this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
敬老の日に
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
~老いが若きに、若きが老いに~
「すごいマジックなのだ!……?」
ショーを撮影していた真央は、思わず上げた自分の声に驚愕した。
風邪をひいているわけでもないのに、低い声……まるでお婆さんのような。
そしてふとデジカメを持つ手を見ればシワシワ。
「……!? 鏡っ……この前お好み焼き食べに行ってからバックに入れ……!?」
バッグから取り出した鏡を見て。
無言で真央はデジカメで自撮りを始めた。
手だけでなく顔も姿も老婆の姿となった自分を。
そして肖像権無視で知らない人たちをガンガン撮影し始めた。
老婆になってもかなりアクティブな真央である。
うとうとしていた記士郎は騒ぎに目を覚ました。
「いかん、帰らないと」
だがすぐに立ち上がれない。
「ふ、おお?」
口の中ももごもごする。
(歯がない……?)
「……、……か?」
何かまわりが声をかけてくれている気がするが、良く聞こえない。
手を見るとしわしわで、服の下の体も痩せた気がする。
「ふおー……」
細かいものは見えないけれど、大勢の人がいて、若い人達が動き回っている様子はわかる。
「寝子島では、時々不思議なことがあるなあ……」
空を見上げると、空の色は変わらない。
のんびりと過ごさせてもらうことにしよう。
「おじいさんの分のお弁当がなかったんですか? ごめんなさい、こちらに飽いた席がありますから」
気づいて声を大きくして離しかけてくれた智瑜に、にこにこと返事をする。
「いや、私はいいんですよ……さっき、いただきました」
(最後まで、こんなふうにゆったりと過ごしたい)
そんな風に思う記士郎だった。
「ど……どうなってるのよ?」
理紗子はあたふたと混乱していた。
お年寄りの方々が若返ってしまった。一方、ボランティアに参加している人の一部は老人と化してしまっている。
もともとがビビりでヘタレな性格なのでこういう状況には弱い。
ガシャン!
老人が転んで、眼鏡ごと顔を床に打ち付けた。
「大丈夫ですか?!」
我に返り駆け寄る理紗子。何とか落ち着いて行動しようとする。
「はぁ……いきなり体が重くなって年をとったみたいだと思ったらそのまま転ぶとは。まあいつものことだし問題ないです」
しわだらけの顔や手、曲がった腰、しゃがれた声。
どこからどう見ても老人と化した
血陣 遵
が淡々と言う。
日ごろから貧乏神に取り憑かれたかの如くよく転んだり手を切ったりドジをしたりと怪我が絶えない不幸体質、今回の変事にもどこかあきらめた様子だ。
ちょうど医者がいて、しかもこんな美人だというのはラッキーなうちだろうか。
「頭は打ってないようね。傷の手当てを……」
「先生、わしと踊りませんか」
いきなりこんな状況でナンパしてくる若いイケメンに、理紗子は怒りの目を向けた。
「それどころじゃないわ」
とあしらおうとしたが、どこかで見たような面影の男に、首を傾げる。
「なあに、大したことなさそうだ。だが眼鏡はぶっ壊れてるな、浅葱眼鏡店で直してもらうといい」
とりあえず、傷の消毒を済ませながら、理紗子は考える。
(あれ? 服の上からもわかる程の鍛えられた肉体に、ワイルドで鋭く、それでいて適度な甘さもある面立ち……誰だっけ?)
「え……あなたは……」
「わしじゃよ、梅川じゃ」
「漬物屋の御主人……あのスキンヘッドのおじいちゃん?」
(うそ……若い頃はこんなにカッコいい人だったの?)
「さあ踊りましょう、先生」
「ちょ、ちょっと……」
手当てのほうが先、とさっきの老人のほうを向いた理紗子だが。
「……あら? さっきの人は?」
ケガをした老人の姿は消えていた。
実は若者に戻った遵がいたのだが、たまたま後ろを向いていた。
服装は同じでも腰が曲がった老人と若者では全然背格好が違う。
まだマジックが続いているステージへの歓声の騒ぎにまぎれ、理紗子は彼を見つけることができなかった。
梅川に強引にリードされるまま、一緒にダンスすることに。
(なんでこんなことになってるのかしら……)
軽やかにステップを踏み、ターンを決める。
頭では不思議に思いつつも、体は自然に動いてしまうのだった。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
敬老の日に
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月13日
参加申し込みの期限
2014年12月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!