this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
保健室、やっぱり満席です!
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
chapter.6 セクシーハプニング
その保健室では、女性が来ないうちにと礼美のセクシー対策がああでもないこうでもないと繰り広げられていた。
「根本的な解決にはならないのかもしれませんけど、とりあえずこの場を収めるために、何か出来ることはないでしょうか……」
真っ先に事態を知らせにきた夏霊が呟く。
「あっ」
小考の後、彼は何かを思いついたようだ。自分の鞄をたぐり寄せると、ごそごそと中身を確認する。
「そういえば今日は、これを持ってきているんでした」
言って、夏霊が取り出したのはストールだった。これなら、もしかしたら部分的にでもセクシーさを減らせるかもしれない。
そう思った夏霊は、早速そのストールを礼美へと差し出した。
「僕から、先生へプレゼントです」
「え?」
「あ、安心してください。未使用ですから」
「いや、使用済みかどうかってことじゃなくってね……」
いきなりストールを贈られて反応に困ったのだが、善意でいっぱいの夏霊を前に、彼女はそのストールを無碍にすることはできなかった。
たしかに少し唐突だったかもしれない、と反応を見て思った夏霊は、オブラートな提案へと舵を取った。
「受け取っていただけなくても僕は平気ですけど、出来れば試しに巻いてみていただければ」
とりあえず、女性が学校から過ぎ去るまでの間でいい。目の前で胸元を露わにしているこの先生のセクシー胸元が、少しでも隠れてくれれば。
そんな心からの願いが礼美に届いたのか、彼女は夏霊からストールを受け取ると、「巻けばいいのね?」と笑って言った。
夏霊のストールを軽く首に巻いてみせた礼美。
たしかに、シャツの襟元から覗く大胆な胸元はストールによって隠された。しかし、その魅惑的なボディラインは、依然強調されたままだ!
シャツの上からでもはっきりと分かるふたつの丸み。ストールは、そこまでは隠してくれなかったようだ。むしろ胸へだらんと下げたストールの両端が不自然なほどの膨らみを見せていて、そのボリュームを結果的にアピールすることとなってしまっていた。
「プ、プラスマイナスゼロといったところでしょうか……」
残念そうに、夏霊が呟く。
その時、鼻血による大量出血のため保健室のベッドで横になっていた涼太郎が起き上がってきた。
「あら、もう大丈夫なの?」
ここに来るなり勢いよく鼻血を噴出した彼の身を案じた礼美が尋ねる。涼太郎は、すぐに彼女の異変に気付いた。
さっきまでと、装いが微妙に違う。なんだ? なにが違う?
ストールだ!
心配そうに自分を見つめてくる礼美。その胸元はストールでしっかり隠されている。
「うん、もう大丈夫さ、ははは!」
これならまた鼻血を出すことはないだろう。そういう意味でも、大丈夫だ。
と、思っていたのだが、彼もまたすぐに気付いてしまった。ストールが見せる、異様なふたつの盛り上がりを。着ているからこそ逆に際立つ、神秘のセクシーを。
ストールにつくられたシワ。薄布の奥にあるものが形作る美しい曲線。それらすべてが、涼太郎にセクシーさを連想させてしまった。
ので、彼はまた鼻血を出した。ぶしゅう、と鼻に詰めたティッシュごと勢いよく血を発射する彼に、礼美が驚きの声をあげた。
「ちょっ、えっ、全然大丈夫じゃないじゃない!?」
「ま、まだセクシィさが……豊富に残って……」
がくり、と涼太郎はそのままベッドに倒れ込んだ。あっという間の出戻りだった。
◇
廊下に、鼻歌が響いていた。
「ふんふふ〜ん、怪我しちゃったら保健室〜」
横嶋 下心
は、機嫌良さそうにそんなメロディを口ずさむ。
一体なぜ怪我をしたというのに、これほどまでに上機嫌なのだろうか、彼は。その答えは、下心が桃色破廉恥小隊という卑猥な組織に属していることを考えれば、すぐに出た。
要するに、礼美のセクシーボディに会いたかったのだ。怪我したのは事実だが、それは彼にとって幸運な出来事でしかない。
ちなみに、怪我の原因は桃色な活動をしている最中に女子から報復を受けたということだそうだ。なるべくしてこの事態になったのではないだろうか。
