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~猫体験&懐かしの歌~
「これは、また、不思議なことが起こるものね」
にぎやかなところは苦手な
狩野 マオ
だが、おじいちゃん達と一緒に過ごしたい、話を聞きたいと言う動機から敬老会のお手伝いにやってきていた。
クラスメイトの修のマジックショーを見ていたら、若返りや老化現象が起こってしまったのにはびっくりだ。
(……私には影響はなかったみたいだけれど、お手伝いする以上、若返りや老化した人は、一先ず、見た目通りの対応、で良いのよね?)
「ううん、これなら誤魔化せるかしら?」
マオの頭に、アイディアがひらめいた。
ステージの下では伊予祐が持参したギターをかきならしていた。
歌ってください、と利悟に誘いかける。
「う、歌!? 歌か……演歌や軍歌しか……歌ったことないけど、出来る限り頑張って……は、恥ずかしいな」
懐かしのメロディーが奏でられると、会場の皆から自然と手拍子が沸き起こる。
慣れない歌を一生懸命歌う利悟の初々しさに、会場の元おばあちゃんたちから嬌声が起こり、熱い眼差しが注がれる。
「ぬ、利悟、この後の合コンでモテモテになるつもりか?」
梅川老人がヤジを飛ばす。
「合コン……? えっと、なんだそれは?」
祐に耳打ちされ、利悟は真っ赤になった。
「で、出会いのために女性と集まって話すなど破廉恥だ! 遠慮しておこう!」
(折角だから、この機会に便乗して、私のろっこんで、お爺ちゃん達に猫体験をプレゼントしたいものだけど)
しばらく考えていたマオは、司会の智瑜の元に走り耳うちする。
「……ショーの形に便乗するなら、一応、対象を大きな布等を被せて、皆から隠した上で発動させればいけそうだけれど。
ろっこんを発動できなくても、おまじない付のマッサージということにするわね」
智瑜は頷いて言った。
「マジックショーで使った布がありましたね。あれを借りましょう」
そしてマイクに向かう。
「プログラムにはありませんが、ここで、マジックの飛び入りです。狩野マオさんの、猫体験マジックです」
「ね、猫体験なのだ?」
写真を撮りまくっていた真央婆ちゃんが目を輝かせた。
パーカーのフードを被ったマオがステージに上がる。
「おまじないつきのマッサージで、猫体験はいかがですか? もしかしたら、ねこさんみたいに体が柔らかくなる、かもしれないわ」
呼びかけに応じてお爺さんがステージに上がった。
マオはお爺さんの身体に布をかけ、マッサージを始める。
「ねこさんねこさんねこさん……」
おまじない代わりに、ろっこん発動の条件となる「ねこさん」の言葉を連呼しながら。
すると、布の陰のお爺さんの姿が消えた……
いや。
「ニャーン」
さっと布を取り去ると、そこにいたのはトラ猫だった。
拍手喝采が巻き起こる。
ステージから降りた修と梅も、観客として見学していた。
「お猫さまが量産できるのだ! もっとやってほしいのだ!」
夢中でシャッターを切る真央。声が低くなっているとはいえ、中身はあまり変わっていないようだ。
「他にも猫体験したい方はいらっしゃいますか?」
次のお年寄りが手を上げる。マオはまたおまじないつきのマッサージを始めた。
(中々大変そうだけれど、それでも、お爺ちゃん達にとって、良い一日になりますように)
そんなことを思いながら。
猫になったお年寄りたちが元の姿に戻る。
「いやあ、不思議な気分じゃった。なんだか背骨が伸びて若返った気分じゃ」
猫は背中が丸いので、人間に戻ればそんな気分かもしれない。
ステージから降りた後も、お爺ちゃんたちは気さくにマオに話を聞かせてくれた。
記士郎の視界がはっきりした。
手も元に戻っていることを確認する。
静かに立ち上がると、カバンを手にゆっくりと会場を後にした。
「あれ、真央そこにいたのか」
修に声をかけられた真央は、自分の姿も元に戻ったことに気付いた。そっとカメラを下ろす。
「一生このままかと思ってビビったのだ犯人に繋がるかもって慌てて撮っちゃったのだ秘密なのだ」
修にそっと画像を見せる。
「真央? お婆さんだが、確かに真央らしいな」
「うちのおじぃおばぁの若い頃も見たかったのだ……」
「合コンの前に元に戻ってしもうた……」
がっかりする梅川老人に、理紗子はほっと胸を撫で下ろした。
(あのまま流されていたらどうなっていたかしら)
さっきの老人がどこを探しても見つからないのは気がかりだが、どうやら、無事に終わりそうだ。
そこへ真央がやってきた。
梅川に手渡したのは、寝子島ふぁんた爺ズ編みぐるみ。
「寝子島ふぁんた爺ズ応援してるのだハイなのだ」
「おお、これはよくできとるのお、若くなくともワシは十分もてるの」
「梅ちゃんにはこの前お世話になったからお礼なのだ」
梅には変身後風縫いぐるみを渡す。
「あら、おおきに。もろてええんかいな? 男前やね」
「もちろんなのだ、本物はもっと男前なのだ」
真央はにっこりすると、撮影に向かった。
「なんか夢を見とったが……幼女はおらんのか……」
元にもどった利悟からは、若返ったときの精神は消えうせていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月13日
参加申し込みの期限
2014年12月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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