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おっぱい!おっぱい!!
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【おっぱいは××××だ!】
天国を見た男子はその後、それを駆逐する地獄を見ることとなった。
「う……ん、あ?」
生ぬるい感覚に目を覚ませば、短く息を吐きながら自分の上で前後運動をする柔らかなもの。霞んだ視界が晴れた時、何番目かの彼は短い悲鳴を漏らして体を強張らせた。
「あらぁ、目が覚めた?」
ひときわ短く息を吐き、
尾鎌 蛇那伊
は汗まみれの顔を上げた。
その姿は海パン一丁、そして自分も下着一枚といういろんな意味で極限の状態である。
蛇那伊が動くたびに蹴り上げられた痛みは薄れ、代わりに安らぎと共に快感を連れてくる。
「もうちょっと待ってねぇ。あと少しで全快だから」
動きが早まると、確かに体の倦怠感は取れていく。しかしその快感に伴う耐え難い状況に、彼は駆け上がる悪寒に身を震わせた。
「い、嫌なのに気持ちいいなんて……! これ以上はらめぇええ!!」
叫び声は化学室に響き渡り、全員の回復が終わる頃には涙に濡れた男達の姿があった。
「汚された……! 僕はまだ女子とデートもしたことないのに……!」
「チクショウ……雄っぱいが意外にフカフカして気持ち良かったなど……こんなもの認めるわけにはいかない……!」
「忘れろ……頼むから忘れろ俺の脳……!」
「おっぱいプリンで我慢しとけばよかったー……欲を出すからこんな目に……」
口々に後悔と自身への暗示を呟く面々を余所目に、月詠と絵梨菜は涙目になった黒子を慰めていた。
「ダメだよー黒子ちゃん。男の子は狼なんだから、触ってOK☆ なんて言ったら、怖い目見ちゃうからね?」
「男をあまりからかうものではない。彼らとて、燻る火を煽られれば燃え上がってしまう」
髪を撫で、苦言を告げる。それを大人しく聞き入れ、黒子は静かに頷いた。
涙目になった彼女の反対側で、涙目になった男達が屈辱に震える。
「賠償を……賠償を要求する!! おっぱいは触れんわ雄っぱいの味を覚えさせられるわ散々だ! ピンクフリルのパンモロ程度で俺達の心の傷を癒せると思うなよ!?」
ぎりぎりと歯ぎしりしながら怒りと憎しみを叫んだのは龍八だった。
そのまま、勢いよく女子へと振り返る。
「パイ拓を要求する! その柔らかな膨らみに墨を塗り、白い紙にその証を押し付けたまえ!!」
裁判ゲームの弁護士の如き仕草で宣言する。が。
「却下」
「事務所を通してください♪」
「あー……揉まれるよりはマシかな……」
「マジで!!」
やはり許可を出したのは黒子ただ一人だった。
それを受け、下心が紳士のように進み出る。
「君達、大丈夫だ俺に任せてくれ……。パイ拓が難しいと言うのなら、その閉じた胸を開き、余計な物を取り払って全てをさらけ出そう。具体的にはシャツの前を開き、ブラジャーをとって、おっぱいを見せtあぅぶ!!」
哀れ下心、今度は月詠に股間を蹴り上げられて床に沈んだ。
そのクリティカルぶりに、周りで見ていた男子全員が思わず股間を押さえてすくみ上がる。
「ま、まぁいい俺は贅沢は言わん。
吉祥寺 黒子
! 哀れなDT達に期待をさせた責任は取ってもらおう! 人数分のパイ拓をここに持ってくるがいい!!」
「分かったよ、うっせぇなぁ」
「仕方ないわねぇ。君達が覗きに来ないように外を見張っておいてあげるわ」
渋々といった様子で黒子、そして見張り役として同行した月詠、絵梨菜、蛇那伊が別教室へと去る。
期待に胸を膨らませた男達が化学室で大人しくその結果を待ち受けていると、五枚の紙を携え、黒子が化学室へと戻ってきた。
「……これで本当にいいんだよな?」
おずおずと差し出される紙を目にし、男子は声にもならない歓声を上げて踊り狂う。神からの授け物のように恍惚とした表情を晒す姿は、まさに思春期真っ盛りだった。
丁寧に疑似おっぱいのレシピまで書かれたその紙を粛々と畳み、頬を染めた微笑を以て胸ポケットへとしまい込む。
「パーフェクトだ……このパイ拓は温もりすら感じる!」
