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怪人セブンの復讐
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クロウディア・W
はすくっと立ち上がると泉月花に告げた。
「妙な揉め事に巻き込まれて、大怪我するなんてごめんだ。ここは穏便に済ませたいし、俺は殲滅隊に志願する」
黒服が牢の扉を開けてクロウディアが外へ出る。
「……さて、死なない程度に頑張るか」
そう呟いたあと、彼は自ら目隠しとヘッドフォンを装着、そのままどこかへ連れ出されていく。
「間違って連れて来られたにしても生きた心地はしないねぇ」
いつもは混沌と無秩序を望む
骨削 瓢
も、今だけはそんな余裕はないようだ。
「こんなトコで死にたくも無いんで撲滅部隊に参加させていただくよぃ。プライドより命、お望みならばおたくの靴さえ舐めるさぁ!」
泉月花にひざまずく骨削の様子に、主席巫女は慈悲深い女神のような微笑みを浮かべる。
「では、早速舐めてもらいましょうか?」
泉月花が厚底の編み上げブーツの片側を持ち上げる。
引きつる骨削の顔。まさか本当にさせられるとは思っていなかったのだろう。
しかし、命のかかった現状では四の五の言ってられない。
骨削は舌先を器用に使いながら泉月花の靴の裏を舐め出す。
数秒ほど舐め出していると、泉月花は上げていた足を思いっきり地面へ押し付けた。
当然、骨削の顔面に靴底がめり込んで踏み潰されてしまう。
「足を上げているのも疲れました。あら? 台座としてちょうどいい高さですね」
「うぐぐ……!」
骨削、耐える、耐え抜く!
今はどんなに屈辱的な行為で虐げられても、ここで歯向かったら最悪ズドンと脳天を撃たれてオダブツになりかねない。
だが、どんなに彼が頑張っても、泉月花の興味がどんどん薄らいでいく。
「ああ、もう飽きました。さっさと向かいなさいな?」
泉月花は骨削の側頭部を蹴っ飛ばして起き上がるように示唆。
蹴られた部分を抑えながら、骨削は目隠しとヘッドフォンを黒服から奪い取ると憮然とした顔で奥へと消えていった。
新井 米太郎
は目を伏せて唇を噛み締める。
(叢雲の言うことを聞かなきゃならないのは癪だけど、僕らを信じて残る人質のみんなの為にも頑張らなきゃ)
逆らえば迷いなく銃弾が放たれるこの状況で、彼が取る行動はただ1つ。
普段から怪我が絶えないので持参している簡易救急セットの中に入れていた包帯。
……その中に、何故か1本だけ真っ赤なバンダナが混じっていた。
そのバンダナには目出し穴が2つ空いており、おもむろに新井はそれを目元に巻いた。
するとさっきまでの弱々しい新井とは正反対のウザ明るいキャラに変身!
「やっほー! 誰が呼んだか正義の……アッハイ、呼んでない? さよけ……。ってことで寝子高1-10所属の新井でーす、ヨロシクね!」
新井はバンダナの脱着で性格の切り替えが可能なのだ!
ただし、以前のようにこの姿で『正義の味方のあらこめレッド』と名乗ることはしなくなった。
新井は前回の『歌劇』事件にて、
大切な人が凶行に走るのを止めることができなかった。
そして怪人セブンは殺され、オリジナル人格の菜々緒も死んでしまった。
あの時ああしていれば防げたかもしれない。
その自責の念が、今も新井を苦しめる。
(僕は誰も、何も守れなかった……。そんな僕が、正義の味方である『あらこめレッド』を名乗る資格はないよ……。ましてや『名も無き英雄たち<ネームレスヒーローズ>』だなんて、おこがましいにも程がある。大切な人すら守れない僕なんて、英雄なんかじゃない……)
ヘラヘラと笑いながら、胸の内ではウダウダと悩む新井である。
「それじゃー僕は殲滅隊を希望するよ! さぁさぁ、早く牢の外へ出してよ!」
テンションがおかしい新井に、泉月花は唖然としている。
「……え、ええ。それにしても、あなた、とても胡散臭いですね。目出しバンダナって……アメコミヒーローじゃあるまいし」
「ウンッ、よく言われるよ! って初対面の君に言われたくないけどね!? 君だってその格好、充分胡散臭いよっ? どこで売ってるの、その服!?」
新井のノリツッコミに泉月花は即答した。
「よく言われます。ちなみにこの服は教団の信者に仕立てさせました。もういいでしょう? では、連れて行きなさい」
「待って!」
黒服達を静止した新井は、おちゃらけた態度から唐突にシリアスな凛々しい顔付きに豹変する。
泉月花に向き直ると、新井は強い口調で言った。
「今は人質のために撲滅隊に参加するし、役目も果たしてくる。……けど、これだけは言っておくよ。君は僕らを英雄なんて呼んでるけど、少なくとも僕は皆を護りたかっただけなんだ。芽森先輩を狂わせて、セブンという人格を生み出して……その結果、大勢の人を殺させて、
寝子電スタジアムでは罪もない人たちへ銃を向けた
上に……僕の大切な人の心を傷付けた叢雲なんかに、垂れるこうべなんて一切持ち合わせていない」
新井はハッキリと泉月花の目の前でタンカを切ってみせた。
「おい、新井!?」
泉月花の銃口が新井に向けられるのを見た
風雲児 轟
はすぐに鉄格子に駆け寄った。
「待ってくれ! 頼む、新井を撃たないでくれ!」
「いいえ、この場で射殺します」
「泉月花! お前、これから敵対勢力を撲滅しようって時に手駒をみすみす撃ち殺そうってのか!?」
ピタリ、と引き金に掛かる泉月花の指の動きが止まった。
風雲児は畳み掛けた。
「新井がいなくなると、メサイアって奴らを倒すのは難しくなるだろうな? 新井はかなり強いぜ!」
「え、ちょ……!?」
風雲児からの猛烈なプッシュに、当の新井は困惑するばかり。
だが、これが思うほか泉月花には効いたようだ。
「……調査によれば、新井さんのろっこんは重力操作系だと伺っています。確かに、変身するだけのあなたより使えるでしょうね」
「あー、俺のろっこん、役立たずってわけじゃねぇんだけどなぁ……?」
遠まわしに見下された風雲児は思わず苦笑いを浮かべた。
「とにかく! 俺は新井と一緒に撲滅隊へ志願するぜ! ヒーロー2人がいれば怖いものなしだからな!」
風雲児がそう言うと、泉月花は黒服に何やらファイルを持ってこさせて目を通した。
「……なるほど、あなた方はヒーローごっこ仲間というわけですか」
泉月花の言葉に風雲児の顔が曇る。
「ヒーローごっこじゃない、俺は真剣にヒーローを目指している! そして新井とはヒーロー仲間だ! 馬鹿にしてんじゃねえ!」
「自称する分にはいくらでも言えますよ? そこまで言うなら、お手並みを拝見致しましょうか、ヒーローさんたち?」
泉月花は新井に向けた銃身を下ろすと、黒服の男に風雲児を牢から出すように命令した。
牢から出た風雲児は、一度だけ牢の中の人質の方を振り返る。
「安心してくれ、すぐ戻ってくるぜ!」
風雲児は新井の背中をドンッと平手で気合を注入。
「行こうぜ、仲間のために」
新井も郎の中を一度だけ振り返った。
待っている仲間を助けるために、新井も改めて覚悟を決める。
「行こう、風雲児くん!」
2人はヘッドフォンと目隠しを装着して、黒服たちの手で外へ連行されていった。
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ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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