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●災厄を撒き散らす者
マウル・赤城・スティック
はじっと動かない。
月乃たちとは反対側の廊下の端で、Gの群れと対峙している。
仁王立ちで、息を詰め、瞬きもせず。
距離を詰める。
次の瞬間。
マウルは弾かれた。
ブーメランで床を薙ぎ、はだしの足でGの群れを踏みにじる。
マウルもまた狩人だった。彼の動きには野生があった。
マウルは順調にGたちを仕留めてゆく。
しかし、彼の心に落ちた一粒の沁み――悪魔の虫が地を覆い尽くす時、『災厄を撒き散らす者』が現れる――それが彼の動きをほんの一瞬鈍らせた。足が滑り、バランスを崩す。マウルは頭からGの群れに突っ込む。
「マウルちゃん!」
Gを追い詰めていた望月が吼える。だが。
――沈黙。マウルは動かない。
黒い群れはマウルの身体ににじり寄り、腕に、脚に、背中に、這い上る。
見る間にマウルは黒い塊と化す。
「……っ!」
息を呑む。皆が見守る中、それは、突然、爆発した!
「オオオオォォォォォオオオォォ!!」
マウルは高く咆哮した。
それは声とはいえない音だった。
地響きか、嵐のうねりか、そういった人の耳には正しく聞き取れない類いの轟きだった。
四つん這いの姿勢のまま、ずんっとマウルは高く跳ねた。
振り払われたGが、雨のようにあたりに降り注いだ。
いきなり腕を横薙ぎに払う。戻す腕で横殴りにGを鷲掴みにし、数匹まとめて握り潰す。
皆、声がなかった。
マウルの後ろには道が出来た。Gの屍でできた道だった。
マウルは不意にブーメランを地面に放り投げた。
彼のろっこん<救いの手>が発動し、ブーメランから右腕が生える。
その手が、ぐしゃりと、Gの群れを押しつぶす。
床に残された手形はGの体液で黒光りしている。
ろっこんが解除される。Gの体液を滴らせた右手を持ち上げる。その姿は、まるで……。
「……『災厄を撒き散らす者』……」
月乃はそう口にして、自分自身の言葉に慄く。
あのアボリジニの伝承は、マウル自身のこと示していたのか?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月26日
参加申し込みの期限
2014年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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