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【らっかみおろし】第2区間:麓から町へ
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chapter.6 底なし沼3
「301……302……」
「ペースが落ちてきたぞ! もっと、もっと自分を押し上げろ!」
ペナルティ中の虎猫チーム。
立井 駒鳥
がムキムキお兄さんの熱烈な監督の元、沼っぺりで腹筋600回に挑戦している。
「さんびゃくさ…………ぐ」
仰向けのまま動けなくなる駒鳥。
「もうだめじゃ……一回休憩」
「なんだなんだ、あのときのお前はこんなヤワじゃなかったぞ!」
厳しい言葉を浴びせながらも、駒鳥を抱き起こしヤカンの水を口に注ぐ。
「さあ、たんと飲むがいい。600回やるまで続けてもらうがな」
「筆舌にし難い光景だな」
駒鳥の頑張りを見届けていた
八神 修
。褌男に抱えられて水を飲む駒鳥が少し哀れに見えた。
「ところで、チーム全員で600回やればいいんだな?」
「ああそうだ。誰か他に続きを挑戦するか?」
「なら、僕がやろうかな」
前に出る
光村 日向
を修が遮る。
「いや、光村はまだ休んでいてくれ。全力で走って疲れが残っているだろう」
「それは八神くんも」
「俺は大丈夫だ、駕籠を持っていないしな。50回できるかどうかのレベルだが、その後一気に回数を稼いでくれ」
「……分かった」
腹筋は駒鳥から修へバトンタッチ。
「……すまんのう。回復するまで待っておくれ」
「ああ、立井も十分休んでくれ」
「よし、303からスタートだ!」
(俺だって少しでも……フィジカルで貢献する)
修の腹筋がスタートしたとき、沼一帯に大きな声がこだました。
「ヘルプだ、ヘールプ!!」
ヘルプを要請したのは三毛猫チームだった。
「庚おにいちゃん、大丈夫?」
「庚、大丈夫か」
心配する
小島 海美
と
劉 瑞麗
。
「大丈夫……なわけあるかいっ!」
如月保育園園長、
如月 庚
。山駕籠を持ち上げ、背中には瑞麗、肩車で海美。全ての荷物を背負っていた。
「ちくしょう……ガス欠だ」
泥をはね除けるためろっこん「蒼穹」を乱発してきたが、さすがにハードすぎた。バランスを崩した拍子にらっかみさま人形が落ち、ズブズブと沈み始めている。これをろっこんで弾いてすくい出すのは壊すリスクがあった。
「庚に、沼越えは無理か」
「あほんだらでわがままなちみっこがいるからな……」
「おんぶは楽しんだから、るいりも次は協力する」
「わたしも肩車楽しかった!」
(俺……レースに参加してるんだっけ……ちみっこの世話係してるんだっけ……)
世界がぐるりと周回し、気が遠くなったところをムキムキお兄さんに支えられる。
「おっと……それじゃあペナルティだね!」
沼外へ運ばれる三毛猫チームに、ペナルティが課される。
「女子小学生が2人いるからって容赦はしない。ペナルティは懸垂である!」
「けん……スイ?」
「わたし知ってる! 鉄棒にぶらさがって肘を伸ばしたり曲げたりするの!」
「そうその通りだ! 鉄棒はないからあの木の枝につかまって、3人合わせて300回やってもらうぞ!」
「さんびゃく……」
庚はまた気が遠くなってよろける。
「だめだよ!」
海美が叫んだ。
「小学生女の子は斜め懸垂なんだよ!」
足を地面につけてする懸垂だ。
「何……そういえばそうだったな……よし、では君たち2人は斜め懸垂でよろしい」
この会話に海美のろっこん「誰とでも仲良く」が発動したかは定かではない。
「るいり、普通のケンスイでいい」
唐突に瑞麗、軽快にジャンプして枝につかまる。
「このくらいの訓練なら、るいりたくさんしてる」
「バカやろう……ここは俺に……」
「庚、疲れてる。休んでろ」
「……ちっ」
「るいりわがまま言って庚困らせた。今度はるいりが頑張る番」
瑞麗、しなやかな動きで懸垂を開始する。
「おお、美しいフォームだ」
ムキムキお兄さんたちの間でどよめきが起こった。
「るいりちゃんかっこいい!」
順調に沼を進む黒猫チーム。かんじき装着のためそこまでスピードは出ないものの、沼にはまるよりはかなりましだ。
「沼が広すぎて他のチームを抜いたかどうか分からんが、いいペースで来てるな」
冴木 竜司
は周りを見渡して言う。
「けんどもかんじきもだいぶ傷んできてるべ」
気を緩めてはいけない。制作者の
鈴野 海斗
が全員の足元を気遣う。
「そうですね、急ぎましょう」
鬼崎 つくし
