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【パンとちくわと微生物】
「……はっ!?」
その頃、稲妻の衝撃から、ようやく立ち直る
新井 すばる
くんの姿がありました。
「……せんせー、しつもーん」
「あら、何かしら?」
メモをしていた手を止めて、
神野 美野梨
さんが訊き返します。
「……これ、なにパン?」
ズバリ、すばるくんは訊きました。
「……美味しくなかった?」
「ああ、いやそうじゃなくて、後学のために、ね?」
眉を八の字にする美野梨さんに、すばるくんがそう付け加えます。
それに美野梨さん少しだけバツの悪そうに、
「……ミドリムシ」
と言いました。
「……え?」
すばるくんはそれにしばし呆然とし、
「……ミドリムシってあの?」
「ほかにないと思うわ」
こくりと頷く美野梨さん。
すばるくんは「……ッ」と約数秒硬直し、
「……オーケー、納得。いや、まずいものをつくろうとしてまずいものができているんなら腕は悪くないんじゃないかな?」
そんなふうに言いました。
「別にあえてマズいものをつくろうとしているわけじゃないのよ? 蜂蜜も混ぜて味も調えてあるし。ミキサーがなかったので手作業ですりつぶしたから市販品のようにはいかないかもだけど……」
少し不服そうな表情でそう答える美野梨さん。
「おーけー。神野さんの科学と生物に対する熱意はよーくわかった。だからさ」
それにすばるくんは宥めるように言葉を挟み、
「今度はおいしいの作ってくれるかな? で、それを持って紅葉でも観に行こうよ」
と、片目でパチンとウインクします。
若いっていいですねぇ。
【ポリバケツだって生きている(?)】
さて、こちらは美味しいパンをつくろうと頑張る
倉前 七瀬
くんと
納 十一
くん。
途中から
八神 修
くんもテーブルに加わり、三人でパンづくりに励んでいます。
「まずは、納豆を食パンの上に。次にちりめんじゃこをドバッと振りかけて――あ、ひじきの煮物ものせてみましょうかね」
和風なテイストを盛り込んでいるのは七瀬くん。
そこにさらにチーズと葱をちらし、あとはオーブンでこんがりと焼きあげると。
「名づけて『じゃこひじき納豆ネギチーズトースト』です。……って、のっけたもん言っとるだけですけどねー」
照れたように苦笑する七瀬くんですが、その味には少々自信があるようです。
「おいしい料理はまずは材料から! パンは行きつけの風麦堂で朝焼き立てのパンを! 野菜は納農園の採りたて野菜! 肉はしののゐの厳選肉!」
一方、十一くんはどこからともなく数々の厳選食材を取り出し、テキパキとそれらを調理していきます。
「新鮮なトマトを煮詰めて、たまねぎを混ぜて味付けしたピザソースをパンに塗って――カリッと焼いた肉にかぼちゃ、茸に茄子やジャガイモ、プチトマトをトッピングして、チーズを載せてオーブンで焼く! 秋野菜のピザパン完成だ!」
厳選食材を惜しみもなく注ぎ込んだピザパンにはもはやゲテモノのゲの字もありません。
(空気が読めないなんてのはもう言われ慣れてる……! でも、食べ物を作る人間としてこれは見過ごせない……!)
十一くんのアツい気持ち、大村くんに伝わるのでしょうか。
「倉前先輩も納も本気だな……。なら、俺も俺の全力を尽そう」
二人の本気に背中を押されるように、修くんも自慢の生地で様々なパンの形状を整えていきます。
一つ目は二等辺三角形の生地をくるくるとまるめた、
「まずは『サクサクフワフワのクロワッサン』」
二つ目は綺麗にクープ(切れ目)の開いたおしゃれな感じの、
「さらに『外はカリッと、中はフワッとバゲット』」
三つ目はパン生地の上にビスケット生地を乗せた
「そして『ほんのり甘くて懐かしい味のメロンパン』だ」
持ち前の器用さで瞬く間に三品を用意した修くん。
生地から用意した三つのパンはどれも自信があるようです。
「まだ時間があるな。よし、フードバトルで疲れたみんなのためにジャムやマーガリン、生ハムレタスなども用意しておくか」
そうして着々とパンが出来上がっていきます。
【天使と精霊とフードバトル】
その頃、大村くんは首を長くして、みんなのパンを待っていました。
と、そのとき。
「大村くんは精霊なの?」
「……え?」
目の前に現れた
橘 明里
さんの言葉に大村くんはしばし目を瞬かせ、
「……ああ! 人呼んでポリバケツの精霊とはこの僕のことさ!」
と、得意げに名乗りました。
「凄いなの! ちなみにあかりは天使なの!」
「……ポリバケツの?」
「ポリバケツは関係ないなの!」
思わず素で訊いた大村くんに明里さんは全力で突っ込みました。
「そんなことより、あかりはあなたにフードファイトを申し込むなのっ!」
「えっ?」
「あかりはフードファイターではないのっ……! でも倒すべき『敵』はわかっているつもりなのっ! だからあかりも戦わせてほしいの! 負けないのよ!」
「……!」
おもむろに飛び出した明里さんの謎理論。しかし、大村くんはそれに何かを感じ取ったようで。
「……わかった。一緒に戦おう!」
ふいに真顔になって、はっきりと頷いてみせます。
「ありがとうなの! ところで、あかりもじつは一品作ってきたのよ!」
じゃーんと明里さんが取り出したのはプリンを塗ったトーストでした。
「みんながトンデモパンをつくるなら箸休め的なパンも必要だと――」
「頂きます!」
「ひ、人の話聞いてなのっ!?」
明里さんが言い終えるよりも早く、大村くんは一瞬でそれを食べてしまいました。
「うん! プリンの甘みがカリッと焼いたトーストと絶妙なハーモニィだね!」
爪楊枝で歯を掃除しつつ、お茶の間向けコメントを発表する大村くん。
「ま、負けないの!」
明里さんも負けじとそれを完食します。
はて、彼女はいったい誰と戦っているのでしょう?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月10日
参加申し込みの期限
2014年11月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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