流も基本は一刀なのよね)
防戦しつつ千歳は考える。
(そもそも二刀で戦う武蔵のイメージは後世の小説や劇で作られたもので、史実の武蔵が二刀で戦ったのは、生涯で一度だけだったって聞いたことあるわ……つまり、この一刀からの変幻自在の技が本質とも言えるのよね)
そんな相手の隙を作るにはどうすればよいか、千歳には考えがあった。
雑魚を相手にしながら、打ち合わせた合図……。
(タイミングを計って、不意に正義一直線の衝撃波をぶつければ、隙が作れるはず!)
寝子島と、そこに暮らす人たちや、近くに居る人を思い浮かべる千歳……そう、彼らを守らなければいけない。
「せいやっ!」
その一心で持っていた自分の竹刀を振るい放つ。
ごうっと、衝撃波が刀へと向かっていた大物の影人へと向かう。
ろっこん【正義一直線】が炸裂し、相手がよろける。
「今っ!」
千歳が叫べば、刀が踏み出す。
「……ふっ!」
ガチン、と頭で撃鉄の落ちるイメージを流す。
ろっこん【加速】でよろけた相手へと向かったのだが……。
「しまっ……」
刀は相手が未熟、とつぶやいたような気がした。
相手がよろけていたのは誘いで、本命はそのとき突撃してくるであろう自分である。
突如、目の前に迫った脇差しが刀の竹刀を受け、気がついたときは影刀がそのまま刀の頭に吸い込まれていき、そのまま刀は消失した。
「……嘘」
唖然とする千歳。
千歳は一つ失念していた事がある。
衝撃派を飛ばすのなら、相手に直接ぶつけるのではなく相手の足下を崩した方が良かったということだ。
影人の大物は隙をわざと見せることで、相手の大きな一撃を誘い、それを脇差の影刀で受けてから、後の先で反撃する。
虚実の駆け引きは相手の方に軍配が上がったのである。
……こうして、徐々に劣勢へと押されていくように、見えた。
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担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月20日
参加申し込みの期限
2015年01月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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