「あぁ、これは戦果と言っていいだろう! これを糧に、次の機会には生おっぱいを!!」
「い、いいのか!? ホントにこんなものもらっちゃってもいいのか!?」
「天罰下ったりしないかなー」
次への期待を高める者、想定していた以上の事態に戸惑う者。そしておっぱいの完成品は触れなかったもののレシピを手に入れ、雄っぱいとは言えど触ることができ、あまつさえパイ拓などという物まで手に入れた堂島 貞二は、両手を組んで神に感謝を捧げていた。
「神様仏様らっかみ様……! 俺、今日の思い出で高校卒業までは生きていけます……!」
その感謝の言葉を耳にし、女子三人は気まずそうに目を逸らす。
「じゃ、俺達は先に帰らせてもらうぜ。プリンはアンタらで分けてくれよ。……またな」
落ち着かない様子で化学室を後にする女子に、男子は声を限りに感謝を叫んで見送る。
その後、男達はプリンを肴に手に入れたパイ拓を再度見直したり、または頬擦りしたりしながら過ごしていた。
あまりの喜びように、蛇那伊は満足そうに微笑む。
「良かったわ、そんなに喜んでもらえて。胸を汚した甲斐があったってものね」
ぴしりと空気が凍る。
「……は?」
「あら、だって男として女子にそんなことさせるわけにはいかないじゃない。それアタシのおっぱいよ」
彼らの世界は、その瞬間色をなくした。
白目を剥き、泡を噴いて倒れ込む。恐らく放課後の保健室が一瞬で溢れ返る事態など、寝子高始まって以来だっただろう。
「お……雄っぱいが……」
そううなされる彼らは、しばらくおっぱいという単語だけで鳥肌を立てるほどのトラウマに苛まれた。
余談だが
八神 修
の作った世界一美しい女体人体模型は、その後生物室に寄贈されるもあまりの造形に美術室へと展示場所を変え、最終的に造形技術のコンテストに出展される。
もっともその美麗な胸元は、主にトラウマを負った数人の男子生徒が心の癒しの場、いわばリハビリの場としてこっそりと活用することとなった。
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あとがき
担当マスター:
井之上
ファンレターはマスターページから!
おっぱいおっぱい!!
そんなわけで、最初から最後まで「どきっ!☆ おっぱいだらけの化学室!」的シナリオ「おっぱい!おっぱい!!」は完結となりました。
ご参加いただきありがとうございました!
参加受付期間中、ツイッター上でまさかの「5RTでおっぱいシナリオ参加」タグが回っていたときは爆笑しました。
その後もアクション締切直前の不具合により、公式ツイッターアカウントで通常よりも多く「おっぱい!おっぱい!!」の文字が流れたりと、なにやらいろいろ起こるシナリオだったように思います。
そしてアクションを拝見したとき、妨害キャラが一人もいないとは思いませんでした。
まさかこのすべてが……おっぱいの魔力!!
女性陣のおっぱい防御の流れ、男性陣のおっぱいへのこだわり、そしてそれぞれのおっぱい作成方法など、いろいろと感嘆させて頂きました。
人生でこれほど長くおっぱいについて思考することは、きっとこれからもないように思います。
貴重な体験をさせて頂きました。
リアクション執筆にあたり皆様のダイアリーなども拝見させて頂いたのですが、シナリオリアクションに関連した称号が人気とお見受けしましたので、不慣れながらも皆様に贈らせて頂きます。お気に召しましたらどうぞお気軽にご使用ください。
次の機会がございましたらまたどうぞよろしくお願い致します。
それでは、皆さん一緒にせーのっ、
おっぱい!おっぱい!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
井之上
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月15日
参加申し込みの期限
2013年02月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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