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◆
夕方、
御巫 時子
はいつものように窓辺でお話しをしていた。
相手はもちろん、小鳥さん達。
肩に止まったり、膝の上でくつろいだり。
そんな姿を眺めながら、今日一日の出来事に耳を傾ける。
時々、そっと優しく優しく撫でたりしながら。
すると突然、鳥さんたちの声が聞こえなくなった。
今度は彼女の方から呼びかけてみるけれど……やっぱり、聞こえていないようだ。
不思議なこともあるんですね、と声も無く小首を傾げる時子。
三つ編みにした髪が、細い肩の上を滑っていく。
鳥さんたちの様子を眺めてみると、ちゃんと動いているし。
どうやら、時間が止まったりしたわけではなさそう。
きっと、じきに元に戻るだろう。
言葉がないと、自然と聞こえるのは鳥さんの羽音だけになる。
窓辺や近くの木に降り立つ柔らかな羽音が耳に触れる度、首を巡らせる。
そうして鳥さん見つけたら、優しく微笑みかけて。
周りが静かだから、だろうか。いつもよりも、早く気付けるようだ。
鳥さんたちの、ちょっとした目の動きや首を動かす仕草にも気をつける。
言葉が交わせなくても、それらの動きで完璧に……とまではいかないけど、なんとなくなら思っていることがわかる。
時子の思っていることも、伝わっているだろうか?
不思議なことが起こっているからだろうか、以前にお話したことのある鳥さんたちがちょこちょことやってくる。
一度話したことのある鳥さんは、皆ちゃんと覚えている。一羽一羽、違いがわかるから。
なんだか懐かしい気分になってきて、思わず時子の口元はほころんだ。
また一つ、降り立つ羽音。
顔を向けると、ヨタカさんが近くの木にとまっていた。
後ろに見える夕焼け空のせいだろうか、その視線は少し心配しているようにも思える。
そんなヨタカさんに、時子は柔らかく笑みこぼした。
――大丈夫、と。
言葉は無くても、きっと心は通じている。
ヨタカさんを手招いて、手の届く所まで来てもらう。
そうして、他の小鳥さんたちと一緒に、安心させるようにそっと優しく撫でてあげた。
そうしていたら、また鳥さん達の声が聞こえた。
無事、元に戻ったらしい。
鳥さんたちを優しく撫で、微笑みながら語りかける。
「もう、大丈夫ですよ……」
心配事のなくなったヨタカさんが、おもむろに近くの木へと移動する。
食事に出かけるようなので、
「いってらっしゃい……」
と、笑顔で伝える。
小鳥さんたちも、ばさばさと羽根を広げ始めた。
どうやら、彼らもそろそろ巣に帰る頃合いらしい。
皆の姿を、ゆっくりと眺める。
「また遊びに来てくださいね……」
夕暮の窓辺で、時子は柔らかく微笑んだ。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月04日
参加申し込みの期限
2014年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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