「先生のおっぱいを今日は間近で観察できるかな。あわよくばお尻とかふとももとかと一緒に揉ませてもらったり、触らせてもらったり……もっとすごいことも……」
保健体育の勉強なんですって言えばいけそうな気がする、と下心はウキウキ気分で呟く。もちろんいけるわけがない。
というかあわよくばも何も、お尻とかふとももとかと一緒に、の時点で相当思考回路がおかしい。なぜおっぱいは触れること前提なのか。
いや、頭の中が桃色一色の彼にそんなことを問うだけ無駄だろう。そこにおっぱいがあれば揉む。彼はそうやってこれまで生きてきたのだから。よく生きてこれた。
そして鼻歌を歌っているうちに、彼は保健室へと辿り着いた。運良く、例の女性が訪れるよりも早いタイミングで来ることが出来たため、邪魔者はいない。はずだ。
下心は息を大きく吸うと、勢いよく保健室の扉を開いた。そして開口一番、お下劣極まりない言葉を叫ぶ。
「鷲尾せんせーい! そのセクシーな乳尻ふともも、見せて揉ませて触らせて! もっとエロいことさせ……」
が、その雄叫びは途中でぴたりと止まった。
扉を開けたその向こう、保健室の中に天敵がいるのを視界に入れてしまったためだった。
その天敵の名前は、円。
彼の中ではくるみクラッシャーとして悪名高い存在だ。この場合のくるみが何を指しているのかは、各々で考えていただきたい。
「……」
保健室にいた一同の、とりわけ円の視線が自分を突き刺してくる。下心は、数秒の間固まっていたが、やがてゆっくりと扉を閉め始めた。
「すいません、間違えました……」
ガラガラ、とそのまま扉を閉め切ってフェードアウトしようとする下心。
だが、それを手で押さえる者がいた。言うまでもなく、円だった。
「何を間違えたのかな」
「てっきり保健室だと思って開けちゃったけど、どうやらかんちが」
「保健室で合ってるよ」
円に言われ、下心はぎこちない視線で上を見る。しっかりと保健室と書かれていた。
「うん、ここは保健室だね。で、なんでくるみクラッシャーがここに?」
「生徒が保健室にいるのは自然なことでしょ。しかもボクは今、礼美せんせーにセクシーさを教えてもらってるんだから」
「え、なんでセクシーさを?」
「お子様扱いされたくないから挑戦してるんだけど、そんなに不思議なことかなあ」
円の放つ暗黒のオーラがだんだん黒みを増していっている気がするが、あえて下心はそれに気付かないふりをして彼女を挑発した。
「セクシーさに挑戦? 違う方面からアプローチした方が良いよたぶん。じゃ、頑張って」
言って、そのまま廊下をダッシュで去ろうとする下心だったが、がしっと円に肩を掴まれ身動きを封じられた。
「……」
恐る恐る、後ろを振り返る。
そこには、菩薩のような笑みを浮かべ、阿修羅をバックに浮かべた円が立っていた。
数秒先、俺は死ぬ。
そんな彼の予感は、現実のものとなった。
「ウボアー!?」
円が目にも止まらぬ速さで、くるみを割ったのだ。この場合のくるみが何を指しているのかは、各自ご想像ください。とにかく、くるみが割れたのは間違いない。
下心の視界は一瞬にして真っ暗になり、そのままごとっと頭から廊下に倒れた。円はそれを引きずって、保健室のドアを開ける。
「え、い、今なにかすごい音が廊下からしたけど」
「くるみが割れたみたい。秋だね!」
「いや秋だけど、くるみってそんな激しい音してわれてたかなあ……」
「ちょっと異常なくるみだったんだと思う。あ、せんせー廊下に怪我人が倒れてたよ」
言って、円は下心をずるずると保健室へと引き込んだ。それを見た礼美は慌ててベッドに彼を寝かせ、その際彼女の体が優しく下心に触れたのだが、気を失っていた彼がその感触を味わうことは出来なかったのだった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
保健室、やっぱり満席です!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
萩栄一
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月15日
参加申し込みの期限
2015年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!