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【シーサイドタウンにて その2】
<ひったくり事件が多発しております>
その日、寝子島シーサイドタウンでは、ある不良グループが集団ひったくり事件を起こすという出来事があった。グループメンバーが肝試しとスリルを名目にして、街のあちこちでひったくりを敢行したのだ。
「ひったくりだー!」
その怒声に、スーパーに入ろうとした
廻 春告
は振り返った。
「お」
スーパーの駐車場で、スーツの男性と若い男が鞄を取り合っている。鞄はどうやらスーツ男性のもののようだ。
「ひったくりだー……ぐあっ」
力負けして後ろへ転がる男性。若い男は反動のまま身を翻して走り出した。
「これは見過ごせないよな」
ひったくり犯の行方を追う。どうやら駐車場端にある自転車を目指しているようだ。
(それなら)
左目に付けた眼帯を外す。光の加減で七色に輝く目が自転車をとらえた。
——目の色変えやがれ
「……あれ!? あれ!?」
春告の予告通り、自転車にまたがったひったくり犯は目の色を変えて慌てふためいた。漕ぎ出そうとしても車輪が回ってくれないのだ。対象物のもつ機能を失わせる。これが春告の能力。
(これでお縄になるのも時間の問題だな)
と思ったそのとき。
「……あれ」
視界が真っ暗になる。ろっこんを使った代償のようだ。
(参ったな、母さんのお使いどうしよう)
ひったくり犯が捕まって、自転車の機能が戻るまで視力はおあずけらしい。
(仕方ない、ボーッとしてるか)
手探りでベンチに座り、しばらく大人しくする。
中学生の
穢土原 礫
は白昼堂々シーサイドタウンでナンパに繰り出していた。
「ねえ、俺とどっかに遊びに行かない?」
道行く女性に片っ端から声をかけていく。
「あら、若くて美味しそう……でもごめんなさい、あいにく取り込み中なの♪」
また今度遊びましょ。そう言って妖しく去って行ったのは
常闇 虚
。
「……ちょっと怖い姉ちゃんだな。まあいいや」
気にせず次の女性へ移る礫。
悲鳴が響いたのはその直後だった。
「なんだぁ、ひったくりだぁ?」
人だかりを弾いて、女性もののバッグを大事そうに抱えた屈強な男がこちらへ走ってくる。
「物騒だな、平和がウリじゃなかったのかよこの島は」
まあいい、面白い。にやりと口端を上げ、モデルガンを取り出す。
「Sit!」
悪態をついてから、
「どきやがれ!」
と高圧的に突撃してくる男の顔面目がけて引き金を引いた。
「ぐあ……目、目がああああ!」
悶絶する男。銃口から出たのは激辛チリソースだ。
「ご愁傷さん」
おまわりが来る前にずらかるかな。そう思い身を翻した先から、悲鳴が。
「またひったくりかぁ!?」
「待てー!」
ひったくり犯を追いながら
鈴原 天音
は自身の変化に気づいていた。
(ナニカが変わった感じがする)
天音、全速力で地面を蹴る。ろっこん「アンチェイン・エア」にてまずは体にかかる重力を軽くする。続けて、
(重くなれ!)
ひったくり犯の頭上でそう念じると、天音の体が一気に重くなり、
「んがっ!」
石のように重いキックがヒットした。
「やっぱりろっこんが変わったんだ」
息を整えながら歓喜する天音。ひったくり犯を捕えたこともそうだが、自身のろっこんに成長があったことも嬉しかった。これでもっと人の役に立てる。
(へーあれもろっこんってやつか?)
天音のひったくり犯撃破の瞬間を目撃し感心する礫。
さらに。
「うふふ、ご苦労様♪」
2人の伸したひったくり犯の元へ寄ってくる虚。
「あれ、さっきの怖い姉ちゃん」
「このひったくり犯が目指していたのはおそらく同じ場所。アジトがそこにあるのね」
比較的意識のありそうな、チリソースまみれの男の胸ぐらをつかむ。
「さあ教えてちょうだい、あなたの仲間がいる場所」
さもないと……。虚のプレッシャーに、つい口をこぼすひったくり犯だった。
シーサイドタウン外れの工事現場。ひったくり集団は仲間の帰りを待っていた。が、現れたのは仲間ではなかった。
「度胸試しにひったくりなんて、悪い子ねえ坊やたち」
虚の登場に躊躇するが、
「なんだてめぇ!」
一人が迫る。
「残念だけど、坊やたちの仲間はみんな捕まったみたいよ?」
「な!?」
「坊やたちは直接手を下してないみたいだけど、何かオソロシイことが待ってるかもねぇ」
後ずさりする集団。
「あら、私のことがオソロシイの? なぜ? 私が坊やたちのこと食べちゃいそうだから?」
頭上で金属がぶつかり合う大きな音がした。虚以外の全員が見上げると、鉄骨が何本も落ちてくる。
「うわああああ」
喚き散らす集団の目の前、虚の位置に次々と。が、虚は全く姿勢を変えず無傷で立っていた。舌なめずりし、今にも彼らに食ってかからん様相だ。
「ひ、ひい、バケモノだあぁ!」
「あら、逃げちゃうの? つまらないねぇ」
へっぴり腰で去るのを見送りながら、ハッと気づく。
(私の中のナニカが変わった? 誤字が……何だか分からないけど誤字が修正されたような……?)
虚のろっこんが1文字ほど変わった。
(まあ、なんでもいいわ♪)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
70人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月01日
参加申し込みの期限
2014年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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