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【緩やかに昼下がりは流れて】
*姉妹仲良く……?
八葉 あいら
は学校が終わると真っ直ぐ家に帰ってきた。そして、昼食を取っていると、玄関から姉のるちるの声が聞こえてくる。どうやら帰ってきたように。
(やっと帰ってきたか……)
あいらは嬉しそうに瞳を細める。今日は旧市街の文房具屋へ行く予定なのだ。普段、旧市街への1人で行ってはいけないといわれている。その為、今日を楽しみにしていたのだ。
「お昼ご飯を食べた後、直ぐにでもいきます?」
「ああ! そうしよう!」
るちるの提案に、あいらは真剣な顔で頷いた。
暫くして、残暑の厳しい道をるちるとあいらは並んで歩く。そうしながらもあいらは旧市街へ行く事が楽しみなのか、るちるには妹の様子がいつもより子どもっぽく見える。
「そういえば、学校から帰る途中でねケバブ屋さんの前を通りました。今日はドンドルマというアイスの売りつくしだそうですっ」
「そうか……」
るちるが思い出したようにそういうも、あいらの頭の中は文具屋の事で一杯だった。そんな様子にるちるは思わず苦笑する。
「兎も角、もうすぐ旧市街です。そこもいい場所ですよ」
るちるはそういいながらあいらに笑いかけた。
「ここが、旧市街なんだな」
到着すれば、あいらが嬉しそうに声を上げる。静かだが、確かに楽しげな声色がもれ、るちるもどことなく嬉しそうに顔を綻ばせる。目的の場所、神野文房具店まではあと少しである。そこで出会ったのは髪の毛を1つのお団子に纏めた女の子である。あいらより少し年上だろうか?
「こんにちは。文房具店に行くのかなぁ?」
椎名 あさひ
があいらにそういえば、あいらは1つ頷く。
「よかったら、一緒に行かない?」
「そうだな。そのほうが楽しそうだ」
あいらは頷き、るちるも笑顔で応じる。3人はのんびりと文房具店へと進むのであった。
*神野文房具店で『素敵』を探そう
(あ、あった)
彩達の次にやって来た
桃川 圭花
は神野文房具店の佇まいを見、満足げな表情を浮かべた。
(そう、この佇まい……。こういうとこでいいの)
眼鏡を正し、圭花は店へ入っていく。普通に文房具を買うだけならシーサイドタウンの店でもいいのだが、今日は二学期の始まりで区切りもいい。折角ペンなどを買いなおすならば……と旧市街まで足を運んだのだ。
「消しゴムに、修正テープに、使いやすくてコンパクトな鋏……っと。それにクリップやシャーペンも欲しいかな」
1人呟きながらそれとなく見ていると、赤い髪とランドセルが見えた。ファイル売り場で1人の少女が少し困っているようだった。少女が手を伸ばす先には、五線譜のルーズリーフがある。
「これかしら?」
「! ありがとうございます」
少女は
リアーネ・ライニオ
と名乗り、ペコッともう一度頭を下げる。圭花もまた名乗り返えし、2人で店を廻る。
「圭花ちゃんも色々買うのね」
「うん。新学期だから文房具を新しい物に変えようとおもってね」
時折圭花が商品を取るのを手伝ってあげればリアーネが欲しかった五線譜模様のテープが見つかる。圭花も使い勝手が良さそうな鋏などを見つけて上機嫌。
「なんか凄く機嫌がいいのね」
「うん。学校が始まるって結構わくわくすることだって、あなた知ってた?」
リアーネはその言葉に頷き、2人は思わず笑い合う。そうしながら圭花ぽつりと、どこか遠くを見るように
「私は、この島に来るまでそんなことなかったから、今日初めて知ったんだけどね」
と呟いた。
暫くの間店の中を歩いていけばある程度の物は揃った。しかし肝心のペンが見つからない。
「さっき見かけた気がするけど……。あっちかしら?」
「あったけど……」
2人は直ぐにペン売り場へ着くが、リアーネが求めていたガラスペンが無かった。2人は店員を呼ぶことに。
「すみません、少し良いですか?」
リアーネが声をかけると、マキナがやって来た。その姿を見た圭花は思わず首をひねる。どこかで合った事があるような気がしたからだ。
「ガラスペンだったら、こっちだよ。万年筆のコーナーなんだ」
そう言ってリアーネを案内しようとするマキナを、圭花は止めた。不思議に思うマキナを見つめ、彼女はぽん、と手を打つ。
「どこかで見た事があると思ったら、思い出したわ。前に雨の日に、傘に入れてもらったことがあるのよね」
「あぁ、あの時の……」
マキナもまた思い出したようで、優しく微笑む。と、圭花は少し嬉しそうに言葉を続けた。
「私の事、わかる? あの時はどーも、ホントにありがとね♪ あの時はずいぶん大胆な声のかけ方をする男の子がいるんだと思って、ちょっとびっくりしちゃったけど」
「ふふっ、この見た目で異性と間違えられるから慣れているよ」
マキナがくすっ、と笑えばリアーネもつられて笑ってしまう。とりあえず3人で万年筆コーナーへ向かうのだった。
繊細な印象を持つ、色とりどりのガラスペンは息を呑むほど美しかった。初めて見るそれに、圭花は思わず見とれてしまう。それは傍らにいたリアーネも同じであった。
「こっちの蒼い物は昨日入ったものでね。寝子島に由来のある人が作ったそうだよ」
マキナの説明を聞きながら、リアーネは幾つものガラスペンを見て迷ってしまう。けれども暫くしてから赤と蒼の物を選んだ。
「へぇ、いい色ね。どうしてそれを選んだの?」
興味を持った圭花が問えば、リアーネは嬉しそうに、
「ママの瞳の色とパパの瞳の色だからよ」
と答えた。因みに彼女の母親は歌を歌う仕事をしているそうで、自分で曲を作る事もあるようだ。
しばらくして、圭花とリアーネもレジに並ぶ事に。その途中で見かけたのはチャーム付きの愛らしい鉛筆だ。それをみたリアーネは「今日はお使いだから……」と購入するか否か迷ったようだ。しかし、ついには1本だけ選び、一緒にレジに出すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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