はらっかみさま人形が落ちないようさらに気を配る。
(ここを確実に進んで、樹海での名誉を挽回せねば)
樹海での失態を思い返す竜司。まさかよりによって、まゆ先生の幻影に出くわすとは思わなかった。
(幻のまゆ先生も可愛かったなあ……まてよ、幻ということは俺の妄想のなすがままにまゆ先生を色々できたということか……! したらあのまゆ先生を捕まえたらあんなことやこんなこと好き放題できたんじゃないか……)
引き締めなおすつもりが、妄想の世界へどっぷり浸かる竜司。
(お兄ちゃん……またエッチな妄想をしてますね……顔で分かります)
つくしは握りこぶしを作り準備へ。
「あ、冴木さん、かんじき脱げてるべ」
「ぬおっ。ああ、俺としたことが」
海斗の声かけで現実世界へ帰って来る。生き延びた。
(危ない危ない、俺の悪い癖だぜ)
と、身を捻ってかんじきを拾おうとしたとき。
「あ」
バランスを崩し、のったりとした勢いで沼にうつ伏せで倒れてしまう。かんじきが脱げたせいで、沈んだ足をうまく上げることができなかったのだ。
(かんじきないとこんなにやばいか、沼)
弾みで山駕籠も沼へ。
「きゃあ!」
つくしの目の前にらっかみさま人形が落ちる。
「く、つくしちゃん、人形を守ってくれ!」
「はい!」
そう言っている竜司ももがきあがいて沼に沈んでいく。
「だ、だめ私だけでは支えられ……きゃあ」
姿勢を変えようとしたつくしもバランスを崩し、竜司の上へ重なって倒れる。
(ら、ラッキー! つくしちゃんの体が俺の体に密着してふごほごぶごごご)
つくしの体重も加わってずぶずぶ沈んでいく竜司。
「こ、これは一旦助けを呼んだほうがいいべな」
「……そうですね、すいません」
「ごぼ、がぽぽ」
黒猫チーム、ヘルプを要請。ペナルティゾーンへ。
「さあて、俺たちのペナルティは何かな?」
「体力ならまだいっぱいあるっちゃ」
ムキムキのお兄さんが全員で、山のほうを指差した。
「あそこに一つ抜けた大きな木が見えるだろう。あそこに置いてある褌を取って戻ってきてくれ。何人で行ってもいい」
「ふ、褌ですか……」
「俺の褌だ」
よく見れば、集団の一人が葉っぱで局部を隠している。
「きゃっ」
とにもかくにも、褌を取って来ないことには先へ進めない。
「よし、ここはオラが行ってくるべ」
土地鑑もある海斗が立候補する。
「いや、陸上部の俺の出番だろう」
ペナルティのきっかけを作ってしまったのは自分の妄想。せめてもの罪滅ぼしと竜司が挙手する。
「つくしちゃん、一緒に行くよ」
屈伸をしながら声をかける。
「は、はい! ……でも足手まといに……」
一緒に行けるのは嬉しいが、非力な自分がついていっていいものなのか。
「大丈夫さ、俺がつくしちゃんを抱っこするんだから!」
「? それだと逆に遅くなるんじゃねえべか?」
解せない海斗だが、つくしには理解できていた。
「はい!」
つくしの細身をひょいっと軽々持ち上げる竜司。ここまで樹海や沼地を切り抜けてきたが、つくしの体からは花畑のようなフローラルな香りが漂っている。触り心地もプニプニしていて柔らかい。まだ成熟に至る前の、女子の体だ。
「ううんこのアバンチュール! つくしちゃんのロリボディ最高!」
沼地全体に響き渡る大声で叫ぶ。
「よし、それじゃあスタートだ」
ムキムキ兄さんのかけ声でマラソン開始、と同時にトップスピードでギュイーンと斜面を駆け上がっていく。
「ほえ〜えれぇ速さだべ」
「速度もそうだが、走るフォームも見事だ」
お兄さんたちはフォームにうるさい。
「俺とつくしちゃんの合体ろっこん!」
「合体だなんて」
抱かれながらつくし、竜司の襟元をギュッとつかんで照れる。
「これならすぐですね!」
「ああ、しっかりつかまっていてくれよ!」
竜司のろっこん「性春パワー」とつくしのろっこん「つくしんぼう」。2人の力が合わさることで、その性能は2倍にも3倍にも膨れ上がる。
(沼でつくしちゃんにのっかられたときに思いついたんだけど、あのときは沈んでて声が出せなかったからな)
みなぎる圧倒的ロリコンパワー。褌のある木はもうすぐそこだ。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月17日
参加申し込みの期限
2014年09月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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