this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ある手繋ぎイベント~手繋ぎペア選手権!~
<< もどる
1
2
3
4
5
「こんにちは」
突然、1組のペアに声をかけられた。よく見ると、寝子高生のようである。
「こんにちは。良い天気ですね……私、深縹露草と申します」
「私は天満七星ですわ」
「俺は都築源一郎だぜ」
「今日はバイトが入っていない日でしてね。神社近辺の草抜きをしている所なのですよ……ふふ」
話してみると、手を繋いでいるのは、手繋ぎペア選手権? というものらしい。
「寝子島高校では面白いイベントを行っているのデー……すね」
思わず素の口調が出そうになって、なんとか誤魔化す。そして、次のチェックポイントに向かうという彼らを見送った。
選手権……なら、まだ他にも何ペアが来るのかもしれない。
(あまり邪魔にならないよう気をつけなければ)
心に留め置いて、露草は草抜きを再開した。
「運営の手伝いをさせてもらえませんか」
イベントの数日前、
八神 修
は手繋 大志にそう申し出た。
(モテそうなのに手を繋いだことないのかー)
などと、大志が思っていたことは露知らず、である。
修が目指したのは、運営にも参加者にも街にも益をもたらすイベントだ。
同好会に入り、運営の手伝いをすることになって、まずイベントの詳細を聞いた。そこで気になったのは、賞が栄誉だけであるということ。
それを踏まえて、修はいくつか提案した。
イベントの説明書を作り、コース付近の商店に協賛を請う。協賛店はチラシへの店名掲載をする。その代わりに少額の協賛金(ジュース代・消耗品費等)と割引券を頂く。チラシを作成し、協賛店に配る。A6賞状用紙にカップル賞認定証を作成する、などだ。
それらを運営みんなで協力して実行した。
そしてイベント当日。
運営はチラシを配る側と、ルールの説明をする側に分かれ、それぞれ行動した。その間に、チェック係は所定の場所へ移動している。
修はマイク片手に、ルールの説明をした。
「飲んだ容器は係員に渡してください。100円戻します」
「チェックポイントでは、チラシにスタンプを押します」
イベントが始まってからは、修の仕事は各ペアのゴール時である。運営員と状況を電話確認し、それからスタンプを確認した。
やがて、参加した全員が戻ってきたようだ。参加した全員が戻ってきてから、運営は認定証と割引券をそれぞれのペアに渡した。それから、参加賞のジュースは全員に渡す。
ようやく空音と手を離して、優は再び溜息をついていた。
「……はぁ、これで終わりか? ったく、何なんだよ今日は……」
手を離してもいい雰囲気を周囲から感じ取り、昌也は隣のキュルビスに笑いかけた。
「今日は少し早いハロウィンみたいで楽しかったよ♪ 本番も楽しみだね♪」
(滅多に出来ない経験だった。楽しかった、和服、今度着てみるか)
そう、弦一郎は思った。
手を離す前、薫子は、ろっこん『お取り寄せ』を使った。繋いだ手の中に移したのは、ねずの湯で月詠にバレないように書いたメモだ。書いてあるのは、これから口に出す言葉と同じ。
「楽しかった、ありがとうじゃよ♪」
メモを月詠に渡して、薫子は笑顔で言った。
参加者はさまざまな思いを抱いて帰っていく。けれど、運営はまだ終わらない。片付けまでが運営なのだ。
「手繋さん」
修は大志に呼びかける。
「参加者が店の客になれば次回はもっとし易くなります。利益対象が多いほど上手く回るんです」
「次があれば、そういうのも良いな」
次があれば、大志はそう言った。それはただのフラグである。
運営の一員もとい、骨削瓢はにたりと嗤う。密かに隠しておいた重い荷物1個。それを、大志に運ぶよう頼む。
それを持ち上げようとする大志。それから。
「あっ、大志ちゃんセンパイ、真央ちゃんお手伝いするのだ!」
手伝う真央。協力して持ち上がる箱。重なる手。
「「あ」」
気づいてしまった大志と修の声、そして瓢の嗤い声が重なる。
真央は不思議そうに首を傾げた。
「大志ちゃんセンパイ、修ちゃん、どうしたのだ?」
手繋ぎしているペアが来なくなった頃。露草はいったん自宅に着替えに戻った。もちろん、ゴミ袋も持って帰っている。それから向かったのは、たまの贅沢として行っているねずの湯だった。
「銭湯、楽しみデース!」
そういえば……選手権はあの後どうなったのだろう。
(皆様が楽しめたなら良いデースね)
<< もどる
1
2
3
4
5
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
鳴葉ゆらゆ
ファンレターはマスターページから!
シナリオにご参加いただき、ありがとうございました。
鳴葉ゆらゆです。
手繋ぎイベントはいかがだったでしょうか。
無事に全員に、割引券とカップル賞認定証が渡されて良かったです。
楽しんでいただければ幸いです。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ある手繋ぎイベント~手繋ぎペア選手権!~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月03日
参加申し込みの期限
2015年03月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!