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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
トラニャンクエスト
【だいにしょう ～おおうなばらへ～】
「うおーっ♪」
見渡す限りの水色。青い空にぽっかりと浮かぶ白い雲。全てが古き良きドット絵で表現されているとはいえ、ここは海！
その開放感に、テンション上がりまくりの野坂 庵は、船のマストをよじ登ったり、帆を滑り台代わりにしてみたりと大はしゃぎです。
「海だー、船だー！ ヒャッホー！」
そうそう、この船ですけれど。前章にて、病気の町人を助けたお礼として、港町ネコガハマの町長さんが、ぽんと気前良くくれたものです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
やがみん「まちのものを たすけてくれた おれいだ。
きみたちに このふねを さしあげよう」▼
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
はい。町長さん役は、またしても彼でした。実にお忙しそうです。
そんなわけで、船は青い海を軽快に、白波をかきわけながら進みます。
「ふー。太陽ぎらぎら、あっつーい！」
頭上を見上げ、額から噴き出た汗を手の甲で拭ったのは、朝野 未沙です。
空に浮かぶ太陽は、赤一色で表現された単純なものでしたが、意外にも船上はじりじりと暑く、このままでは、モンスターと戦う前に参ってしまいそうです。
と、自身の『そうび』を確かめる未沙。彼女には、こんなときのため、バッチリ用意してきたものがあるのです。
┏━━━━みさ ━━━━┓
あそびにん
レベル： ２
ＨＰ： １３
ＭＰ： ２
ちから： ４
はやさ： ６
たいりょく： ９
まりょく： ２
Ｅ みずいりのばけつ
┗━━━━━━━━━━━━┛
「この、水の入ったバケツを……『つかう』っと」
ばしゃー！ バケツで頭から水をかぶると、程よくひんやり！ 良い塩梅。
「んーっ、気持ちいい♪」
更には、あたりを見回せば。
周囲を警戒する、海神 湊面と串田 美弥子の二人も、
「トラニャンクエストかぁ……やったことは無いけど、名前だけは知ってる。こういう場所には、海の怪物が出るんだよね？」
「うんうん、どこから襲ってくるから分からないし、気をつけないとね……わわっ？」
ざばんと波飛沫がかかり、ぐっしょりと服を濡らしていたりしまして。
「……ふふっ。気持ちイイし、目の保養にもなるし。海って最高よね♪」
女の子たちを眺め、未沙は満足そうに笑うのでした。
女子たちを尻目に、何やらお顔が真っ赤っか！ になっておりますのは、双葉 由貴くんです。
「だ、男子だっているんだからな……！」
お年頃な男の子。彼には少々、眼前で展開されるお色気シーンは、刺激が強かった模様です……頑張れ、純情少年！
と。穏やかな海に変化が起こったのは、まさにその時でありました。
ドドドドド……盛り上がる水面。次々に飛び出してくる、小さな生き物たちの群れ。
「わ、も、モンスター！？ みんな、気をつけてー！」
美弥子の叫びに、船上の面々が一斉に身構えます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
おばけイカが あらわれた！
でんきクラゲが ７ひき あらわれた！
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
十数メートルはありそうな、巨大なイカの怪物を筆頭に。海を住処とするモンスターたちが、水飛沫を表す白いドットを撒き散らしつつ、海中から出現！
「おおお……」
おばけイカの巨大な瞳が、じろりっと庵を睨みつけます。庵は怯えたように、ぷるぷると身体を震わせて……いると思いましたら。
「……おいしそーっ♪」
びくり、イカさんが少しばかり身震いしたように見えたのは、気のせいでしょうか。
いおりの職業は、『あじおい』。味追い、つまりは料理人！ なのです。そういえば彼女、旅立ちの直後などは、がっしと捕まえたプルプルに、ゼリーみたいでおいしそー♪ などとのたまいつつかぷっとかぶりつき、甘噛みしたりもしていたのでした……ちょっとびっくりなチャレンジ精神です。
「全部食べきれるかなー？ むっふっふ～。いおりが美味しくしてやんよ！」
気合十分な庵に触発されて、勇者たちは次々に武器を取り、モンスターの群れと対峙します。
「でかいイカとクラゲとか……き、気持ちわるっ！」
「そうだね……でも、やるしかないかな。船を沈められでもしたら、即座にゲームオーバーだし」
うねうねと蠢くイカとクラゲの触手に、腰が引け気味な由貴の肩を、隣に立った湊面がぽむっと叩き、
「とりあえず、協力して何とかしようよ。ね？」
