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\ オーバータイム!/
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兎がいた。
かがみこむ真央の横で、修がため息をつく。
「本物に近い感触だから、少し期待していたのだかな……」
本物の月か。
それとも、神魂の影響で作られたフェイクなのか。
修の懐疑は、その一点にあった。
月の旗もあった。月面車もあった。
大凡リアルと認められるところもあれば、そうでないところもあった。
しかし、月に兎とあっては、もはや本物とも言ってられない。
(だが待て。
兎が、本物の月に旅行に来ていたとすれば、
本物である可能性は残っている!)
修は兎の一匹を抱えて、瞳を覗き込む。
「君たちは、どこから来たんだ?」
兎は答えない。
「月に来る前は、何処にいたんだ?」
移住してきたんじゃないのか?
兎は答えず、修の目を見かえす。
老賢者のようなその風貌。
本物でもある。本物でもない。
紅い目が、そんなふうに語りかけているように思えた。
本物の月か、そうでないか。
決めかねている修に、兎はすっと餅を差し出した。
修と真央は、顔を見合わせた。
たくさんの兎に囲まれ、地球を遠く離れた異星で、二人は餅を食べる。
夢か、現実か。
少なくとも、餅はうまかった。
真央は空に目を遣る。
地球のそれとは違ったミルキーウェイと、無数の星々、そして青い地球がある。
ふと思うことがあって、真央は両手を握り込み「にゃにゃにゃがおー!」と叫んだ。
粒子が集中し、彼女のろっこんが発動する。
現れたのはデブ猫『がおー』。
ぽりぽりと顔を洗うがおーを、真央はじっと見た。
特に苦しがっている様子はない。
「……」
真央はつと立ち上がり、修の傍らに立って、宇宙服のジョイントを外し……。
「……! おい、真央……」
修の制止も聞かず、ヘルメットを脱ぎ、頬を宇宙に晒す。
エーテルの風に吹き散らされる、茶色の髪。
唖然とする修に、真央はへへっと笑った。
「なんとなくここらあたりが、現実っぽい場所と空想の境かな、って思ったのだ」
――ののちゃんなら、月兎は宇宙服着ていないと、思いそうなのだ♪
現実と想像の狭間。二人はそこに立っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月22日
参加申し込みの期限
2014年11月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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