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白昼斬月 ~寝子島辻斬り物語 弐~
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【迷い込んで、異世界??】
竹内 音羽
は桜花寮の前を竹箒で掃除していた……その時、突如現れた影人に一瞬硬直する。
「?」
音羽は何が起こっているのか分からず、自分に引き寄せるように竹箒を抱き様子を見る。
影人は、獲物を定めるかのように音羽を見ながら、だんっと踏み込みつつ襲いかかってくる。
「キャア! い、いきなり斬りかかるとかチョベリバなんですけどって!」
あわわわと、慌てつつも竹箒でとっさに防御し、成功する。
「……お、折れない?」
斬られてないと言うほうが正しいのだが……。
「だ、だれか助けてー! みたいなー!!」
しかし、命の危機の前では日本語の違いなど些末な問題であろう。
音羽はだっと、桜花寮に逃げ込むと、扉を閉めて息をつく。
「なななな、なにアレ?」
動揺しつつも、響いたテオの言葉に顔をしかめる。
そして悟った……付近で騒いでいたのは自分だけ……つまり、援軍はない。
「え……誰もいない? もしかして、これが噂の不思議現象みたいなぁ!」
喜びなのか、悲しみなのか……半ばやけくそのように行った言葉はむなしく建物の中に響いた。
そして、桜花寮の中にも影人が現れ始める。
「……音羽が何とかしないと」
うまく影人を躱しつつ、自室へと行く。
そして、持っていた箒を隣に立てかけて、折り紙を引っ張り出してきて鶴を折り始める。
音羽の狙いは、自身のろっこん【祈り鶴】なのだが、焦っているのかなかなかうまく折ることは出来ない。
部屋の外にいる影人が、音羽を探しているような……いや、実際に獲物を探して居るであろう。
(落ち着いて音羽、丁寧に……祈りを込めて)
震える指に焦る気持ち……それらを必死に押さえながら折り鶴を折っていく。
一秒……二秒と時間が過ぎる。
いよいよ完成かというそのとき、音羽の部屋の中に影人が現れる。
「!?」
目が合ったように思う音羽……そして、影人はそのまますらりと刀で斬りかかってくる。
しかし、音羽の肩に当たった影刀は、なぜか跳ね返される。
「な……なんか良い感じぃ! みたいな!」
よろめいた影人に向かって、音羽は竹箒を思いっきりつきだして引っかき回すように振る。
音羽が、肉をかき回すような感触を手に憶えたとき、影人は消滅していた。
それと同時にさっき完成させた折り鶴も無残な姿になっている。
ろっこん【祈り鶴】は、祈りを込めて折り鶴を折れば一時間ほど自足する身代わりになるお守りを作るのだが、どうやら本人が死亡するほどの物理ダメージを受けたりした場合は消失するようだ。
「……いくつか折らないと」
その後、数個の折り鶴を折った後、アウトレットモールの方へとかけだしていった。
もちろん、竹箒を武器として……。
【河原への道】
「星ヶ丘で…なんか前にも似たようなことあったわよね。本当に刀君と一緒にいると…いろいろ妙なことに巻き込まれるわ」
「千歳、その言い方だと俺が原因っぽく聞こえる」
テオの情報を頼りに、天宵川へと向かう一つの組があった。
やれやれ、あるいはしみじみと巻き込まれることにもはや慣れたあきらめを告げたのは、
橘 千歳
である。
また、それに対して不本意だと言わんばかりに返したのは
御剣 刀
である。
「……違うの?」
「違う!」
やや懐疑的な視線を向ける千歳に刀は否定の言葉をかえす。
「でも、いつもいつも……いっつも! 巻き込まれてのよね?」
やたらいつもを強調する千歳。
「うぐっ……で、でもまぁ俺としては千歳が一緒だと心強いけどな!」
「!?」
その言葉に、千歳はうれしさを感じて顔を背ける。
平素のやりとりをしつつ、影人を二、三斬ったときに二人は河原へとたどり着いた。
「……これは!」
河原に広がっている光景を見て刀は声を上げる。
釣り竿の二刀流で影人と奮闘している零の姿が見える。
そして、その零と対峙しているのは大物であろう影人だが……。
「あれは……一刀だけど二天一流?」
零が竿をうまくしならせて横薙ぎの攻撃をする。
すると、影人はそれが分かったかのように飛びずさり……そしてそのまま零に突っ込むように踏み込んだ。
「くっ」
慣れない足場と使い慣れない二本の竿に苦戦しながらも零は下がって躱す。
ぐらり、と零の上体が傾くところに、別の影人が襲いかかる。
「「助太刀する(わ)!」」
刀と千歳は呼吸を合わせ、零の元へと向かうと、その影人を斬りつける。
「すまなんだ!」
零はそう叫ぶと再び大物の影人と切り結ぶ。
そして、隙をうかがいつつ千歳と刀もそれぞれ斬りかかるも、あっさりとはじかれてしまう。
そうして出来た隙を、影人が突いてくる。
「くそっ! 早いぞ!」
「こっちは竿の攻撃範囲でござる!」
偶然に近い形か、敵に追い込まれたか……、うっかり刀が零の攻撃範囲に入ってしまう。
「ぐっ」
人間にとっては、ただの釣り竿で良かったが、打撃の痛さに刀は顔をしかめる。
「引くでござるよ!」
「刀君!」
そこに一斉に影人が襲いかかる。零と千歳が斬りかかり数体を始末するが、それでも相手の数の方が多い。
「しま……っ!」
刀が脱落を覚悟した瞬間、影人たちの中に二つの影が飛び込んできた。
「いつから咲に手間をかけるようになったのか、御剣君?」
一人目は、
矢萩 咲
であった。
その咲にも影人が斬りかかるが……。
「……子夜さん!」
咲がそう言うと、あっさりと影人が両断される。
「う、ん……今回も……切り抜けれるさ」
二人目は
哀坂 子夜
である。
「部長、大丈夫ですか?!」
近くに居た影人を切り伏せながら、千歳が問う。
問題ないと頷いた咲は、大物の影人を見つめる。
「……とりあえず、こちらが引きつける。その間、雑魚を頼んだでござる!」
「……承知した」
零の言葉に、子夜が答える。
見れば、影人の数は少し減っているようだ……発生するまでにラグがあるのだろうか。
まずは、数を減らす。
集まった五人はそれぞれの立ち位置を確認すると、仕切り直しと言わんばかりに影人たちへと飛び込んでいくのであった。
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担当ゲームマスター
じんの
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月20日
参加申し込みの期限
2015年01月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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