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〔銀河鉄道111系〕
【epilogue】
双葉 由貴
くんはすでに帰りの電車の中ですっかりはしゃぎ疲れて眠ってしまっていました。
「むにゃむにゃ……俺、もう食べられないよ……」
「ふふっ。こんなテンプレな寝言を言う小学生がほんとにいるなんてね」
長月 蒼
くんは自分の肩にコテンと身体を預けて眠ってしまっている由貴くんの頭を優しく撫でてやりながら言いました。
「……かぐや姫が男だったときは本当にがっくりきたけれど。うん、全体的に考えれば、まあ楽しかったよ。たとえこれがただの夢なんだとしてもね」
そう言って、蒼くんは中学生にしてはやや大人びた笑みを浮かべて、もう一度窓の外の星に目を移したのでした。
「火星の侵略者? いや、女子高生VS火星人? いやいや、あーくそっ! いい見出しが思いうかばねぇ!」
雨垂ミゾレさんはシートに腰を埋めて、新聞社や新聞社に売り込む記事の見出しを考えていました。
(今回はパンドラのときと違って、ピンボケじゃねぇ! 今度こそスクープ記事を売り込んでジャーナリスト王に俺はなる!)
志に燃えるミゾレさんが出版社に持ち込んだ件の写真を「なにこれ? 学芸会の写真? いまどきタコの火星人はないでしょw」と失笑されるのはそれから少し先のことになります。
大天使 天吏
さんはまだ窓の外を眺めていました。
(鳥さん、もう一度現れてくれないかな)
天吏さんは光輝く白鳥や鷲の姿をもう一目見てみたいと目を凝らしてガラスの向こうの空を見つめていました。
(でも、一度きりだからこそ美しい想い出としてとっておけるのかもしれないわね……)
くすり、と静かに微笑んで天吏さんは瞼の裏に焼きつけた光の鳥の姿をもう一度頭の中に思い浮かべるのでした。
如月 庚
くんは何事もなかったかのように読書を続けていました。
(……馬鹿みたいにはしゃぐのは柄じゃねぇ。どうせ神魂の仕業で、下手すりゃ明日には記憶が消えてるかもしれねぇんだからな)
と、そこでふと庚くんはポケットから月で拾った小さな石を取り出します。
本物かどうかもわからない小さな石の欠片は電車の照明を照り返し、庚くんに何かを訴えかけてくるようでもあります。
「ま、たまにはこういうファンタジーも悪くねぇ」
庚くんはぽそりとそう呟くと、ポケットに石を戻して、再び読書に戻るのでした。
「うぎゃああああああああああああああああ! 寝過ごした!」
歌星 姫音
さんは気がつくと全てが終わっていました。
「姫音は、姫音は、火星の勇者なのにぃぃぃぃ!」
姫音さんの悲痛な叫びが銀河鉄道の車内に殷々と響き渡ります。
「うーん。で、これは結局夢だったのかなぁ」
高坂 皐
はまだいまひとつ実感の掴めない銀河鉄道での体験に小さく首をかしげていました。
「ま、楽しかったからいいか」
からからと楽しそうに笑って、皐くんは銀河鉄道の旅の余韻に浸ります。
「ふーむ。どれもリアリティがなさすぎて、いまひとつ小説のネタとしては冴えないわねぇ」
薄野 一月
さんはそう呟いて、手帳にメモした今日の記憶をもう一度上から見直しました。
「まあ、楽しかったからよかったけどね。本当はもう少し遊んでいたかったけれど――俺の家は寝子島だからね」
夢はいつか覚めるものだから。
自分に言い聞かせるように、一月さんは一つ頷いて、ゆっくりと意識を現実へと戻す準備を進めていきます。
「かぐや姫にうさぎさん、またいつか会えるでしょうか」
月守 輝夜
さんも帰りの電車の中で静かに旅の余韻に浸っていました。
(まだ不思議な体験には慣れていませんけど、こういう不思議ならまたちょっと体験してみたいかもって思います)
はたして次はどんな出来事が待っているのでしょうか。
期待と不安をないまぜにしながら、輝夜さんは静かに目を閉じて電車の走行音に意識を傾けます。
「月のうさぎに火星タコ。いつかもう一度手合せ願いたいものだ」
まだ拳に残る熱の余韻にほうと息を吐き、
奈良橋 博美
さんが静かに言いました。
(自分ではそこそこ強いつもりでいたが……やはり文字通りの意味で宇宙は広かった。俺はもっと強くなる……!)
自らの力量を正確に見極めて、博美さんはさらに強くなる決意を新たにするのでした。
八神 修
くんは電車の中でデジカメの画像を確認していました。
「うん。どれもCGにしか見えないな」
せっかくの不思議体験だったのに残念だという気持ちと、寝子島のフツウを守るためにはこれでよかったのかという気持ちが彼の中でせめぎあいます。
(まあ、大事なのはこの体験を俺自身がどう活かすかだな)
どんな些細でおかしな出来事でも、それは自分達にとってかけがえのない日常のはずだから。
だから、今日の経験を明日に活かして、一歩ずつ進んでいこう。
静かな決意を胸に、修くんはデジカメのパワーを落としたのでした。
そうして銀河鉄道はゆっくりと地球へ降下していきます。
かくして彼らの一夜限りの銀河鉄道の旅は静かに終わりの時を迎えたのでありました。
Fin.
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担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月13日
参加申し込みの期限
2014年10月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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