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●9月17日
シダ 美穂戸
の誕生日●
【シーサイドタウン:とあるスイーツチェーン】
「ここか ここか? おしゃれ店だな まきな
くんくん いいにおい あまい おいしそう」
鼻から先に店内に入り、その甘い香りの源泉に辿り着いた
シダ 美穂戸
は、
「チョーイ オーイ なんだここ なんだここ」
ブッフェ台にずらりと並ぶスイーツに跳び上がり、同伴の
神野 マキナ
をがくがくと揺さぶった。
「見ろ まきな シダのすきなの いっぱいあるぞ」
ケーキだけで、ショートケーキにチョコケーキ、抹茶や紅茶のシフォンにロールケーキ、チーズケーキにムース、モンブランにティラミス、ミルフィーユにフルーツケーキ……と30種類以上がずらり。その他、シュークリーム、タルト、ババロア、プリン、アイス、杏仁豆腐やカットフルーツと……色鮮やかな無数のスイーツに総立ちで興奮するシダに、マキナが笑ってこう言う。
「さぁ美穂戸さん、今日は甘いもの食べ放題だよ。
どれでも好きなものを、存分に召し上がれ!」
「食べ放題? 食べ放題 なんだ?」
店内の『 〜秋の味覚フェア〜 2時間食べ放題♪』と書かれた掲示を見せて、デザートブッフェの説明をするマキナに、シダが目を丸くする。
「すきなの どれだけたべてもいいのか?
どうなってる……まきな ここは 天国か?」
「ふふ、そうかも? ぼくも見てるだけで何だか、興奮してきちゃったよ」
さらにブッフェ台の隣りに、高々とそびえる謎の装置を指さし、シダがマキナの袖を引っ張る。
「まきな なんだあれ 滝か? お店に 滝があるぞ」
「ああ、あれはチョコレートファウンテンだね」
「ソコラー? あの流れてるの チョコか?」
タワー状の装置のてっぺんから、泉のようにとろ〜り溢れて循環している、そのチョコをぺろりとひと舐めして、シダが「おー ンゴンゴ」とはしゃぐ。そんな彼女にマキナは悪戯っぽくウインクして、
「こうやって食べるんだよ」
串の先に刺した苺を、チョコレートファウンテンの受け皿の1つに近づけ、綺麗にチョコを絡めると、そのままお口に、ぱくっ。要は「チョコレートフォンデュのタワー版」なのだが、シダの方はもう大興奮だ。
「なんだそれ すごいな だれも おこらないか?」
「大丈夫、美穂戸さんもやってご覧」
ほらとマキナが差し出すマシュマロを、シダはく〜るくるとチョコに浸すと、欲張ってりんご飴みたいに馬鹿でっかくしたそいつを、ぱくっと口に放り込む。
「モゴモゴ ンゴーン すごいな すごい」
「美穂戸さんは本当にいい食べっぷりだね、ぼくもお祝いする甲斐があるよ」
にっこり笑うマキナの隣りで、シダはさらに次のコーナーを指さし、
「あっちなんだ 大きいケーキ
あれも全部 たべていいか?
これは いそがしくなってきたな」
◇
「そうなんだ、美穂戸さんは9月が誕生日なんだ」
「ヴァン シダ 今月 スィンニャッ」
数日前のこと。彼女が誕生日だと知って、マキナはちょうど今話題のスイーツチェーン店のことを思い出したのである。
「じゃあお祝いにさ、スイーツ食べ放題に行ってみない?
ちょうどこの前、シーサイドタウンに良さそうなお店が
オープンしたって聞いてね。勿論ぼくの奢りで!」
甘いもの好きのマキナは、フルーツパーラーやペストリーショップなどの情報にも耳ざといのだ。
「おごり? おごりなんだ? ごちそうしてくれるか?
