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\ オーバータイム!/
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帰って下さい冬将軍!
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■
ぐるぐると巻いたマフラーに顔を埋めながら、
猫島 寝太郎
は商店街を彷徨っていた。タンスから引っ張り出したコートはほんのりと樟脳の香りがする。
(――冬将軍、かぁ)
ねこったーに表示されているのは、「冬将軍」なる人物の情報。寝太郎の脳裏に、ちょんまげに着物、白馬に乗って寝子島海岸を駆ける将軍の姿が思い浮かぶ。力強く駆ける馬が近付いてきたところでタイトルロゴが――違う。恐らくこれではない。
首を振って想像を振り払う寝太郎の耳に、ラッパの音が届く。音に惹かれるままそちらへ足を向けると、近付くにつれ良い香りが鼻孔を擽る。
「厚揚げを、一つ下さいな~」
「まいどー! どうぞごゆっくりー」
思わず顔を綻ばせ、人差し指を立てて注文する。先客の邪魔をしないよう、屋台の隣で早速厚揚げを口に運ぶ。
「……そうなんですか。冬以外は知らないのですね」
「ああ、儂のいるところはいつも冬だからね。他の季節も見てみたいものだが……こればかりはどうにもならないね」
「……いつか、他の季節も見られるといいですね。他の季節に負けず劣らず、冬も素晴らしいものだと思います」
「ありがとう。……冬は素晴らしいもの、か」
時折耳に入ってくる修と冬将軍の会話を聞くでもなしに聞きながら、寝太郎は出汁の染みた厚揚げを食べていく。
(観光客の人かな? それにしてもでっかいな~……あ)
冬将軍へちらちらと視線を送っていると、相手もそれに気付いたのだろう。視線がばっちり合ってしまった。笑みを浮かべる寝太郎に、
「それは、何を食べているんだ?」
と冬将軍が問い掛ける。
「これは、厚揚げだよ~」
「ほう……それは、どんなものかね?」
「ええと……厚揚げっていうのは…………豆腐屋さん、説明したげて~」
言葉に詰まった寝太郎は、最後の一口を飲み込んでかなえに説明を求める。
「厚揚げっていうのは、豆腐を油で揚げたものやね。聞くよりも食べる方が分かりやすいと思うから……はい、どーぞ」
さすがは豆腐屋の娘、かなえは説明しながら厚揚げを一つ、冬将軍に差し出した。
厚揚げを頬張りながら、冬将軍は修へ視線を戻す。
「君のように、冬は素晴らしいものと思っている者が他にもいるだろうか?」
「いますよ。俺だけではなく、世界中に」
「……そうか。では、ここにばかり留まっているわけにはいかんなぁ。動物達のこともあることだし、な」
九夜山の方を見て、冬将軍は言葉を付け足した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月10日
参加申し込みの期限
2015年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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