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\ オーバータイム!/
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敬老の日に
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~魔法の後~
皆が元に戻り、最後に集合写真の撮影も行われて、敬老会が終了した。
「写真は後ほどお送りいたします。皆様ご参加ありがとうございました。お気をつけてお帰りください」
マイクを置いた智瑜が、忘れ物がないかどうかテーブルを確認し、片付けに回る。
祖父母は店を開けるため先に帰っているので、ゴミの分別やテーブル拭きもしていくつもりだ。
(みなさん、楽しんでくださっていたら嬉しいのですが)
「さあ帰ろか、よっこいしょ」
立ち上がった梅に修が声をかける。
「車を呼んであります。家までお送りしますよ」
「お兄ちゃん、ハイヤー呼んでくれたんか? ええんやろか、わたいには勿体ないわ」
「自家用車ですよ。僕も乗ってお送りしてから帰りますから、ご遠慮なさらず」
普段は自分のことを俺と呼ぶ修なのだが、梅の前では少しかしこまっているようだ。
家に着き、降りた梅は修に言った。
「おおきんな。まあそしたら上がってお茶でも飲んでってえ。なんもあらへんけど」
「いいんですか? それでは、お言葉に甘えて」
梅の一軒屋は、きちんと片付いていた。
お茶を入れると、梅が自分で肩を叩いた。
「きたないとこでびっくりしたやろ。ふー、なんや疲れたなあ。舞台の上ではぴらみっどぱわーで体が軽かったんやけどな」
珍しい古いものの多い部屋に視線を向けていた修が、居住まいを正す。
「お疲れ様でした。僕には祖母とすごした記憶が無いのです。なので、良かったら肩を揉ませてくださいませんか……」
「お兄ちゃん、肩もんでくれるん? 悪いなあ」
梅は一生懸命名前を思い出す。
(八神……シュウ、やったか?)
「では失礼して」
修は、力を入れすぎないよう気をつけながら、小さな梅の肩を揉む。
若返ったときの美しさはないが、刻まれた年齢は梅という人に深みを与えている。
「えー心地やわ。おおきんなシュウちゃん」
(次に会った時に俺を忘れていたとしても……いいんだ)
自分はこうして肩を揉んだことを忘れないだろう。修はそう思う。
「お茶、ごちそうさまでした」
「そしたら気いつけて帰ってなー、またおいでーな」
帰る修を、梅は玄関先まで出て見送った。
夕刻、浅葱眼鏡店。
夕食後に、あやめは包みを取り出した。
「なんだ?」
「敬老の日のプレゼントです。散歩のときに使ってください」
「ほう」
甚三郎はマフラーを広げ巻いてみる。
「なかなかいいじゃねえか」
(いつかお爺さまのようになりたい。経験に裏打ちされた、確かな技術と自信……)
嬉しそうな甚三郎を見ながらあやめは思うのだった。
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あとがき
担当マスター:
天村花海
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
日ごろできない体験へのチャレンジ、楽しんでいただければ幸いです。
おじいさんおばあさんへの思いにも心温まりました。
それでは、次回の小学校の運動会でお会いしましょう。
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担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月13日
参加申し込みの期限
2014年12月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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