まきな いいやつだな おかしくれる いいやつ しってたけど」
こんなやり取りがあって、本日2人は、このお店にやって来たのである。
「まきな どれ たべる?」
お皿いっぱいに早くもぎっしり、ケーキを積み上げているシダの隣りで、マキナの方はふむと思案顔で、
「せっかく秋の味覚フェアをやってるんだから、
ぼくは季節のスイーツを色々食べ比べてみたいな。
モンブランとかさつまいもパイとか……あ、かぼちゃのプリンもあるね」
「それか おいしそう シダは こっちにしよう」
同じ季節の素材で、違う製法のスイーツを、シダがさらに山と積み上げる。
「マロンムースにスイートポテト、パンプキンパイか。そっちも美味しそうだね」
互いの戦利品をテーブルに持ち帰り、さあ食べ放題タイムの始まりだ。
「うん、このモンブランは正解だな。栗率が高いね」
食べ放題のケーキでも、決して味に手を抜いてない。最初のひと口でもう、ここが良い店だと分かった。濃厚なマロンクリームと、その下のいかにもカロリー高そうな生クリームをぺろりと平らげ、唇をひと舐めして微笑むとマキナは次の獲物に移る。
「うん、こっちのさつまいもパイは、餡がねっとりほくほくだね」
パイ生地もギュッとした感じで、食べごたえがある。
「このプリンも、かぼちゃの素材感があって美味しいなぁ」
あえて裏ごしせずに、つぶつぶ感を残したプリンは、しっかりした味を舌で楽しめた。カラメルソースの匂いにクンクン顔を寄せてきたシダが、
「そっちも おいしそう はんぶんこっこするか」
あーん、とひな鳥のようにせっつくシダに、にっこり笑ってマキナが、かぼちゃプリンを匙で分け与える。
「ンゴーン♪ まきなも やろう やろう」
お返しにマキナが食べさせてもらったのは、マロンムースだ。とろ〜っとして緩めの口当たりだけど、洋酒の風味がしっかり効いている。
「刻んだマロングラッセも、いいアクセントだね。
とっても美味しいよ、美穂戸さん(にこっ)」
「ンゴーン おいしいな おいしい
まきな 次いこう 次」
お次は紫芋のモンブランに洋梨ショート、金時タルトに柿ロール、ピーチファームにマロンロールにアップルパイ……とたちまち2皿目、そして3皿目を平らげるシダに、負けず劣らずのペースでマキナも もぐもぐ。ほっぺにべったりクリームを付け、ひと口で2個も3個もケーキを頬張るシダとは違って、マキナはぜんぜん涼しい顔なのに。魔法のように次々と空になっていくお皿に、
「まきな よくたべる いいことだ」
とシダもニコニコ。そのうち途中からペースが上がり、だんだん競争みたいになってきた。
「競争? ヴァン のぞむところ
シダ まけないぞ まけない」
「わっ、美穂戸さんの食べるスピードもすごいな……
でもこんなに美味しいんだもの、仕方ないよね(ぺろり)」
「これ なくなった アンテム おかわり おかわり」
山と盛られたスイーツが次々、ひょいぱくで2人のお腹に消えていくその光景に、他のテーブルのお客も店員さんも、立ち止まってその場で呆然だ。そして最後には2人とも揃って、
「「パフェ ンゴーン♪」」
果物やアイスや生クリームが、これでもかとどっさり乗った、大盛りパフェを仲良くぺろり。
「まきな ここいいとこだな」
「うん、ぼくも大満足……さて、それじゃ」
ガタッとトレイを手に立ち上がったマキナがひと言、
「〆にもういくつか、さっき食べて美味しかったのをリピしようかな?」
ガタガタタッ。店内のお客さんが総立ちで戦慄したのは、言うまでもない。
「今日 たのしかった シダ
まきな カムオン カムオン」
「ふふ、美穂戸さんの誕生日祝いなのに、
つられてぼくもいっぱい食べちゃったなあ……」
ぴょんぴょん跳ねるシダに、マキナも笑って、
「でも、美穂戸さんが楽しんでくれたなら、それが一番。
また今度、一緒に食べに来ようね」
「ヴァン まきな 今日は ありがと(ぎゅっ)」
シダの感謝のハグで、2人のンゴーンな1日は楽しく終わったのだった。
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担当ゲームマスター
鈴木二文字
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月28日
参加申し込みの期限
2015年01月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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