「うっ。や、ややややってやらないことも、なっ無いけど！？」
水に濡れて肌に張り付いた、湊面のシャツの胸元に、何だかどぎまぎしつつ。
由貴は可愛らしいマントを、ぴらりんと翻して……戦闘開始！
「うおーっ♪」
見渡す限りの水色。青い空にぽっかりと浮かぶ白い雲。全てが古き良きドット絵で表現されているとはいえ、ここは海！
その開放感に、テンション上がりまくりの野坂 庵は、船のマストをよじ登ったり、帆を滑り台代わりにしてみたりと大はしゃぎです。
「海だー、船だー！ ヒャッホー！」
そうそう、この船ですけれど。前章にて、病気の町人を助けたお礼として、港町ネコガハマの町長さんが、ぽんと気前良くくれたものです。
やがみん「まちのものを たすけてくれた おれいだ。
きみたちに このふねを さしあげよう」▼
はい。町長さん役は、またしても彼でした。実にお忙しそうです。
そんなわけで、船は青い海を軽快に、白波をかきわけながら進みます。
「ふー。太陽ぎらぎら、あっつーい！」
頭上を見上げ、額から噴き出た汗を手の甲で拭ったのは、朝野 未沙です。
空に浮かぶ太陽は、赤一色で表現された単純なものでしたが、意外にも船上はじりじりと暑く、このままでは、モンスターと戦う前に参ってしまいそうです。
と、自身の『そうび』を確かめる未沙。彼女には、こんなときのため、バッチリ用意してきたものがあるのです。
┏━━━━みさ ━━━━┓
あそびにん
レベル： ２
ＨＰ： １３
ＭＰ： ２
ちから： ４
はやさ： ６
たいりょく： ９
まりょく： ２
Ｅ みずいりのばけつ
┗━━━━━━━━━━━━┛
「この、水の入ったバケツを……『つかう』っと」
ばしゃー！ バケツで頭から水をかぶると、程よくひんやり！ 良い塩梅。
「んーっ、気持ちいい♪」
更には、あたりを見回せば。
周囲を警戒する、海神 湊面と串田 美弥子の二人も、
「トラニャンクエストかぁ……やったことは無いけど、名前だけは知ってる。こういう場所には、海の怪物が出るんだよね？」
「うんうん、どこから襲ってくるから分からないし、気をつけないとね……わわっ？」
ざばんと波飛沫がかかり、ぐっしょりと服を濡らしていたりしまして。
「……ふふっ。気持ちイイし、目の保養にもなるし。海って最高よね♪」
女の子たちを眺め、未沙は満足そうに笑うのでした。
女子たちを尻目に、何やらお顔が真っ赤っか！ になっておりますのは、双葉 由貴くんです。
「だ、男子だっているんだからな……！」
お年頃な男の子。彼には少々、眼前で展開されるお色気シーンは、刺激が強かった模様です……頑張れ、純情少年！
と。穏やかな海に変化が起こったのは、まさにその時でありました。
ドドドドド……盛り上がる水面。次々に飛び出してくる、小さな生き物たちの群れ。
「わ、も、モンスター！？ みんな、気をつけてー！」
美弥子の叫びに、船上の面々が一斉に身構えます。
おばけイカが あらわれた！
でんきクラゲが ７ひき あらわれた！
十数メートルはありそうな、巨大なイカの怪物を筆頭に。海を住処とするモンスターたちが、水飛沫を表す白いドットを撒き散らしつつ、海中から出現！
「おおお……」
おばけイカの巨大な瞳が、じろりっと庵を睨みつけます。庵は怯えたように、ぷるぷると身体を震わせて……いると思いましたら。
「……おいしそーっ♪」
びくり、イカさんが少しばかり身震いしたように見えたのは、気のせいでしょうか。
いおりの職業は、『あじおい』。味追い、つまりは料理人！ なのです。そういえば彼女、旅立ちの直後などは、がっしと捕まえたプルプルに、ゼリーみたいでおいしそー♪ などとのたまいつつかぷっとかぶりつき、甘噛みしたりもしていたのでした……ちょっとびっくりなチャレンジ精神です。
「全部食べきれるかなー？ むっふっふ～。いおりが美味しくしてやんよ！」
気合十分な庵に触発されて、勇者たちは次々に武器を取り、モンスターの群れと対峙します。
「でかいイカとクラゲとか……き、気持ちわるっ！」
「そうだね……でも、やるしかないかな。船を沈められでもしたら、即座にゲームオーバーだし」
うねうねと蠢くイカとクラゲの触手に、腰が引け気味な由貴の肩を、隣に立った湊面がぽむっと叩き、
「とりあえず、協力して何とかしようよ。ね？」
「うっ。や、ややややってやらないことも、なっ無いけど！？」
水に濡れて肌に張り付いた、湊面のシャツの胸元に、何だかどぎまぎしつつ。
由貴は可愛らしいマントを、ぴらりんと翻して……戦闘開始！
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2014年12月05日
- 参加申し込みの期限
-
- 2014年12月12日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年12月12日 11時00分
