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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
ワニかみパレード☆
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【寝子島高校生物部参上!】
「知っていますか。海岸に、ワニが出たそーです」
「……ワニ?」
「そうなんです。ワニガメではなく、ワニです。しかも外来種ではなく、唐突にわいて出た、珍妙な鳴き声のワニが……」
「ちょっとちょっと待って、一体何の話……!?」
真剣な顔で語る
屋敷野 梢
を制止して、
新井 すばる
が疑問の声を上げる。
「アホらしーと思うのもごもっとも。それでも、ワニだっているときにはいるのです! 情報を鵜呑みにするわけではありませんが、フシギ生物がいると知っていながら、調べずにいるのは科学者の名折れ!」
「つまり?」
「行きますよ、寝子ヶ浜海岸! どんなワニでも寝子島高校生物部におまかせです!」
こんな二人が、準備万端整えて、海岸へとやって来た。
浜辺を見渡し、すばるが感嘆の声をあげる。
「うっわー、アルナイルみてみて、本当にちっさいワニさんがわんさかいるよー!」
「……やっぱガセじゃなかったんですねー。わっ、鳴きましたよ、今!」
「うんうん、わにーって声がしたね、かわいいねー」
「なんと珍妙な……」
むっと眉を寄せて、梢がうなる。
「見た感じ、いろんなのが混じってますねー。種類が違うのか、何なのか……。もしかして、成長過程で異なるのかもしれませんし……」
小さいワニさんたちを見比べて、梢は決心した。
「よし、早速捕獲して、飼育観察しましょーか!」
「りょーかーい。手伝うよ、どのコにする?」
「種類ごとに、それぞれですよ! よーし、チクワ出動-!」
「おー!」
用意していた大きな魚用のすくい網を手に、二人はワニさんを追いかけた。
「アルナイル、回り込んで捕まえるよ。ボク、こっちから行くからねー」
「どんと来いですよー……!」
「わわっ、けっこう素早い……。行ったよー!」
「でかした!」
すばるが追ったワニさんを、網を手に待ち構えていた梢が、さっと捕らえる。
「やったー」
息をきらして、すばるがぐっと親指を立てた。
ワニさんを捕まえて、梢がにやりと笑みを浮かべる。
「ふふふ……、うろこの1枚1枚、念入りにスケッチさせてもらいますから、覚悟してくださいね!」
「おー、アルナイルやる気だねー。ほい、カメラとフィールドノート」
すばるに渡されたカメラでさっそく何枚か撮影し、梢はノートを広げた。
ぶつぶつとつぶやきながら、梢は観察に没頭する。
「さて、ここは任せて、ボクもワニさんとたわむれてこようかなー」
すばるなりに記録をとってくると言い、彼は梢にウィンクを飛ばす。
「さてさてー。取るぞ、取っちゃうぞ、ワニ拓を~」
魚を釣ったときには魚拓。ワニさんを捕まえたときには、ワニ拓だ。
意気揚々と、すばるは食紅を手に、ワニさんへ近寄った。
「がぶぅ~」
威嚇してくるワニさんに靴を噛まれて、すばるはよろめいた。
「いてっ、噛んだな。もーいいや、お前で。協力してもらうよー」
すばるは食紅のフタを開けて、どばどばとワニさんに振りかけた。
「うわっ、跳ねるな。まぁいーか、あとで綺麗に洗ってやるからなー」
逃げようとするワニさんを押さえようとするたびに、すばるも真っ赤に染まっていく。
「ほーら、全身びちゃびちゃだよー。真っ赤でおそろいだねー」
食紅まみれの手を伸ばし、すばるは持参していた紙を広げた。
「とりあえず塗れたし、かみかみーっと。これにぺたんってするよー」
ぺったんぺったんとワニ拓をとっていると、ワニさんが暴れ出して、すばるにどすんと体当たりをしてきた。
「わわっ」
ワニさんとすばるが絡み合いながら、砂地に広げた紙へ転がっていく。
「ぎゃー。変なのとれちゃった。アクロバティックツーショット拓!」
シワの寄った紙を広げて、まじまじと見てみれば、臨場感もあってなかなか良い出来だ。
「う~ん、これはこれでかわいいな。お店にでも飾ろうか」
そこへ、子どもの「ぎゃー!」という悲鳴が上がった。
すばるを指さして、目を丸くしているのは、
野坂 庵
だ。
「ち、ち、血まみれだ~っ! 事件だ、事故だ、犯行現場だぁ~!」
「……へ? へ、へ!? あ、ボク!?」
自分とワニさんの姿を改めて見下ろして、すばるはへらりと笑った。
「あー、ごめんねー。違うんだよ、これは食紅でね、今、ワニ拓をとってたんだ」
「ワニ拓って何だ? わにさんの食卓か!? わにさんがあんたを食ったのか!!」
庵は目をきらきらさせて、ワニさんを見つめた。
「わにさんすげーな、つえー! よーっし、いおりもわにさんを捕まえるぞー!」
勢いよく拳を突き上げて、庵は砂浜を駆けていった。
「あっ……、ボクはワニには食べられてないよー……」
誤解を訂正しようにも、庵の背中はぐんぐん小さくなっていく。
「……お子様を脅かして、何をしてるんですか」
騒ぎに気づいた梢が、呆れ顔でやってきた。
「いやぁ、ささいな誤解がねー。……それより見て、ワニ拓とったんだ、ほら!」
かざした紙と、赤いすばるを見比べる。
「はー。なるほど、それで真っ赤なんですねー」
「うん、そうそう。で、アルナイルはどう? 満足のいく結果が出せた?」
「ふふふ……、有意義な時間が過ごせました」
大量の観察記録を残して、満足げに梢がうなずく。
「よかったねー!」
ぱちぱちとすばるが惜しみない拍手をおくる。
「しかし、まだまだです。場所を移して、長期に渡ってじっくり観察しますよ」
ワニさん観察はまだ終わらない。これから飼育の日々が始まるのだ。
「どこに連れて行くつもりなの?」
「そうですねー、飼育小屋に行きましょう。ワニが生活できるスペースがあります」
「うん、じゃー行こっか」
「科学者の好奇心に上限はありませんからね……!」
意気込む梢の後に続き、すばるはワニさんを連れて行く。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
笠井 月子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月05日
参加申し込みの期限
2014年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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