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とある放火魔と、白昼夢の話
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■21:30 放火を止める覚悟
斗南がガソリンスタンドの付近についてから十分もせずに、吉野は現れた。
金髪にパーカーとジーンズ、夢で見たそのままの姿に、斗南は確信を深める。
(間違いない、あいつだ)
吉野は若干息を切らせながら、ガソリンスタンドへ近付いていく。その姿を見て、斗南は進路を塞ぐように歩み寄った。
「ちょっといいか?」
「……あ?」
吉野は苛立った様子で答える。それに怯むことなく、斗南は言葉を続けた。
「いや……この先のガソリンスタンド、臨時休業中らしい。だから、もし用事があるんなら無駄足踏む前に知らせとこうと思って」
「はぁ? マジかよ……」
適当な嘘だが、吉野は信じたらしい。これで、少なくともこの場で灯油を買われるという事態は防げた。
あとは、吉野の後をつけてその度に止めるなりすれば良いだろう。斗南は吉野を見下ろして頷く。
吉野は舌打ちをして金色の髪を掻き毟っている。どうにもめぐり合わせが悪いことに、苛立ちは募るばかりだ。
「それと……もし何かしようとしてんなら、止めといた方がいい。後悔したって時は戻ってこないからな」
念のために釘を刺しておく。この程度で思いとどまるのなら放火などという行動はしないだろうが、口にしたことで少なくとも吉野に圧力を与えることは出来たようだ。
「は……何だよ、それ」
吉野の表情が僅かに強張ったのを見逃すはずもない。斗南はそれ以上言葉を続けず、吉野の顔を無表情に見つめた。再度、舌打ちをした吉野が元来た道を小走りに駆けていくのを見送る斗南の肩を、誰かが叩いた。
「斗南君、お手柄じゃん! これで灯油は買えないだろうなー」
明るく笑う武道の姿を見て、斗南は首を振る。
「まだ、他のところで買おうとするかもしれない。一応釘は刺しておいたが……」
「なあ、斗南君。もし放火を始めたらどう対応する?」
「多少痛い目を見せてでも止める」
答えながら、吉野の姿を見失わないうちにと斗南は歩き出す。方向からして、家に戻るつもりだろうか。
「……そうだよな。他の人が巻き込まれるかもしれないもんな」
納得したように返す武道。斗南は、右手を軽く握りながら頷いた。顔を隠すくらいなら、どうにでもなるだろうと、いざという時は能力の発動も視野に入れて吉野の背中を見遣る。
まずは一つ、放火魔の行動を阻止できたことに安堵を抱きながらも、斗南は警戒を解くことなく吉野を追いかけた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月03日
参加申し込みの期限
2014年12月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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