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小学生、借り猫競走!
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白組の
双葉 由貴
が走り出した。
「よし、負けないぜ!」
内心ドキドキしながら、でも表面上は余裕の様子でカードを引く。
「子猫? 確か校長先生がこっそり飼ってるって噂があるよな。意外と簡単かも?」
校舎へ向かおうとして、でも校長室って開いてるのかな?、と少し迷う。
「ここは、校長先生に頼んで開けてもらうしかないよな。行って開いてなかったら時間ロストだし」
(よし、校長先生をまずは探すぞ)
きょろきょろしつつ校長先生を探しに行く。
赤組の
小島 海美
は、とててて……という感じで走っていく。
「まちにまったかりねこ、ぜったいかわいいねこがいいな!
カードの前に走っていくと両手を組んで(かわいいねこになりますように)
と祈る。
だが、狙っていたカードは白組の
野坂 庵
が持っていった。
「あっ、いのってる間にほしいのとられちゃった! しかたないから別のにしよう……こねこだ!」
「あ、いたいた」
正面、本部テントのところで由貴は校長先生を見つけた。
「おや、どうしたね?」
「先生、借り猫競争のお題が校長室にあるもので、校長室に入りたいから校長室の鍵かしてくれ……じゃない、ください」
「な、なんのことかな……どんなお題だね?」
心なしか校長の声が小さくなる。周りを気にしているようだ。
「えっと……かがんでください」
かがんだ校長先生の耳にひそひそ教える。
「子猫です。内緒にしてほしいならするけど、皆で飼った方が楽しそうだと思う」
そこへ、海美が走ってきた。
「校長先生、こねこかして!」
海美のお願いはストレートだった。
「君もか。えーと……」
「1ねん1くみ、こじまうみです!」
かしてくれなくてももっとお願いしよう! と海美は決めている。
「ちょうれいのときの校長先生の話、もっとしっかりきくから! いつも、どうしても話のと中でとなりの人とひそひそ話しちゃうから、かしてくれたらもっとがまんします! どりょくもくひょう!」
「俺もふざけないでしっかり聞きます! よろしくお願いします!」
由貴も頭を下げる。
「まいったな。それじゃ、これからはしっかり聞いてくださいね」
苦笑した校長が、鍵を取り出した。
「「ありがとうございます!」」
由貴と海美の声が重なった。
そのころ庵は。
「鍵しっぽの猫なんていないじゃーん! うがー!」
猫まみれになって叫んでいた。
しっぽを見せてもらえるようにご機嫌とってたら懐かれ、纏わり付かれてしまった。
先日巨大猫につけられた匂い
の影響で猫たちの警戒心が薄くなっているのだろうか。
「う゛~こんなんじゃ負けちゃうじゃん~」
頭にはのしっとでぶねこに乗っかっている。重いのを我慢しながら辺りを見回すと、
「あっ! 鍵猫いたー!」
校庭に生えている楠の枝の上に丸くなっていた。
「幸運を呼ぶって聞いたけど……どこが幸運なんだよ~! 降りてこーい!」
しかし鍵しっぽの猫は、こちらを見やると、興味なさそうにあくびをした。
「むっかちーん! 絶対捕まえてやる~……今行くから待ってろ~!」
木登り開始しようとした庵だが、頭の上のでぶねこは降りようとしない。
「いいかげんに降りろよ!」
「にゃー」
「いてててて!」
頭の上からどかそうとするが、嫌がってばりばり引っかかれた。
次の瞬間、でぶねこは思い切り頭を蹴って枝に移った。
「やっとどいてくれたか……わあっ!」
木登りを始めたら、また頭の上に降りてきた。
仕方なくそのまま頑張って鍵猫に近づいてみれば。
「フシャー!」
「グルルルル」
縄張り争いで喧嘩をはじめる。
「わー! 仲良くしろってー!」
バスケットを開きようやく鍵猫を入れて安心する間もなく、何を思ったかでぶねこまでバスケットの中に飛び込んだ。
「なんでお前まで入るんだよ! もー猫のめんどーみるのって大変ー! ほんとに何か幸運あるのかな?」
へろへろになりながら、庵は木を降りた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月05日
参加申し込みの期限
2015年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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