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味覚の秋・米フェスティバル!
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小学生の
津田 亮悟
と
双葉 由貴
、そして高校生の
飛吹 勘助
、
山田 勘三郎
の一行は、更に
椎名 あさひ
と
ピーター・ビアズリー
が加わって、大所帯になっていた。
とりあえずぐるっと巡回してから、計画通り焼肉へ。
途中あさひとピーターに勧められ、
シダ 美穂戸
のベトナム料理の店『チュックマイマン』に立ち寄った。
「へえ、これが生春巻きか!」
「美味しかったよー」
ニコニコ笑顔をシダを見上げて、あさひが言い、ピーターも頷く。興味をそそられ、由貴は生春巻きを購入した。
「カムオン また来る またな!」
「またな!」
シダに手を振り返して、一行は生肉コーナーで銘々好きな肉を選んだ。
「俺は、ウィンナーと、レバーが好き、かな……ゆきは、何が、好き……?」
もふもふを小脇に抱え、勘助は由貴に貰ったチケットを渡して肉用の皿とトングを受け取った。
「うーん、どれがどれかわかんねぇや。とりあえず人数多いし、たくさんとらないとな!」
由貴は張り切っているようだ。
ちょっと張り切りすぎて、重さで よろめく由貴を、勘助は大きな掌で支えた。
「これくらい、へ、平気だって……!」
思わず突っぱねてしまったが、勘助のブルートルマリンの瞳に見つめられれば、ハッとして
「……あ、ありがと」
聞き取れるのか微妙な小さな声で、由貴は呟いた。
勘助はただ微笑んで、頷いた。
皆で買い集めた食材を、所狭しとテーブルに並べ、顔を付き合わせた一行。
気恥ずかしいけれど、初めて会う人も居るので軽く自己紹介を済ませる。
「初めての顔が多いな、よろしくな!」
勘三郎も、大きな声でまずは挨拶。
「いやあ、楽しいもんだねえ」
年長のピーターは、にこにこと人のよい笑みを浮かべて、一同を眺めた。
積極的で人懐こい子も居れば、内気で自分からは なかなか人とは打ち解けられない子も居る。
けれどもこうして不思議な縁で出会い、一緒に食事を楽しむ事が出来る。
「皆、よろしくね。テーブルを囲んで美味しいご飯を食べたら、もう私たちは友達だよ」
「あ、ねえ。みんなでカンパイしようよー」
あさひの提案に、いいんじゃないかなと賛成したピーター。
早速、飲み物を取りに行くため腰を浮かすが、もぞもぞしている勘助に目が止まって、声を掛けた。
「勘助君、だったね。良かったら、手伝って貰えるかな?」
「……はい! 喜んで。ええと俺は、コークがいいな……皆は、何がいいかな……」
気恥ずかしそうに、けれども意欲的に手伝おうとする勘助に、勘三郎も手伝いに名乗り出た。
「あ、俺も手伝うぜ。食う分は、体で払う!
とはいえ、ジュースに男3人もいらないだろうから、熱い飯でも貰ってくるか」
「ありがとう、頼もしいねえ」
「へへ。良かったぜ、一人でもそもそ食っても、つまらねぇし。無理言ったかいがあったってもんだ」
「あさひの ねこさんおにぎりも、摘んでねー」
紅一点となった あさひが掲げた、猫型のおにぎりに「おお!」と少年達は体を乗り出す。
もっとも由貴は亮悟と目が合って、慌ててそっぽを向いたのだが。
ただでさえ女装趣味があると思われているのに、可愛らしいものに興味を持っていると知られるのが、恥ずかしいらしい。
「よーし、飯も貰ってきたし。皆、じゃんじゃん食ってくれ!」
勘三郎が熱々の丼を手に戻ってきて、食事が始まる。
「「かんぱ――い!!」」
「遠慮せずどうぞ」
ピーターは小学生に奢って貰っている立場の勘三郎が、意識して少しペースを落としているのに目を留めて、自分の皿から肉を勧めてくれた。
「え、くれるの? いやー、わりぃなぁ。
おっちゃん、お礼に俺のごま塩やるよ! ごまが特別栽培で美味いんだぜぇ」
「おや、そうなのかい? じゃあ掛けて貰おうかな」
意外な反応に、勘三郎は気を良くして、満面の笑みで ごま塩を振り掛ける。
「ありがとう。……ふむ、日本の食べ物って、何でも美味しい気がするねえ。
パンも好きだけど、お米はまた格別。箸を使って食べるのが、またいいんだよねえ。
うちのかみさん日本人なんだけどね、箸の使い方を教えてくれた時は、こう、大豆を右から左に高速で……」
いつものように、愛妻家のピーターの『かみさんトーク』が冴え渡る。
「……あ、ピーターおじさん! お肉焦げてるよー!?」
「おっと!」
あさひに指差されて、ピーターは慌てて半分スミになった肉を、拾い上げる。
鮮やかな箸使いに、あさひが手を叩く。
「すごーい、上手だね、おじさん」
「そうかい? あちゃあ、焦げちゃったねえ……」
「勿体無ぇ~」
目の前で起こった悲劇に涙しながら、勘三郎は貰ったロースをぱくり。
「う……っ!?」
「う?」
トークを中断して、ピーターが勘三郎を見つめる。
「う……美味ぇ!!」
あまりに真剣な面持ちに、ピーターは爆笑し「そりゃあ良かった」と付け足した。
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担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月29日
参加申し込みの期限
2014年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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